2023年10月14日 11:00
【敬語】「ありがとうございます」では不十分? お祝いをもらった時のお礼フレーズ
使う相手は見極めること
謙遜を表す敬語表現のため、基本的には目上の人に使う言葉だということは先ほどもお伝えしました。しかし「目上」と一言で言っても、近い先輩なのか、取引先相手なのか、社長なのか、さまざまな立場がありますよね。
「過分なお心遣い」はとてもへりくだった言い方のため、相手によっては少しオーバーでわざとらしい印象を与えてしまう可能性もあります。
つまり、近しい先輩に使うのは不自然なので、自分よりかなり立場が上の上司や社長、他社の目上の人などに使うといいでしょう。
Check!:使いこなせてる?「クッション言葉」の使い方と具体例
▶次のページでは、「過分なお心遣い」の言い換え表現を紹介します。
■「過分なお心遣い」の言い換え表現
それでは次に言い換え表現について見ていきましょう。
ここでは日常使いが難しい「過分な」にスポットを当てて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
◇「身に余る」
「身に余る」には「身分不相応である」という意味があります。
「過分」とほとんど意味は変わりませんが、「身に余る」の方が一般的に浸透しており、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。