大嫌いだった“くせ毛”の自分。悩み続けた女性がたどり着いた「幸せな自分の愛し方」
取材・文:ミクニシオリ
撮影:大嶋千尋
編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部
自分のカラダを受け入れることは、誰でも簡単にできることではありません。身長や肌質、骨格、声質、毛質……「もっとこうだったらよかったのに」と思えば思うほど、理想どおりになれない自分を責めてしまうこともあるでしょう。
「私も、生まれ持った自分の性質をずっと愛せなかったし、大嫌いでした」
そう語ってくれたのは、天然パーマさんやくせ毛さんのためのヘアブランド「Curly Me」を立ち上げた、カーリーガールリンさん。小さな頃から、自身の天然パーマがコンプレックスだったそう。さらに、髪の毛だけでなく、体型や顔のパーツも「嫌いだった」と語る彼女ですが、現在のリンさんは自身の過去を明るく語り、ポジティブなオーラで周囲を元気にしてくれます。
そんな彼女が教えてくれたのは、自身のコンプレックスを武器に発信活動をしようと思った理由と、自分の持つ“個性”の愛し方でした。
■どうして私は人と違うんだろう……世間的な「美」を追い、自分を責めた
――リンさんのカールヘア、とっても素敵ですけれど……ご自身では、コンプレックスを感じてらっしゃったんですよね。