くらし情報『「会社に行きたくない」一度でもそう思ったことがある人に読んでほしい本』

「会社に行きたくない」一度でもそう思ったことがある人に読んでほしい本

が描かれている。しかしその瞬間は、劇的なものではない。仕事のちょっとしたミスの瞬間や、いつも通り繰り返してしまったクセに気づいてしまった瞬間。どれもこれもありふれた出来事なのだが、周囲の人々からかけられる声や、変わっていく環境の中で、何かに固執していた自分に気づくような、そんな瞬間がある。

「自分にとって、本当に大切なものってなんなんだろう」。その答えに気がついた時、登場人物はほんの少しだけ、変わる。社会で働くいい歳のオトナたちは、基本的な性格なんてなかなか変わらない。キライな自分のクセだって直せない。
だけど、ちょっとだけ考え方を変えたり、いつもしない行動をしてみたりすることで、前に進むのだ。

それぞれの登場人物に、勇気づけられる瞬間があった。別に大きく変われなくたっていい、ただ、考えて行動し続けていれば、人生は続いていく……当たり前のようで、なかなか考えさせられることのない教示をもらった。■会社って、不器用な人々の集まりだ

それに、自分とは違う立場の登場人物の話にも、感じ入るものがあった。たとえば”問題発言”の線引きが分からず、職場の部下から白い目で見られがちな中年社員。

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