2023年10月24日 06:00
知ってる? 「一口に言っても」と「一言で言っても」の違い
いろいろな種類があるものを1つにまとめた「○○」の言葉の後に「××」と続けることで、「一括りにはまとめられない」といった抗議や批判的なニュアンスを表す言葉です。
「言っても」の「ても」は逆説を表しているため、後に続くのは前の文の反対の概念が置かれ、「簡単に一括りにまとめられているけれど、本当はこうである」ということを伝えられます。具体例は後述の例文を参考にしてみてください。
◇「一口に言っても」と「一言で言っても」の違いは?
「一口に言っても」と似た表現で使い方に悩むことも多いのが「一言で言っても」です。
実はこの2つのフレーズ、使い方や意味に特に違いはなく「一言で言っても」も「一口に言っても」と同様の使い方が可能です。
■「一口に言っても」の使い方と例文
ビジネスシーンだけでなく日常会話でもよく耳にする「一口に言っても」。幅広いジャンルを一括りにした時や、複雑な話を簡易化した時になど、抗議や否定・批判の意味を込めて使われる言葉です。
ビジネス上では、複雑な話の内容を噛み砕いて述べる前触れとして使われることも多いですね。
▶次のページでは、「一口に言っても」の例文を紹介します。
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