仕事も家庭も諦めない! 地元で叶える「沖縄キャリ」。オリオンビール・宮城恵梨奈さんの働き方
取材・文:ミクニシオリ
撮影:大嶋千尋
編集:中納俊/マイナビウーマン編集部
都会か、地元か……アラサー女子にとってだけでなく、働く人全員にとって「永遠のテーマ」ともいえる、究極の二択です。
都会は企業の数が多く、働き方や希望職種を選びやすい一方で、高い家賃や人混み、満員電車など、ストレスの溜まる生活を強いられやすいもの。一方田舎は混雑が少なく、憧れるスローライフは送りやすいものの、土地で見つけられる仕事は、都会と比べるとかなり限られてしまいます。
沖縄県に本社を構えるオリオンビール株式会社で働く宮城さんは、ライフステージの変化によって、住む場所を変えざるを得なくなったと言います。就活の軸にもなった「地元である沖縄を支えたい」という思いを胸に、関東×沖縄の2拠点で「ほぼフルリモート生活」をしています。
■地元でのUターン就職。
花形部署への異動には驚きもあった
オリオンビールと聞くと、沖縄の海をイメージしちゃいます。宮城さんはなぜ、沖縄の企業に就職しようと思ったんですか?
実は私、沖縄生まれ沖縄育ちなんです。大学時代に留学で一度沖縄を出たのですが、就職活動を進めていくうちに「地元・沖縄に貢献したい」