「申し訳ありません」は間違い? 意外と知らない言葉の知識
■「申し訳ありません」を使う時のポイント
「申し訳ありません」は謝罪の気持ちを伝えられる言葉ですが、使う相手や状況によって表現を使い分けることが大切です。
例えば、社内の同僚や後輩など親しい間柄の相手に対して「申し訳ありません」と述べると、「そこまで恐縮しなくてもいいのに……」と、かえって相手に気を使わせてしまう可能性があります。
そのため、気心の知れた相手に謝罪をする時は、「迷惑を掛けて申し訳ない」といったカジュアルな表現の方が良いでしょう。一方、お客さまに対して大きなミスをしてしまったなど誠心誠意謝りたい時には、より丁寧な「申し訳ございません」を用いることをおすすめします。
きちんと謝罪の気持ちを相手に伝えるためにも、相手との関係性やミスの内容に応じて謝罪の表現を使い分けるようにしましょう。
■「申し訳ありません」の言い換え表現
「申し訳ありません」は、他の言葉にも言い換えができます。謝罪する相手や内容に応じて適切な表現を使い分けましょう。
◇(1)「心よりお詫び申し上げます」
「申し訳ありません」は、「心よりお詫び申し上げます」に言い換えができます。
「心からお詫びを伝えたい」