実際に言葉を使う時は、こうしたニュアンスの違いに気をつけましょう。
■「昼下がり」の類語
昼下がりと似た表現はいくつか存在します。昼下がりよりもさらに時間帯を絞りたい時、またはもっと広い時間帯で示したい時などは、類語を使い分けることをおすすめします。
昼下がりと似た意味を持った、5つの類語をご紹介します。
◇(1)昼過ぎ
昼過ぎとは正午を過ぎた頃を意味する言葉で、夕方までの時間帯を表すことが多いです。「午後になってから」の時間帯を示したい時には、昼過ぎと言い換えてみてはいかがでしょうか。
◇(2)午後
午後とは正午を過ぎてから夜の12時までの時間を指します。昼過ぎが正午から15時頃までをイメージさせる言葉である一方、午後は「午後○時」と表現されるように計12時間存在します。
昼や夕方だけでなく、夜の時間帯も含まれるので、広い時間帯で表現したい時におすすめです。
◇(3)下午(かご)
下午は、昼過ぎや昼下がりと同じ意味を持つ言葉です。
古い言葉として使われており、昔は昼の12時から前後2時間を「午の刻(うまのこく)」と呼んでいました。そのため、昼を過ぎた時間として「下午」