医療費って節約できる? 知っておきたい節約ポイントと助成金制度
病院によっては、休日加算よりも時間外加算のほうが割安であることが多いので、どうしても平日の日中に行けない場合は、平日の仕事終わりでも開いているクリニックなどを探すのがおすすめです。
また、節約の観点からいえば、「はしご外来受診」はおすすめしません。あちこち病院を回るたびに初診料が発生してしまいます。
■助成金制度や労災保険の活用も
高額な医療費が見込まれるときに申請できる「高額療養費制度」や「限度額適用認定証」を利用して、会計時に負担額を減らすこともできます。
一世帯で年間10万円以上の医療費が発生したら、確定申告で医療費控除を申請しましょう。薬局で購入したかぜ薬代や、病院に行くためのバスや電車の交通費も含めて申請できます。大人の歯列矯正をした場合でも、医師が必要と認めた場合は医療費控除の対象となりますので、医師に相談してみてください。
医療費控除額の10万円までは達しないけれど、対象となる医薬品の購入費として年間1万2,000円〜8万8,000円が発生した場合は、「セルフメディケーション税制」を活用して所得控除できます。
通勤途中や仕事上の事由で怪我や病気をした場合は、健康保険ではなく労災保険が適用されます。