くらし情報『【難読】なんて読む?「乍ら」の正しい読み方』

2023年10月11日 11:00

【難読】なんて読む?「乍ら」の正しい読み方

内容の矛盾する二つの事柄をつなぐ意を表す。…にもかかわらず。…ではあるが。「学生―読書もしない」「知ってい―答えない」「狭い―も楽しく暮らす」

「我が宿の物なり―桜花散るをばえこそとどめざりけれ」〈新古今・春下〉

3 体言、副詞、動詞型活用語の連用形などに付く。ある状態のままにある意を表す。…のまま。…のとおり。「昔―の街道」「い―にして手に取るようにわかる」

「源氏の五十余巻、ひつに入り―、…得て帰る心地のうれしさぞいみじきや」〈更級〉

4 体言・副詞などに付く。
そろってそのまま、同じ状態にある意を表す。全部。…とも。それごと。「兄弟―技師になる」「三回―失敗した」

[補説]種々の語に付くが、概して、活用語に付くものは接続助詞、名詞・副詞などに付くものは「…の本質において」「…として」「…のまま」の意を表す。接尾語、または、副助詞と考えることもできる。中でも接尾語としての用法が古く、後に接続助詞としての用法が現れたという。同類の接続助詞に「つつ」があるが、近世以降は「ながら」が優位に立つようになった。


二つの動作・状態が並行して行われる意を表すとありますが、テレビを見ながらご飯を食べる、といったようによく使う言葉ですよね。

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