スリール株式会社(本社:東京都文京区、代表:堀江 敦子)は、全国の働く女性600名を対象に「働く女性のキャリア自律に関する意識調査」を実施し、アンケート内容を分析した『女性のキャリア自律白書』を2024年3月21日(木)に公開いたしました。『女性のキャリア自律白書』詳細URL: 女性のキャリア自律白書●調査概要調査概要:働く女性のキャリア自律に関する意識調査調査期間:2023年9月13日~14日調査方法:インターネット調査有効回答:以下の業種で働く全国の女性社員600名(育児期:300名、若手/子育てしていない:300名)建設業、製造業、情報通信業、金融・証券・保険業、不動産業、サービス業、商社・卸売り・小売業、医療・福祉、教育業アンケート調査の中で、若手、もしくはまだ子育てをしていない女性300名のキャリア継続意識を分析したところ、将来「結婚/妊娠/子育てを理由に退職すると思う」と回答した人(※)は4割以上いることが分かりました。※「続けるか分からない」の回答も含めるこれから先の働き方について第1子出産後も就業を継続する割合は以前よりも上昇して、以前に比べ出産を理由とした退職は少なくなったものの、調査の中では「仕事と子育ての両立をする自信が無い」、「平日夜・日曜祝日の勤務」(サービス業/医療・福祉業での選択が主)、「子どもが小さいうちは子育てを優先させたい」といった理由で就業継続について悩む女性が多くいることが分かりました。これからますます変化が予測できない時代となっていくことを考えると、個人個人がキャリアを描き、行動していく「キャリア自律」がより求められます。次世代の女性が不安なく自身のキャリアを築いていくためには何がポイントとなるのか、本白書では「キャリア自律」の促進要因や阻害要因と考えられるポイントにについて、働く女性600名の声を分析し、まとめています。全項目、比較をまとめた調査データは以下よりダウンロードいただけます。 ■パパママ先生バンク募集のお知らせ■本調査でも、(既に働いている)次世代女性のおよそ7割がロールモデル不在と答えていましたが、社会に出る前の学生ならなおさらのこと。身近にロールモデルが少ないことから、ライフキャリアにおける自身の将来のイメージが持てず、不安を抱える学生が増えています。学生が将来“働くこと”や“家庭を築くこと”について見聞きできるのは、多くの場合、身近にいる家族や知り合いのみといった状況があります。そのため、自身が思い描く将来像があっても「自分には無理だ」と諦めたり、選択肢を制限するといったケースも少なくありません。結婚・出産といったライフイベントについても、乳幼児とのふれあいなど、実際に経験したことがないことで、ハードルを高く感じてしまうケースも多く見られます。こういった学生の状況を受け、2023年末にはこども家庭庁による「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン」の中に具体施策として「若い世代の乳幼児とのふれあい体験」が新たに加わりました。学生時代からこどもと関わることや、多様な家族の在り方を学ぶ機会を広げていくための取り組みが進められています。そこで当社は、次世代の学生に“多様な生き方サンプル”を伝えていくための第一歩として、子育てと仕事の両立をされている社会人の方にご協力をいただく「パパママ先生バンク」の運営を開始しました。ゆくゆくは子育てに関わらず、多様な生き方をされている方へも広げていきたいと考えています。「パパママ先生バンク」にご賛同いただき、エントリーをいただける方を募集します。エントリーフォームURL: 当社は、ダイバーシティ・女性活躍推進を進めていく仕組みを支援していくと同時に、誰もが自分らしい人生を諦めずに納得した選択肢を選べる社会を目指して、企業の人材育成、組織のコンサルティングに尽力してまいります。■スリール株式会社企業概要代表 : 堀江 敦子設立 : 2010年11月所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷三丁目30-10 本郷K&Kビル5階・6階小野田総合法律事務所内 social hive HONGOHP : 業務内容: 企業向けコンサルティング・研修、ライフとキャリアのデザイン教育(ワーク&ライフ・インターン運営)、個人向けセミナー開催など 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月19日■全国の「私らしく働く人」に会いに行きたい記念すべき連載の第一回目は、編集長の中納が担当します。毎日、終わらないデスクワークと次から次に舞い込むミーティングに追われ、今では取材に出ることも少なくなってしまいましたが、今回は久しぶりに現場に出かけました。このマイナビウーマンの編集部に来たのは2年前なのですが、この連載はその当時からやりたいと温めてきた企画です。日々トレンドを追いかけるメディアとしては、どうしても情報自体が首都圏に偏りがち。自ずと取材対象も東京が中心になってしまいます。でも「働く女性」に向けて情報を発信しているマイナビウーマンの読者は、東京だけではありません。全国各地どの街にもいます。だからこそ、この連載では全国津々浦々で「自分らしく、働いている人」に会いに行きたい。仕事や土地への想いを聞かせてほしい。そんな気持ちからこの連載を始めました。■苦難にも負けない「たくましさ」と「チャレンジ精神」飛行機で降り立ったのは、雪がちらつく真冬の熊本県。前に来たのはもう10年以上前なので、かなり久しぶりの熊本です。意外かもしれませんが、前回に熊本で取材したのは熊本城や田原坂などの歴史スポット。当時は歴史雑誌の編集者をしていて「西南戦争ゆかりの地を巡る」という渋すぎる取材でこの地を訪れました。それからなぜ華やかな女性メディアの編集者になったのか……は、いつかお話させてもらえればと思いますが、私のキャリアのスタートは出版社で、長いこと紙とにらめっこしながら生きてきました。今回取材をお願いしたのは、そんな紙のスペシャリスト「城野印刷所」で広報として働く江河真喜子さん。創業は大正5年、熊本で100以上年も続く歴史ある印刷会社です。熊本空港から車で20分ほどの好立地な益城町に、江河さんが働く城野印刷所はあります。巨大な印刷機がいくつも稼働しているとあって、社屋がとても大きなこと、また100年の歴史があるとは思えないほど新しいことが印象的でした。「会社がちょうど100周年のときに熊本地震が起き、社屋も大きく損傷してしまい、それから新しく立て直しました」ここ益城町は、熊本地震で大きな被害が出たエリアでした。全半壊は約6,200棟、一部損壊を含めると98%を超える住家が被害を受けたそうです。出版不況の影響もあり、城野印刷所はこの地震をきっかけに廃業の危機に。なんとか踏みとどまったものの、数年後にはコロナ禍……。事業への影響も少なくありませんでした。でも、今も城野印刷所では130人以上の社員たちが生き生きと働いています。まったく違う業界で働いていた江河さんが入社を決めたのも、同社が幾度の危機に負けない「たくましさ」だったといいます。「私はもともとホテルや飲食などの印刷業とはまったく違う分野の企業で勤めていて、前職も県内のコスメメーカーで広報として働いてきました。2023年に城野印刷所への転職を決意したきっかけは、約20年にわたって仕事ひと筋で突っ走ってきましたが、一旦これで一区切り。これからまた20年働くとして今度は『何か後世に残るようなことにチャレンジがしたい』と思いました。そんなときに城野印刷所ですでに働いていた前職の先輩にお声をかけていただき、困難にも負けず100年の歴史を紡ごうと新しい取り組みにチャレンジしている会社の姿勢に魅力を感じて、一緒に働かせてもらうことにしました」■お客様の想いをカタチにするために、印刷だけにこだわらないそうして城野印刷所で働くことになった江河さんですが、実は同社には「広報」という職種がなかったそう。初の広報社員として業務をスタートしたほか、印刷業だけでなく新たな取り組みにもチャレンジされています。「現在の業務は、広報プランナーとしてブランディングを推進することやメディアへの広報活動が主軸です。広報の経験は長いですが、これまでのtoCの商材とは違い、今は印刷業とあってtoBの発信も多いので最初は戸惑いもありましたね。でも新鮮さもあってやりがいを感じています。あと、これまで広報という専属部署がなかったため、私が入社してからはメディアへ情報発信を続けることで、テレビの取材も来てもらえるようになりました。社員からが『家族から、お父さんが働いている会社に中継がくるってすごいねー、と言われたよ』と話してくれて、広報のやりがいを改めて感じました」「また、私の他の業務の中である新事業『就活応縁くまもと』では、です。熊本で働きたい学生と地元の企業をつなぐスカウト型の就業支援サイトになります。この運営にも携わっています」熊本で創業し長い歴史を持つ同社だからこそ、県内の多くの企業や大学と接点があり、地元に密着した就業支援が可能とのことで、2021年9月からサービスをスタート。すでに県内の多くの企業や学生が参加してくれているそう。とはいえ、印刷業とはまったく毛色の違う事業。チャレンジした理由は何だったのでしょうか。「弊社は県内だけでなく全国1,300以上の学校から請け負う卒業アルバムの印刷が事業の柱です。卒業アルバムって実は1冊1冊に手作業が入っていて職人技が必要な難しい印刷なんですよ。ところが、今では出版不況や職人さんの減少もあり、全国でアルバムを請け負える印刷所はわずか数社しかなくなってしまいました。そんな状況だからこそ、この印刷技術をこれからも残していくためにこそ印刷事業だけに固執するのではなく、地元で100年続くという企業のリソースを生かした新事業にチャレンジしました」取材中、江河さんの隣には新入社員と大学生も座っていました。彼女たちも江河さんが携わる新事業「就活応縁くまもと」の一環で、同社で働いています。「彼女たちのように、生まれ育った地元の熊本で働きたいと思っている学生は大勢います。また県内には業績や待遇、将来性も兼ね備えた優良企業もたくさんあります。でも、そのマッチングがうまくいかず、優秀な若い人材が県外に出てしまう、企業は人手不足に陥ってしまうという負のスパイラルがあるのが現状です。新事業ではこの両者の橋渡しをすることで、熊本を盛り上げたい、元気にしたいという想いも込められています」■キャリアの折り返し。テーマは「次の世代へのバトン」広々とした社屋も案内していただいたのですが、1階では巨大な印刷機や手作業で卒業アルバムの印刷に取り組む職人たち、2階ではPCに向かってデスクワークに励む社員たちの姿がありました。また、社員の年齢層もインターン生の大学生もいれば、長年にわたって印刷機と向き合ってきた熟年の職人さんの姿も。そんな「伝統」と「先進」の両立こそが、今の同社の強みだと感じました。「私はこれまで20年働いてきましたので、今はちょうどキャリアの折り返し地点だと思っています。これまでは自分のキャリアを積むためにがむしゃらに働いてきましたが、今は次の世代にバトンを渡していくことも意識するようになりました。仕事の進め方やスキルももちろんですが、自分が広報に新事業に取り組む姿勢を若い社員や学生たちに見てもらえたらいいなと思って働いています」広報と新事業の両方の業務、さらに若手の教育まで進めるのは、なかなか労力がかかりそう。大変ではないですか? と聞くと……。「前職をやめて今の会社に入ったときには、ワークライフバランスの『ライフ』の方を多めにしようかと思っていたのですが、結局できずにバリバリ働いていますね(笑)。もちろん、新しいことに取り組むのは大変さもありますが、自分の頑張りが100年続いてきた会社の次の100年につながるかもしれないと思うと、いつもワクワクしますよ」そんな仕事に熱心な江河さんは、結局多めになってしまったワークではなく『ライフ』をどんな風に過ごされているのかも気になるところ。「オンオフはしっかりとつけるタイプなので、オフのときは仕事のことは考えずにしっかりと遊びます。おでかけが好きなので、県内の人気なカフェに行ってみたり、遠くまで旅行に行ってみたり、休日はすごくアクティブですね。男兄弟の中で育ったからかもしれませんが、ひとりでお店でも旅でもどこでも出かけられます(笑)」取材に同席していた社員や学生から「意外!」と声があがるほど、オンオフをきっぱり分けている江河さん。オフの時間はしっかりとリラックスして過ごすことが仕事を頑張れる秘訣とのことでした。■私の原動力は「熊本への恩返し」最後にもう一度、お仕事の話を。熱量たっぷりで仕事に向き合う江河さんに「その原動力は何なんですか?」と尋ねました。すると「熊本への恩返し」という言葉が返ってきました。「私は大分県の出身なのですが、いろんな方とのご縁で長く熊本で働かせてもらってきたので『熊本に育ててもらった』という感謝の気持ちが強いです。学生たちと話していてもみんな熊本が好きですし、企業の方々もそう。もちろん、うちの会社で働く社員たちだってそうです。創業から100年も続いてこられたのは、地域の支えがあったからこそ。やはり熊本のおかげだと思っています。最初にお話しした『後世に残すことにチャレンジしたい』というのも熊本への恩返しの想いがあります。私は広報として社内外に魅力をアピールすること、新事業にもチャレンジすること、それが会社を次の100年につないでいくと思いますし、熊本への恩返しになると信じています」・・・・・雪がちらつく寒い日でしたが、江河さんはもちろん、城野印刷所で働く皆さんが抱く仕事への、熊本への熱い想いに、すっかり寒さを忘れて汗ばむぐらい取材に熱中させてもらった一日でした。ありがとうございました。今回訪れたのは……「熊本県・益城町(ましきまち)」空港や九州自動車道のインターチェンジがあり、熊本の玄関口ともいえる交通の拠点。熊本市内へのアクセスも良いことからベッドタウンとして住宅街も多い。人口:33,234人(2024年2月時点)(マイナビウーマン編集部)
2024年04月09日アサヒグループ食品は、3月8日の国際女性デーにあわせて、30〜50代の働く女性を対象に「女性の働き方と女性特有のゆらぎ症状への実態調査」を実施しました。■長く働きたい意向の女性がいる一方で、健康面の悩みや将来への不安も近年、世間では「女性の働き方」が話題になるなど、女性たちが昔よりも自分のキャリアを意識して、自由なライフプランを設計しやすくなってきました。しかし、働くことに前向きな思いとは裏腹に、「女性特有の体調の変化」が仕事への影響を及ぼしてしまうことも。そこで今回、30〜50代の働く女性に、自身の働き方や体調の変化、今後のキャリアについて調査を実施。何歳まで働きたいか、働く目的、働く上での悩み、感じている更年期障害についてなど幅広く質問しています。また、更年期障害や体調のケア関連で職場に欲しい制度や、近年注目されている「フェムケア」「フェムケアフード」の認知度も調査しています。■働く目的は「生活のため」が大多数。50代は人との繋がりや楽しさもまずは、30〜50代女性たちの働き方について調査。働くことの目的は各世代「自分の生活のため(30代:84.4%/40代:87.3%/50代:89.8%)」が大多数でした。年代ごとの傾向も見られ、50代は「人との繋がりを持つため(27.5%)」「働くことが楽しいから(22.2%)」といったポジティブな理由を選択した人が、30代・40代と比べて多い結果となりました。現在の生活や老後のためのお金を稼ぐことが目的で働いている人が多い中でも、社会的自立を目指して働いている人もおり、社会の中での女性の役割の意識が、昔と比べて変化してきていることがうかがえます。■約半数が定年付近まで働きたい!生涯現役派は12.4%に何歳まで働きたいか聞いた質問では、多くの企業で定年とされる「〜60歳(19.4%)」「〜65歳(27.8%)」と回答した人が全体の約半数を占めました。「生涯働き続けたい」と回答した人も12.4%いました。結婚や出産など、ライフステージの変化にかかわらず仕事を続けたいと回答した人は全体の約7割。今後も社会における女性の活躍が期待できます。■日本は女性の活躍が進んでいないと感じる人は95%に世界と比較したとき、日本は女性の活躍が「進んでいると感じる(4.6%)」と回答した人はごくわずか。理由としては「男性よりも給与が低い(30代:41.9%/40代:38.6%/50代:44.3%)」「家事・育児と仕事を両立できる制度が整っていない(30代:39.5%/40代:45.2%/50代:40.7%)」等に票が集まりました。ライフステージの変化に関わらず仕事を続けたい女性が多い今、給与や制度もブラッシュアップが求められていると考えられます。■30代約4割、40代約6割、50代約7割が更年期障害を自覚続いて、女性特有のゆらぎ症状や更年期障害について調査。更年期障害と感じる症状を自覚している人は、30代は38.9%、40代は63.3%、50代は68.9%と、年を重ねるごとに増える傾向がわかりました。具体的な症状としては「疲れやすさ、息切れ(30代:20.4%、40代:31.9%、50代:34.7%)」が全年代で1位に。50代の2位は「寝つきや睡眠の質の悪化(25.7%)」だった一方で、30代の回答率はわずか5.4%。年代によって、感じやすい症状にも変化があると考えられます。日常において最も悩まされている更年期障害について聞いたところ、コントロールが難しい更年期障害ならではのつらい体験談が多数寄せられました。<更年期障害で困っていること10選>・次しようとしていた仕事を思い出せない(東京都・30歳)・PMS症状がひどくなってきた(大阪府・34歳)・疲れやすく、子どもと沢山遊べない(神奈川県・37歳)・汗をかきやすく、社内での温度調整が困る。人に合わせないといけないので(大阪府・41歳)・朝方に目が覚めてしまうので仕事中に睡魔に襲われる(神奈川県・45歳)・いつどこで発生するかわからない、予測できないこと(大阪府・46歳)・ちょっとしたことで子どもにイライラして当たってしまう。後で猛省するが、子ども達の心が離れていかないか心配(茨城県・49歳)・突然、ざわざわと気持ちが落ち着かなくなる(神奈川県・56歳)・お客様との打ち合わせ中にホットフラッシュが起きてしまうこと(埼玉県・57歳)・疲れやすく、仕事が終わり帰宅しても、何もする気が起きない(東京都・58歳)■更年期障害対策1位「睡眠の改善」。対策していない人は「方法を知らない」更年期障害を自覚している人のうち、対策を行っている人は約6割という結果に。1位は「睡眠の改善(30.9%)」、2位は「運動(29.8%)」、3位は「入浴・温活(28.1%)」で、基本的な生活習慣を見直すことで対策している人が比較的多い結果となりました。対策をしていない人も3割以上いました。その理由としてはそもそも「対策方法を知らないから(44.1%)」が1位。正しい対策方法を知ることで、更年期障害が楽になる場合もあるかもしれません。更年期障害の悩みについて相談する相手がいる人は約6割でした。相談していない人にその理由を聞いたところ、「相談して解決するとは思わないから(41.7%)」「相談が必要なほど気にしていないから(29.6%)」という声がありました。■働き続ける上での不安1位「体力不足」2位「健康維持」、5位に「更年期障害」今後働き続けるにあたって心配なことの全体の1位は「体力不足(53.4%)」、2位は「健康維持(49.0%)」でした。「更年期障害(27.0%)」は5位で、働く上での不安な要素の一つになっていることがわかります。年代別で見ると、健康面への不安は年を重ねるごとに増していく傾向もうかがえます。■「フェムケア」認知度は19.8%、「フェムケアフード」認知度は8.4%更年期障害対策としてサプリメントの服用や病院の受診などがある中で、「フェムケア」の認知度を調査しました。「知っており、使用している」または「知っているが、使用はしていない」と回答した人の割合をフェムケアの認知度とすると、19.8%。年代別で見ると30代は24.6%、40代は18.1%、50代は16.8%でした。また、「フェムケアフード」の認知度は8.4%で、30代は13.2%、40代は5.4%、50代は6.6%という結果に。健康面への不安がより大きいのは50代でしたが、「フェムケア」「フェムケアフード」の認知度は30代の方が高く、50代にはあまり知られていないことがわかります。■職場に更年期障害関連の制度が欲しい人は半数以上に職場に更年期障害・フェムケア関連の制度を導入してほしいと思う人の割合は半数以上でした。中でも「更年期障害、ゆらぎ症状による休暇制度(27.2%)」と回答した人は約3割でした。「ゆらぎ症状」とは、ホルモン量の増減によって起こる様々な症状のこと。その重さも人によって異なります。予防しにくい症状だからこそ、休める制度が欲しい人は多いと考えられます。■年齢を重ねても自分の人生を楽しんでいそうな憧れの女優ランキング最後に、年齢を重ねても人生を楽しんでいそうな、憧れの女優を回答してもらいました。1位は石田ゆり子さん(35.6%)、2位は松嶋菜々子さん(10.6%)、3位は篠原涼子さん(4.8%)という結果になりました。◇【選んだ理由】1位:石田ゆり子(35.6%)・年齢を重ねても、柔らかく可愛らしいイメージのままだから(大阪府・39歳)・無理をしていない、自然体な雰囲気があるから(熊本県・46歳)・きれいでいきいきしているように見えるから。憧れの存在(神奈川県・56歳)2位:松嶋菜々子(10.6%)・歳を重ねてさらにきれいになっているから(千葉県・32歳)・いくつになってもきれいで上品な人だから(東京都・32歳)・家族も大事にしていると感じる。公と私をしっかり分けているイメージがある(愛知県・48歳)3位:篠原涼子(4.8%)・いきいきと仕事をしているので(大分県・31歳)・いつまでも若々しく、人柄が変わらないから(福岡県・40歳)・いつまでも美しいから(千葉県・48歳)■【調査概要】「女性の働き方と女性特有のゆらぎ症状への実態調査」調査期間:2023年12月13日〜14日調査対象:全国の30代〜50代の働く女性計500名調査方法:インターネット調査調査会社:ネオマーケティング(エボル)
2024年03月25日株式会社マイファーム(京都府京都市、代表取締役:⻄辻 ⼀真)は、農林水産省 令和5年度補正事業「働きやすい環境づくり緊急対策のうち女性の労働環境整備・活躍強化事業」の実施事業者として採択を受け、2024年3月1日(金)より事業の活用を希望する農業法人、女性農業者グループ等の公募を開始いたしました。本事業は、以下(1)(2)のいずれか又は両方の取組に対して支援を行います。女性の労働環境整備・活動強化事業(1) 女性が働きやすい環境整備への支援(上限300万円(定額))託児スペース、男女別トイレ、更衣室、休憩室、高さが調節できる作業台、アシストスーツの確保等の女性が働きやすい環境の整備へ最大300万円の補助を行います。(2) 女性農業者グループの活動支援(上限50万円又は100万円(いずれも定額))女性グループ活動の発展に向けた新たな取組に対し、地域内で活動する場合は最大50万円、都道府県を越えて連携・活動する場合は最大100万円の補助を行います。募集〆切:2024年3月29日(金)正午※補助金交付先の選定に際しては、審査を実施いたします。事業対象となる条件および事業の詳細は下記公式サイトよりご覧ください。令和4年度 女性の就農環境改善支援事業 : \本公募に係るオンライン説明会 開催します/2024年3月14日(木)13:30~14:30説明会参加のお申し込みはこちらから▼令和5年度女性の労働環境整備・活躍強化事業公募説明会参加申し込みフォーム : 株式会社マイファーム本社所在地:〒600-8216京都府京都市下京区東塩小路町607番地 辰己ビル1階代表者:代表取締役西辻 一真設立日:2007年9月26日資本金:197,500,000円事業内容:耕作放棄地の再生及び収益化事業/体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)/農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)/農産物生産事業および企業参入サポート/流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月01日都として初の大規模な痴漢被害の実態調査東京都では、都内の痴漢被害の実態およびその傾向を調査して対策につなげるために、初めての大規模調査となる「痴漢被害実態把握調査」を実施しました。なお、痴漢の定義としては「迷惑防止条例」で禁止された行為としていて、具体的に以下のような行為を指します。・痴漢行為(5条1項1号)衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れること(体を触られた・体を密着された・ボタン等を外された・髪を触られた)・卑猥な言動(5条1項3号の一部)社会通念上、性的道義観念に反する下品でみだらな言語又は動作(匂いをかがれた・息を吹きかけられた・カバン等を押し付けられた・AirDrop等で画像を送られた・見せられた)※盗撮行為は対象外今回はこの調査の中から、痴漢被害を受けた20人を対象に行われたヒアリング調査の結果をご紹介します。痴漢行為を確信するまでには少し時間がかかるまず、被害者が痴漢行為を確信するまでには多少時間がかかるということが見えてきました。ヒアリングによると、痴漢行為では、被害者が違和感を感じるような接触がまずあり、相手の反応を見ながら接触を強めたり露骨に触るなど、行為をエスカレートさせていくものが多いようです。さらに、そうした状況下で被害者がそれを痴漢行為と気づいて確信するまでには一定の時間を要することがうかがえました。・何かが自分のお尻にあたっていると気がついた。違和感はあったが、混雑していたため、初めは偶然か、誰かのバッグが当たっているのだと思った。しばらくしても触れられている感覚が続いたため、さりげなく身をよじってかわそうとしたところ、加害者が自分の動きに合わせて身体や手を密着させてきたため、痴漢と確信した。・加害者は吊革につかまり、自身の真横に立っていた。混雑車内でも不自然に思えるほどの身体の密着があり違和感を覚えた。最初は満員電車なので仕方がないかと思っていたが、その後も徐々に強く密着され、肘や腕で胸を触られたことで、痴漢と判断した。・混雑時でも違和感を覚えるほど、自身の斜め後ろから密着された。普通の男性なら車内で女性と距離が近くなる時は配慮する素振りがあるはずだが、強く身体を押し付けてくるような感覚があった。次第に相手の指が自分の腰付近を探り始めて、痴漢だと気がついた。・背後から過度に密着され、衣服越しにお尻あたりを触られ、スカート内に手が入ったとき、痴漢と確信した。・最初はポケットに手を突っ込んで当たっているだけかと思っていたが、足に触れられている感触が強くなっていき、痴漢と確信した。痴漢行為は数分から数十分続く可能性次に、痴漢行為の特徴として、被害者または周囲の人が痴漢行為に気づき、その行為を止めるための何かしらのアクションを起こさないかぎり、行為は数分から数十分は続く可能性があることがうかがえました。たとえば、被害者または加害者自らがその車両から移動もしくは降車しなければ、加害者が痴漢行為をやめない可能性があるということです。また、その間に行為がエスカレートして、より悪質なものになっていくことも想像できる結果でした。・満員電車の中で、お尻に股間を押し付けてきた。停車の都度、乗客が増えて、ほぼ動けない状態にあり、痴漢行為は降りる駅まで2~3駅にわたって継続された。・加害者が肘で胸に触る行為は、次第にエスカレートし、かなり強い力で押すようになった。4駅分くらいは痴漢行為が続いた。・衣服ごしに手で身体を触る行為は、一駅程度、5分くらい続いたと思う。・身をよじっても止まらない痴漢行為は、1駅分(2~3分)の間続いた。・痴漢行為は2~3駅(10分弱)続いた。その間、お尻を触る手の力が徐々に強くなっていった。・密着→衣服越しに触わる→スカート内に手を入れ肌を直に触わる、とエスカレートし、痴漢行為は5分ほど続いた。怖さや戸惑い、気兼ねなどで「我慢してしまった」痴漢被害にあったとき、4割以上の人が加害者になにもできなかった、あるいは我慢したと回答しています(参照:<痴漢被害の実態>「衣服ごしに体を触られた」が6割以上、被害者の4割以上が「我慢した・なにもできなかった」)。そこで彼らに、そのときの心情についてヒアリングした結果を見てみます。まず、「怖くて動けなかった」という状況がわかります。また、「迷い・戸惑い」があったり、「周囲への気兼ね」を感じてしまった様子もうかがえます。こうした心理状態から、声をあげられずに我慢してしまったのでしょう。恐怖で声が出せない点については、声を出すなどの行動をしなくても痴漢被害を伝える方法の確立・周知が求められます。迷いや気兼ねがハードルになっている点については、被害者がそのような気持ちにならなくて済むよう、社会の意識改革が必要だと思われます。<怖くて動けなかった>・突然の出来事でどうしてよいかわからなかった。・助けを求めてさらに何か起こったらと怖くなり、何もできなかった。・降車駅まで近いこともあり、過剰な反応をせずにやり過ごそうとした。・声をあげると相手が逆上するのではないかと思い、恐怖のためできなかった。・ 加害者の手を掴む、振り返って加害者の顔を見るなどの勇気は持てなかった。<迷い・戸惑いがあった>・目立つのも嫌なので、何もできなかった。・周囲が痴漢と認識してない中で、「この人痴漢です」と言うことに迷った。・自分の勘違いだったらどうしようと思い、周囲に助けを求めてよいか迷った。<周囲への気兼ね>・声をあげてしまうと、周囲を巻き込み、迷惑をかけるのではないかと気が引けた。・周囲の人へ目線でアピールするのも難しいと感じる。・痴漢行為には抵抗したいが、周囲を巻き込みたくなかったため、声を掛けられなかったのはむしろよかった。自ら加害者を止めた人は、恐怖よりも怒りや悔しさで行動一方で、自分で痴漢行為を止めさせた経験を持つ人も15.2%います。具体的な行為としては、「加害者をにらみ、足を踏んだ」や「手首をつかんだ」、「声をあげた」などがありました。その際の心情としては「恐怖よりも怒りや悔しさなどが上回った」や「周囲の人の助けを期待するのではなく、自衛したい」という思いが強く、そうした行動に出たようです。しかし、その行動後にはあらためて恐怖を感じたり、安堵から感情が高ぶる様子もあり、勇気ある行動の裏で、ぎりぎりの精神状態になっていたこともうかがえました。<加害者をにらみ、足を踏んだ>・最初は嫌悪に感じたが、徐々に怒りが強まった。加害者の顔をにらんでから、相手の靴を踏んだら、加害者は離れていった。痴漢に気がつかない人がほとんどだと思うので、周囲の人の助けをあてにするよりは、自衛が必要と考えている。<加害者の手首をつかんで声をあげた>・スカート内に入ってきた加害者の手をつかもうとしたが、相手の手で払われてしまった。次に声で「やめてください!」と言うと、加害者は車両を移動し、逃げていった。以前の被害時に何もできなかったため、対策を考えており、次は加害者を捕まえてやりたいと思っていた。周囲の助けは期待せず、自分一人で痴漢を止めたいと思った。・加害者に怒りを感じ、反撃したいと思い、加害者の手首を掴んで「助けて!」と声を発した。周囲の乗客が3~4名(男女)が加害者を確保し、駅に降ろした。女性の乗客は、「こちらに身を寄せなさい」と被害者を守ってくれた。加害者は警察署へ連行された。加害者が駅に降ろされた時、加害者のズボンのチャックが下ろされていたことを目撃し、怖くなった。もしそれを知っていたら、手首を掴む勇気は出なかったと思う。周囲が気づいて行動してくれたことに感謝今回の調査では2.8%とわずかですが、周囲の人が気づいて加害者の痴漢行為を止めてくれた経験を持つ人もいます。具体的には、「痴漢だと声をあげてくれた」「加害者と引き離してくれた」「加害者に注意してくれた」などのケースがありました。このような周囲の第三者の助けは、声をあげる決断をする心理的負担や、加害者が逆上することへの不安や恐怖を被害者が感じずに済むという点で、メリットが大きいといえます。また、被害経験者からは、こうした周囲の人の善意ある行動に安堵し、感謝する声も聞かれました。<声をあげてくれた>・痴漢被害に自身では気づかず、一緒にいた友人(高校生)が気づき、「お尻を触られているよ」と教えてくれた。ドアが開くと加害者は下車して逃げた。友人と一緒にいたことで被害に気がつくこともでき、被害にあった後も友人がいたため、非常に安心できた。<加害者と引き離してくれた>・周囲にいた女性(20代後半くらい)が痴漢被害に気づき、見かねて被害者の肩を叩き、「こっちに来てください」と加害者と引き離してくれた。また、「大丈夫ですか」と声をかけてくれた。自分ではなかなか言い出せず、降車駅まで我慢してやり過ごすしかないと思っていたので、声をかけて助けてくれた時はホッとした。<加害者に注意してくれた>・痴漢行為が見える位置にいた男性(30代前半、がっちりした体格)が痴漢に気づき、加害者に対し「何をやってるんだ」と言ってくれた。次の駅まで我慢しなければならないと思っていたので、非常に嬉しかった。助けてもらって、安堵と感謝の気持ちでいっぱいだった。まとめ被害者に負担を強いらずに被害を伝える方法を今回は、実際に痴漢被害を経験した人たちの声を聞いていきましたが、具体的な状況やそのときの心情などからいかに痴漢犯罪が卑劣な行為であることを伝えるものでした。自ら勇気を持って行動し痴漢行為を止めさせたという人の声もありますが、やはり「なにもできなかった」という人が圧倒的に多いのが事実です。当然ながら、なにもできないことで被害者が責られるいわれはありません。だからこそ、被害者に負担を強いるようなことなく、痴漢行為を止めるための取り組みを社会でもっと進めていくことが大事なのだと感じる調査結果でした。(マイナビ子育て編集部)調査概要■令和5年度 痴漢被害実態把握調査/東京都被害者調査:2,219名(電車内2,010名、駅構内209名)東京都内在住または東京都に通勤・通学等をする16~39歳の方で、通勤・通学に電車を用いる方のうち、電車内、駅構内で痴漢にあったことがある方第三者調査:1,354名(電車内1,042名、駅構内312名)東京都内在住または東京都に通勤・通学等をする16~69歳の方で、通勤・通学に電車を用いる方のうち、電車内、駅構内で痴漢を目撃または痴漢の現場に居合わせたことのある方調査時期:2023年8月10日~30日
2024年02月23日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部あなたは、自分のキャリアにどんな道を描いていますか?あまり先のことばかり考えても、上手くいかないのかもしれません。急にプライベートでライフステージが変わることもあるかもしれないし、その時に昇進が重なるかもしれない。「自分のキャリアには自分で責任を持つ。それが、アメリカン・エキスプレスのキャリアに対する考え方です。責任というと重たく聞こえるかもしれませんが、上司や会社と一丸になって、それぞれが自分のキャリアを考え抜く必要があるということです」そう語ってくれたのは、新卒でアメリカン・エキスプレスに入社し、コールセンターからキャリアをスタートさせた井出愛さん。彼女は会社の様々な制度を利用し、3年目で部署異動を決意。現在は社内の女性活躍推進組織の活動も参加し、日々の仕事に邁進しています。「でも、昔の自分は消極的でした」とも話してくれた井出さん。アメリカン・エキスプレスの文化に触れ、いい意味で「変われた」という彼女が選んだのは「仕事で関わる人々に喜ばれたい」という、キャリアの軸でした。■自身の希望で、3年目で部署を異動本日はどうぞ、よろしくお願いいたします!井出さんは新卒でアメリカン・エキスプレスに入社されて、とのことですね。そうなんです。もともと東京育ちで、昔アメリカン・エキスプレスのビルがあった地域に住んでいたので、私にとってはすごく身近な会社だったんです。地元でも有名でしたし、幼い頃から世界的な企業だということは知っていたので「あそこで働けたらかっこいいな」と思っていました。なんと。小さい頃から憧れの会社だったのですね!大学生の頃には雑誌の編集部でアルバイトもしていましたし、就職活動の時には興味のあったエンタメ・出版関係の会社も検討していたのですが……憧れの気持ちを忘れられないままに受けて、採用してもらいました(笑)!アメリカン・エキスプレスでは、どんなキャリアを築いてらっしゃるんですか?最初はコールセンターへ配属になり、アメックスカードの会員様に対して電話対応する業務に就きました。その後、部署異動して、現在は加盟店様に対してプロモーションを行う事業部に所属しています。コールセンターの業務には、どんな思い出がありますか?コールセンターと聞くと大変そうなイメージがある方も多いかもしれませんが、私はとても楽しく働いていました。アメリカン・エキスプレスのコールセンターは業界でも珍しく、全員が正社員で構成されていることもあり、電話越しながらも深いお付き合いをさせていただくことが多いんです。たとえばお客様からのお電話で、カードの利用枠についてご相談いただいた際も、枠をお伝えするだけではなく、その理由までお伺いするように心がけていました。もしもお客様が、海外旅行のためとおっしゃったら、海外保険のご説明の資料をお送りしたりもしていました。クレジットカードの案内を超えた接客をされるんですね。マニュアルに沿って決められた内容をご案内するのではなく、お客様の背景や環境を察しながら適切なご案内をするよう努めていたので、会話の柔軟性やアイデア力が身につきました。周辺の音や声の大きさまで聞き取って、どんなタイミングでお電話をかけてくださっているかまで読み取り、お客様にとって一番適切な対応ができるよう、心がけていました。想像するコールセンター業務より、かなり高度なことをされていたんですね。やりがいを感じられていた中ご異動されたのは、社内辞令だったんですか?実は、アメリカン・エキスプレスには社内辞令というものが存在しないんです。異動したい場合は、グローバルで展開されている社内向けのジョブポスティングのサイトを見て、応募したい部署のポジションが空いているかを確認します。そこで採用基準などを確認し、適性に合っていれば自発的に応募し、書類選考と数回の面談に合格すれば、部署を移ることができるんです。日系企業ではあまり聞かない制度ですね。アメリカン・エキスプレスには“Own My Career(オウン・マイ・キャリア)”という考えがあり、自分がキャリアの中で何を成し遂げたいか、どうなりたいかを考え、会社や上司はそれを支援することが、文化として根付いています。上司との1on1面談も多く、日頃から自分のキャリアについて考える癖がついています。異動したのは3年目ですが、社歴が浅いからといって異動できないということもありません。ただ、ポジションによって必要なスキルが違うので、足りないものがある時は、どうしたらそのスキルを養えるかも、上司と一緒に確認していくんです。■仕事の正解も、自身で選び抜くでは、井出さんも今後のキャリアを考えた上で、ご自身の希望で異動されたんですね。若いうちからすごいですね!とはいえ、私自身は10年先のキャリアを見据えて異動したというわけではないんです。きっかけは、コールセンターの業務の中で「アメックスって、高級店でしか使えないんでしょう」という問い合わせが多かったことです。実際にはそんなことはないのですが、世間に認知をされていないことを知りました。そこで、生活者への認知拡大に関わる業務に携わる、加盟店事業部へ異動しました。現在は、どのような業務を行っているのですか?アメリカン・エキスプレスは個人・法人のお客様にカードを発行するだけでなく、クレジットカードを扱う加盟店様も同時開拓しており、今は加盟店様に対するプロモーションを企画・実施するチームにおります。コールセンターにいた時は、いただいたお電話に対して応対をする日々でしたが、現在の部署では数字を追いかけながら、自分から進んで営業をかけていくような動きもするので、最初の部署とは真逆とも言える仕事をしています。キャリアに沿っての異動というよりも、前の業務の中で浮き彫りになった課題に貢献するために異動されたと思うのですが……実際、今までにないスキルを求められるのは大変ではないですか?そうですね、大変な部分もあったとは思います。もともと目立つのが好きな方ではなく、学生時代は交友関係も受け身でしたから「自分から動く」という当たり前のことが、元の自分にとっては簡単なことではありませんでした。ただ、学生時代からメモを取るのが癖でして。上司との会話の中で印象に残った言葉や、先輩社員がやっていて参考になると思った行動など、気に留めたことは全て、自分の言葉でメモするようにしているんです。そうすることで、自分になかった考え方を落とし込めるので、仕事が上手くいかない時はメモ帳を見直しています。とてもいい習慣ですね!……けれど、すごい人のすごいところを真似しようとするのって、ストレスになる時もないですか?これは会社に入ってから身についた考え方ですが、すごい先輩や上司がやっていたことだからといって、全てが正解だとは思いません。アメリカン・エキスプレスではフィードバックの文化も根付いていて、社歴の浅い社員が、上司に対してフィードバックをすることもあります。経験が多いからと、その人の言うことを全部鵜呑みにするのではなく、一度自分の中で咀嚼して、自分なりに腹落ちした部分を真似するようにしています!社内交流会や社内イベントも多く、チームの上司以外とキャリアに関して意見を交わす機会も頻繁にあり、色々な考え方があって、それぞれが自分の想いを大切にしていいという文化が、社内風土として根付いているんです。そ、そんな会社があるなんて……!めちゃめちゃ働きやすそうじゃないですか。社内の風通しは本当にいいと思います。私自身、上司に対してフィードバックすることもありますが、皆さんフィードバックに対して「気づきを教えてくれてありがとう」と言ってくれるんです。誰か1人の意見だけが正解と思わないのは、尊敬する先輩たちから教えてもらった、意見に対する感謝の姿勢のおかげですね。■消極的だった私に訪れた、ポジティブな変化。すべては、社内風土のおかげチーム以外の社員と会話する機会が多いと、自分の視野も広がりそうでいいですね。井出さんも、積極的に社内イベントに参加されているんですか?私は「WIN」という社内プログラムの運営を、有志でやらせてもらっています。WINはWomen’s Interest Networkの略で、女性の働き方推進を目的としているプログラムで、社内メンター制度のマッチングを行ったり、定期的にキャリアや性にまつわるセミナーなどを実施したりしています。最近では更年期や生理など女性の身体に関わるヘルスケア情報を、講師の方に教えていただくセミナーも実施しました。でも、通常の業務と兼任されているということですよね。お忙しくはないですか?私はもともとボランティア活動的なものには全く興味がなくて、目立つのも苦手だったので、ここに来るまでは挙手制のイベントの運営をすることなんて、一度もなかったんですよ(笑)。でも会社に入って、少し変われたんです。WINは「楽しそうだな」と思って自分から参加して、実際に活動するのもすごく面白くて、こうして続けられています。色々な部署の人と関わってみると気づきも多いですし、新しい視点で物事を考えられるようになったので、やってよかったなと思っています。社会人サークルに参加しているような気持ちですね。会社に入って変わることができた、その理由はなんだと思いますか?会社の文化や、社員のための制度に慣れていることが大きな理由だと思います。会社に入る前とは人との交流の仕方も変わりましたし、自分の意見をはっきり言えるようになりましたね。最後に、これから思い描く自身のキャリアについて教えていただけますか?私は明確なキャリアの道筋に向かって行動しているわけではないのですが、最初の部署での経験も踏まえて、私はカード会員様や加盟店様など、アメックスに関わる皆さんに喜んでいただくことを軸に、今後もキャリアを進めていくのではないかと思っています。また、例えば子育てと仕事でやりたいことのタイミングが重なったらどうしようとか、今後のライフステージの変化を考えると悩みは尽きないですが、今はどうなっても対応できる力をつけるために、毎日すべてに全力で向き合い、そして何よりも毎日楽しく働いています。アメリカン・エキスプレスは産休・育休の取得率・復帰率が非常に高く、周りの先輩たちにお話を聞く機会も多いので、心の支えになっています。ロールモデルが近くにいらっしゃるのは、とても心強いですね。そしてアメリカン・エキスプレスさん、女性にとってもすごく働きやすい会社だと思いました!貴重なお話をありがとうございました。
2024年02月13日都として初の大規模な痴漢被害の実態調査公共空間で起きる「痴漢」は加害者との面識がないことが多く、被害者が申告をためらうことも多いので、その実数をつかみづらい犯罪だと言われています。そこで東京都では、初めての大規模調査となる「痴漢被害実態把握調査」を実施しました。本調査を見ると、具体的にどのような被害を受けたのか、また、どのように被害はやんだのかなど、被害状況の実態が明らかとなっています。痴漢被害の種類|「衣服ごしに体を触られた」が6割以上そもそも痴漢とは具体的にどのような行為を指すのか、漠然としている人もいるかもしれません。「迷惑防止条例」では以下のように定義されています。・痴漢行為(5条1項1号)衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れること(体を触られた・体を密着された・ボタン等を外された・髪を触られた)・卑猥な言動(5条1項3号の一部)社会通念上、性的道義観念に反する下品でみだらな言語又は動作(匂いをかがれた・息を吹きかけられた・カバン等を押し付けられた・AirDrop等で画像を送られた・見せられた)※盗撮行為は対象外では、今回の調査では実際にどのような痴漢被害が多いことがわかったのでしょうか。電車内で最も多かった被害内容は「衣服ごしに体を触られた」(63.6%)で、6割以上にのぼりました。次に多かったのは「体を密着された」(40.6%)。この2つが突出しているといえます。3つ目に多かったのは「衣服の下から体を触られた(直接触られた)」(11.1%)でした。一方、駅構内での被害でも「衣服ごしに体を触られた」が54.5%で突出しています。以下はそれほど大きな差がなく、「髪を触られた」(12.0%)、「体を密着された」(11.5%)が1割強でした。東京都「令和5年度 痴漢被害実態把握調査 報告書」より一部改変痴漢が止まった理由|被害者が目的地の駅で降りたから次に、痴漢行為がどのように止まったのかを聞いた結果が以下となります。電車内では「自分の目的地に着いた(降りた)」が理由として最も多く、38.9%がこれを挙げています。そのほか、「人の乗り降りで距離が離れた」(21.9%)、「加害者(痴漢)がどこかに行った(降りた)」(19.4%)が2割前後となっています。一方、積極的な行動によって止まったケースを見ると、「あなたが痴漢行為をやめさせた」は15.2%、「周囲の人が痴漢行為をやめさせた」は2.8%でした。また、駅構内では「あなたがその場所を離れた」が42.4%で最も多く、「加害者(痴漢)がどこかに行った」(37.9%)が続きました。東京都「令和5年度 痴漢被害実態把握調査 報告書」より一部改変被害にあったときの対応|我慢した人が4割以上先ほどの設問では、自分で「痴漢行為をやめさせた」人は約15%でしたが、痴漢被害を受けたときに何らかの対応をすることは、被害者にとって容易でないと思われます。「被害にあったときにあなたが行った対応」を尋ねた結果、電車内では「我慢した・何もできなかった」が特に多く、40.7%を占めました。そのほか、「逃げた・移動した」(20.8%)、「体を動かして加害者(痴漢)を止めようとした」(17.6%)、「持ち物でブロックした」(14.3%)という結果になっています。駅構内での場合は、「逃げた・移動した」が37.7%でトップ、次いで「我慢した・何もできなかった」(24.6%)、「持ち物でブロックした」(15.5%)、「加害者をにらんだ」(15.0%)という順でした。東京都「令和5年度 痴漢被害実態把握調査 報告書」より一部改変周囲の反応|被害に気づいた人の半数以上は「助けてくれた」我慢してしまう被害者が多いなか、第三者の助けが望まれます。先ほどの設問で「周囲の人が痴漢行為をやめさせた」ケースは2.8%とわずかであることを確認しましたが、周囲の人の対応について、もう少し詳しく見てみましょう。電車内での痴漢被害に気づいた周囲の人が「助けてくれた」と回答した人は、56.1%で過半数を占めました。しかしその一方、「助けてくれなかった」も31.6%と少なくありませんでした。なお、駅構内では「助けてくれた」と回答した人が65.5%で、「助けてくれなかった」は27.6%となっています。東京都「令和5年度 痴漢被害実態把握調査 報告書」より助けた方法|「直接加害者を止めた」が4割以上では、周囲の人は具体的にどのような方法で被害者を助けたのでしょうか。電車内では「直接加害者(痴漢)の行為を止めてくれた」(44.8%)、「私に声をかけてくれた」(41.7%)、「加害者(痴漢)と引き離してくれた」(37.5%)が上位3つを占めました。一方の駅構内では「私に声をかけてくれた」(52.6%)、「直接加害者(痴漢)の行為を止めてくれた」(47.4%)が多くなっています。「直接加害者の行為を止める」というのは、なかなか勇気がいることですが、最も確実な方法です。おそらく被害者の人にとっても心強かったことでしょう。東京都「令和5年度 痴漢被害実態把握調査 報告書」より一部改変周囲の反応の効果|9割以上の痴漢行為が止まったでは、こうした周囲の人の対応によって「痴漢行為が止まったかどうか」を聞いてみたところ、電車内では92.7%、駅構内でも94.7%の人が「止まった」と回答しました。したがって、直接加害者の行為を止める、あるいは被害者に声をかけるなど間接的に介入すれば、痴漢行為がほぼ止まることがわかります。加害者は周囲に痴漢行為が発覚するのを最も恐れているはずですから、周囲の人が何かしらの反応を示すことには、痴漢をやめさせる効果が大いにあると言える結果ではないでしょうか。東京都「令和5年度 痴漢被害実態把握調査 報告書」よりまとめ混雑したなかで行われる痴漢行為は容易には発覚しにくく、被害者が声を上げづらいのをいいことに行われる卑劣な犯罪です。痴漢行為に及ぶ人を減らす取り組みが大切ですが、そのためにはまず、痴漢行為を止めさせる有効な対策が欠かせません。それには今回の調査結果からわかるように、周囲の人の対応が効果的に働くことが期待されます。一方、周囲の人も痴漢だという確信がもてないと行動しにくいところがあるでしょう。もし被害を受けたときは、ためらわず勇気をもって近くの人に助けを求めてください。(マイナビ子育て編集部)調査概要■令和5年度 痴漢被害実態把握調査/東京都被害者調査:2,219名(電車内2,010名、駅構内209名)東京都内在住または東京都に通勤・通学等をする16~39歳の方で、通勤・通学に電車を用いる方のうち、電車内、駅構内で痴漢にあったことがある方第三者調査:1,354名(電車内1,042名、駅構内312名)東京都内在住または東京都に通勤・通学等をする16~69歳の方で、通勤・通学に電車を用いる方のうち、電車内、駅構内で痴漢を目撃または痴漢の現場に居合わせたことのある方調査時期:2023年8月10日~30日
2024年02月10日初めてのひとり暮らしは、後悔せずに物件を選びたいですよね。今回は、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんに、働く女性が「選ばない方がいい物件の特徴」について教えてもらいました。プロのアドバイス、ぜひ物件選びのヒントにしてください。不動産会社の女性経営者が教える!働く女性が「選ばない方がいい物件の特徴」――働く女性がひとり暮らしを始める際に「選ぶべきではない物件の特徴」について教えてください!NG1. 「周辺に人通りが少ない物件」平出さん会社勤めの方は残業や飲み会などで夜遅く自宅に帰ることも多いと思います。そのため防犯面のことを考えると、周辺に人通りが少ない物件は避けた方がいいです。人通りが少ないだけでなく、街灯が少ない場所を1人で夜に歩くのも危険。不審者に遭遇するリスクを減らすためにも、駅近の物件や人通りの多い物件など、1人で歩く時間が少なくてすむ物件を選ぶことをオススメします。また、日中と夜では印象が違うこともありますので、内見をする際は、夜の周辺環境についても確認するようにしてください。NG2.「日当たりの悪い物件」平出さん節約を考えて物件を探すのであれば、日当たりの悪い物件は避けた方がいいです。北向きの物件や、隣の物件の影になってしまっている物件ですと、日当たりが悪いために日中も部屋が暗く1日中電気をつけなければいけません。そうすると、在宅ワークをするかたは特に電気代が多くかかってしまいますし、冬の場合は余計に暖房代もかかってしまうことも。日当たりがよい物件であれば、太陽の光で自然に部屋があたたまり、冬は夜まで暖房を使う必要がないなど、電気代の節約につながります。お客様の引っ越し理由として「今の家は日当たりが悪いから引っ越したい」というケースは多いです。日当たりのいい部屋にいるだけで、気持ちよく過ごせてメンタルが整ったり、電気をつける必要がなく節約になったりと、精神的にも経済的にも”人生のコスパ”がいいと思います!NG3. 「1階の物件」平出さん他の階よりも家賃が安いという理由から、1階の物件を選ばれるお客様は多いです。ですが、部屋のカーテンを開けたらすぐに外から見えてしまったり、人が侵入しやすいなどデメリットが多々あるためオススメはしていません。1階に住んでいたために下着泥棒にあったというケースも。私も昔、実際に1階に住んでいて被害にあったことがあり…。毎日洗濯物を外に干していたのですが、ある時「あれ、下着ないな」と気づいて。はじめは自分の勘違いだと思ったのですが、後々、誰かに盗られていたことがわかり恐怖を感じました。私自身が経験していますし、1階は女性が1人で住んでいることがわかりやすい懸念もあります。気に入った物件が1階だった場合は、周りの環境をよく見て、人が侵入できない造りになっているかを必ずチェックするようにしてください。――もしいま住んでいるところが上記に当てはまっていたら、どうしたらいいでしょうか…。平出さん住んでいる物件に少しでも不安や不便さを感じているなら、引っ越しすることをおすすめします。急いで探してしまうと焦ってしまい判断力が落ちることもありますので、更新の時期ギリギリではなく、更新より早い時期から余裕をもって探す方がいいです。逆に、上記のNG項目に当てはまっている物件だとしても、不満がなければそのままでいいと思います。例えば、1階でもオートロックがあって人が侵入することができない物件だから安心という方や、日当たりが悪くても夜勤の多い仕事をしている方であれば不便には感じないですからね。大切なのは、自分の働き方や生活スタイルに合わせて物件を選ぶこと。個人的には、よりよい環境を求めて引っ越しすることは、ご自身の人生を豊かにする意味でもとてもよいことだと思っています。――平出さんが、会社員として働くひとり暮らしの女性だった場合、「こんな物件に住みたい」「こんな物件には住みたくない」などありましたら具体的に教えてください!平出さん最近内覧した物件で自分が「ひとり暮らしの会社員だったら住みたい!」と思ったマンションがありました。部屋は全て1K~1DKでひとり暮らし向けのマンションなのですが、共有ラウンジやワークスペース、ジム、屋上テラスからは隅田川花火大会も見える物件で、ラウンジでは朝食のパンが無料だったり、ヨガイベントなどの入居者向けイベントも開催されていて、共用部分が高級タワーマンションのように充実していて素敵だなと思いました。忙しくて会社と家の往復の毎日でも、共有スペースに人がいることで、ひとり暮らしでも孤独感が薄れますし、出会いがあって繋がりができる環境は魅力的だなと思います。逆に選びたくない物件は、職場から遠い物件ですね。通勤は毎日のことなので、毎日の積み重ねを考えると時間がもったいないですから、引っ越すときは、職場からの距離を第一優先にアクセスのいい物件を選んでいました。今思えば、ひとり暮らしだったときの物件選びは、選び方次第でライフスタイルが大きく変わるので、物件選びはとても重要だったなと身をもって実感しています。楽しいひとり暮らしを始めるために、慎重な物件選びをいかがでしたか。女性のひとり暮らしは、慎重に丁寧に。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 平出雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい! 電子書籍「宅建の教科書」がKindleにて好評発売中。文・市岡彩香anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。©studio marble/Adobe文・市岡彩香
2024年02月03日月経ディスク「MOLARA(モララ)」を企画、製造販売するMONA companyは、インターネット調査「MOLARA調べ生理のストレスと仕事のパフォーマンス」を実施しました。■働く女性の75%が「生理のストレスが無くなると仕事のパフォーマンスが上がる」既婚、未婚を含む一都三県で働く女性N=600(20代から40代)に対して、「仕事中に、生理のストレスが無くなれば、あなたの仕事のパフォーマンスは向上すると思いますか?」と質問したところ、「はい、とても向上すると思います」と回答した人が29.8%(179人)、「少し向上すると思います」が45.0%(270人)、「あまり変わらないと思います」が25.2%(151人)という結果となりました。「とても向上する」「少し向上する」と回答した人を合わせると75%の女性が生理のストレスが無くなることで、仕事に貢献できると回答をしています。■45%の働く女性が、「110%以上のパフォーマンスを出せる」と回答続けて「生理のストレスが無くなると、通常時に比べて仕事のパフォーマンスはどの程度(%)になると思いますか?」と聞いたところ、「100%(変わらない)」と回答した人が55.2%(331人)、「110%」が17.7%(106人)、「120%」が15.8%(95人)、「130%」が7.2%(43人)、「140%」が0.8%(5人)、「150%以上」が3.3%(20人)という結果となりました。55%は「通常時と変わらない」と回答しているものの、45%の女性が通常時よりもアップすると回答し、「110%以上のパフォーマンスを出せる」ことがわかりました。モナカンパニー代表・向井桃子さんは「企業で人材不足が叫ばれる中で、女性の社会活躍の機会創出も重要な要素です。しかし女性に対して生理が及ぼす影響は大きく、特に仕事の環境に対するストレスは相当の負担だと思います。すべての女性が生理のストレスから解放されることが、企業のパフォーマンス向上にも貢献できるのではと考えています」と語ります。■生理でストレスを感じている女性は74%、ストレスで効率低下は64%同じ600人に対して「仕事中に生理でストレスを感じたことはありますか?」と質問したところ、「はい、あります」と回答した人が74.3%(446人)、「いいえ、ありません」が17.5%(105人)、「どちらでもない」が8.2%(49人)という結果となりました。続けて「生理になると仕事のパフォーマンスは低下しますか?」と聞いたところ、「はい、低下します」と回答した人が63.5%(381人)、「いいえ、低下しません」が18.2%(109人)、「どちらでもない」が18.3%(110人)という結果となりました。冒頭のアンケートでもあった通り、7割の女性は仕事中に、生理による何らかのストレスを感じており、そのストレスが原因で6割の女性が、仕事のパフォーマンスにも影響していると実感しているようです。向井さんは「6割を超える女性が、生理のストレスで仕事のパフォーマンスが上がらないといった事実は、私たちも重く受け止めないといけません。ストレスには再現性があるようです。今後は、そのストレスを軽減するような企業の取り組みやサービスがこれから重要視されていくと考えています」とコメント。■生理のストレスが原因で、仕事のパフォーマンスは平均49.4%に低下続けて、仕事のパフォーマンスが低下すると回答したN=381人に対して、「生理になると、通常時に比べて仕事のパフォーマンスはどの程度(%)になりますか?」と確認したところ、いちばん多いのが「70%」で19.2%(73人)、2番目が「60%」で16.0%(61人)、3番目が「30%」で15.2%(58人)、4番目が「50%」で14.2%(54人)という結果となりました。グラフで見ると、「70%」の山と「30%」の山、2つの山(グループ)があるように感じられ、それぞれの割合を合算して全体の人数で割った平均値を見ると49.4%と、半数を下回る結果となりました。向井さんは「生理のストレスが仕事に及ぼす影響はとても大きく、全体でみると通常時に比べてパフォーマンスは半分になり、企業の経済損失にもつながりかねません」と語りました。■生理のストレスの傾向について先述した「仕事中にストレスを感じている」と回答した446人に対して、「仕事中に、生理が理由でどんなストレスを感じているか」について自由回答を依頼したところ、大きく6つに分類されました。「ナプキンから横漏れしてないか?」という経血の漏れに対するストレスが3割と多く、それに関連して「仕事中に交換できない」「トイレに行けない」という物理的なストレスも2割を超えました。「意味もなくイライラする」「少しのことでイライラする」といった内容のコメントも非常に多く、生理痛が酷く、結果として、倦怠感や眠気、怠さを生じたり、仕事に集中できないという声がありました。これに対して、向井さんは「生理の血の匂いが苦手という声も。MOLARAを利用すると、経血を膣の奥で受け止めるため、空気に触れることもなく、いやな臭いがしません。また、ナプキンは3時間おきに交換が必要ですが、MOLARAは12時間交換が不要です。働く女性が抱える生理のストレスが改善できると考えています」とコメントしました。■調査概要調査対象:一都三県に在住、20代から40代の働く女性(会社員、会社経営者、派遣社員、専門職、公務員、自営業を含む)調査人数:合計600人(世代均等割)インターネット調査:クロスマーケティング社のQiqumoを利用(エボル)
2024年01月14日auじぶん銀行はこのほど、全国の働く女性500名を対象に「お金の意識とボーナス・投資」に関する調査を実施しました。■冬のボーナスシーズン到来!働く女性の実態は?2023年も残りわずかとなり、冬のボーナスシーズンに入りました。そこで今回、働く女性の冬のボーナス額や使いみち、年収への満足度のほか、今年の振り返り、来年の目標などと合わせて、お金に対する意識・実態を深掘りしました。また一部の結果は、昨年の同様の調査と比較し、2022年と2023年でどのような変化があったのかを探っています。※同調査における「貯蓄」「投資」は以下のように定義し調査をしています。「貯蓄」…お金を蓄えること。普通預金や定期預金など、元本保証のある預貯金のこと「投資」…現金・預金以外の元本が確保されていない資産を将来有望な投資先に長期的に投じ、資産を増やしていくこと■今年の冬のボーナス、約半数は変化なし!平均金額は37万7,192円働く女性に今年 2023年の冬のボーナスについて調査。「例年ボーナスがない」人を除き、今年の冬のボーナスが「変わらない・変わらない予定(53.4%)」と回答した人が約半数を占めました。「減った・減る予定(10.0%)」「今年はない(8.7%)」と回答した人は合わせて18.7%で、昨年の割合とほぼ同数になりました。一方、「増えた・増える予定(12.1%)」は1割以上で、昨年の7.4%を上回る結果となりました。実際にもらった(もらう予定がある)金額について聞いたところ、平均額は37万7,192円でした。■ボーナスは「貯蓄」派が約6割で昨年より減少!「消費」派・「投資」派が増加次に、ボーナスをもらった(もらう予定がある)人に、主な使いみち(最も金額をかけること)を質問したところ、「貯蓄(56.4%)」に最も多くの票が集まり、次いで「消費(25.1%)」「投資(13.9%)」という結果になりました。昨年と比較すると、貯蓄の割合が約10%減り、消費や投資に最も金額をかける人が増えたことが分かります。※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。■「消費」する際の具体的な使いみち1位「旅行」、2位「趣味」、3位「外食」また、主な使いみち(最も金額をかけること)が「消費」以外の人も含め、ボーナスを「消費」する際に、何に使うか聞いたところ、1位は「旅行(35.2%)」と3人に1人以上の人が回答。2位は「趣味(30.3%)」、3位は「外食(26.5%)」でした。昨年は1位の「旅行」に続き、2位「外食」、3位「ファッション」「美容」(同率)という結果でした。昨年6位だった「趣味」が今年2位と大きく順位を上げており、趣味の優先度が高くなっていることがうかがえます。■約7割が自身の年収に不満あり!?満足度が最も高いのは20代、低いのは40代次に、ボーナスを含む年収の満足度を調査。「とても満足(6.4%)」「やや満足(26.2)」をあわせて、満足している人は約3割で、年収に不満を感じている人が約7割いることがわかりました。年代別で比較すると、満足だと感じている人が多いのは20代が最多で40.8%。一方、不満足だと感じている人の割合は40代が72.8%と、一番多い結果になりました。■働く女性の2023年に頑張ったこと1位「仕事」、2位「貯蓄」、3位「美容」昨年、2023年に頑張りたいことについて聞いたところ、1位「貯蓄(33.0%)」に続き、「運動・トレーニング(25.6%)」「美容(25.0%)」「仕事(24.2%)」「趣味(21.2%)」「ダイエット(20.2%)」「投資(15.4%)」という回答を得られましたが、今年は達成できたのでしょうか。今年頑張ったことについて聞いたところ、1位は「仕事(37.6%)」で約4割近くの人が回答しました。2023年に頑張りたいこと1位だった「貯蓄」は19.0%で2位にランクイン。次いで、3位に「美容(18.0%)」、4位に「趣味(16.8%)」「運動・トレーニング(16.8%)」と、頑張りたいこととして挙げていたものが上位に入る結果となりました。今年やり残したことを質問してみると、ダイエットや恋愛、資格や投資の勉強、副業、旅行について後悔している意見が多く見受けられました。◇【今年やり残したこと10選】【勉強・お金】・今年目標にしていた資格取得ができなかったこと(27歳・東京都)・投資に関する知識を備えること(45歳・東京都)【副業】・副業。自分で稼ぐ力を身につけるための勉強と実践をしたかった(26歳・福岡県)【美容】・もっと美容にお金と時間をかけたかった(46歳・東京都)・目標体重に達していないので残り2ヶ月でできる限り頑張りたい(43歳・福岡県)【恋愛】・恋人を作るための努力をもう少しすべきだった(22歳・北海道)【趣味】・節約を意識しすぎて旅行に行かなかった(35歳・埼玉県)・推しのコンサートに行けなかった(35歳・東京都)【その他】・家の掃除、片付け、実家でゆっくりする(50歳・沖縄県)・家を買う(28歳・埼玉県)また、来年2024年に頑張りたいことについて調査しました。結果、1位は昨年同様「貯蓄(38.6%)」と、約4割の人が回答。「貯蓄」は前述の「今年頑張ったこと」2位にランクインしたものの、19.0%に留まる結果になりましたが、来年こそ頑張りたい人は多いようです。そのほか、「運動・トレーニング(31.0%)」や「美容(29.8%)」「趣味(29.4%)」「仕事(29.4%)」が上位に。また、約5人に1人が「投資(20.2%)」と回答しました。■8割以上が円安・物価の高騰に影響を受けていると回答!昨今の世情を踏まえると、お金について考える場面がより多くなってきていると考えられます。実際に、円安や物価の高騰に影響を受けていると感じている人は、「感じている(51.6%)」「どちらかというと感じている(33.6%)」を合わせて85.2%でした。昨年の調査で、「感じている(41.4%)」、「どちらかというと感じている(35.6%)」と回答した人を合わせた77%と比較すると、影響を受けていると感じている人が8.2%増加していることがわかります。さらに、家計に何らかの影響を感じている人に、具体的に以前よりお金がかかると感じているものについて調査。その結果、1位は8割近くの人が回答した「食品・飲料(77.0%)」で、次いで2位「日用品(50.2%)」、3位「電気・ガス・水道(49.3%)」という結果になりました。生活必需品に以前よりお金がかかると感じている人が多いことが見て取れます。■実施している対策の1位は「節約」、今後始めたいことの1位は「投資」!円安や物価の高騰で、家計に少しでも影響があると感じている人に、その対策として現在やっていることについて聞くと、「節約(60.8%)」「貯蓄(44.8%)」に多くの票が集まりました。また、4人に1人以上が「投資(26.7%)」をしていることがわかりました。昨年「投資」と回答した20.7%と比較すると、若干ではありますが増加しています。今後始めたいと思っていることについても聞いたところ、1位は「投資(20.9%)」でした。こちらも、昨年の回答した16.5%と比較すると増加しており、お金を動かす「投資」への関心の高さがうかがえる結果となりました。■実施している投資1位には「つみたてNISA」がランクイン!30代の実施率が最多次に、円安や物価高騰の対策として投資をしている人に、具体的に何をしているか質問したところ、1位「つみたてNISA(53.2%)」、2位「投資信託(44.4%)」、3位「株式(42.7%)」という結果になりました。さらに上位5位までにランクインしたものを、年代別で比較しました。全体で1位にランクインした「つみたてNISA」の実施率は、30代が61.5%と最も多く、20代、40代は半数を超える結果となりました。「投資信託」においては40代、50代での実施率が50.0%と最多で、20代では34.5%に留まる結果となりました。「株式」では、50代の実施率が最も高く62.5%という結果に。それに対し、20代は24.1%で、50代の半分以下という結果になりました。1位の「つみたてNISA」は年齢層が低めの人から、「株式」は年齢層が高めの人からの人気が高いことがうかがえます。■お金・投資について考える年末に今回の調査では、昨年に続き、来年頑張りたいことの1位に「貯蓄」、円安や物価高騰の対策としてやってみたいこと1位に「投資」がランクインする結果となり、お金への関心の高さがうかがえました。対策として実施していることの1位となった「貯蓄」、今後やってみたいことの1位の「投資」は、昨年と比較するとわずかながら増加しており、その意識の高まりが見て取れます。また、約8割の人が円安や物価高騰で家計に影響を受けていると回答していることからも、将来のお金に対して不安を感じている人は少なくないのではないでしょうか。2024年1月からはいよいよ新NISAがスタートします。これまで「投資」に一歩を踏み出せなかったという人も、この年末に自身のお金と向き合い、少しずつ学んでみてはいかがでしょうか。■調査概要・調査テーマ:(1)2023年版 働く女性のお金の意識とボーナス・投資に関する調査(2)2022年版 働く女性のお金の意識とボーナス・投資に関する調査・調査方法:ウェブアンケート調査・調査対象者:全国の20代〜50代の働く女性500名・調査実施日:(1)2023年10月30日〜10月31日(2)2022年11月9日〜11月10日・調査主体:auじぶん銀行(エボル)
2023年12月25日マイナビウーマンでは、読者等身大である働く20代~30代の女性を対象にした読者パートナー限定で、定期的なワークショップを開催しています。今回は、2024年1月13日(土)に開催されるイベント「占いフェス 2024 ~THE YEAR OF THE DRAGON〜」の協力のもと、占い師・クリスティーン・デリコ先生をお招きし、「2024年働く女性の開運講座」を開講。セミナーの様子や参加者の感想をお届けします!■2024年の開運アクションからメイクまで学べる講座今回開催された「2024年働く女性の開運講座」では、クリスティーン・デリコ先生による2024年の開運術や日常的に取り入れられる運気がアップする行動を教えていただく座学パートと、メイクアップアーティストの合田和人さんによる「開運メイク術」の2パートに分けて開催されました。開運術のパートでは、「2024年は『発進の年』」というのをキーワードに、開運のための行動やモチベーションの保ち方、さらにはファッションや食べ物まで、2024年の運を連れてきてくれるアクションを教えていただき、参加者たちの「一言一句、聞き逃さないぞ」という姿勢が印象的でした。開運メイクのパートでは、参加者ひとりがモデルとなり、合田さんに半顔メイクを施していただきました。今回のテーマは「2024年の仕事運がアップするメイク」。クリスティーン・デリコ先生が考案した開運メイクをベースに、合田さんが2024年のトレンドを取り入れた最新の開運メイクが完成!やわらかい印象ながらも芯の強さを感じるような仕上がりに、歓声が上がる場面も。講座終了後には、占いフェスの定番コンテンツ「5分占い」を特別開催し、参加者のみなさんは個別で思い思いの相談でき、大満足の表情でした!マイナビウーマンlabでは、定期的に働く女性向けのワークショップを開催予定です。気になる方はぜひマイナビウーマン読者パートナーにご登録の上、活動にご参加くださいね。◇参加者の感想・仕事と恋愛の両方で開運方法を知れてよかった!5分占いで個人的なお悩みも聞けたので満足。・開運メイクと聞くと、あまりトレンドに則ってないものなのかと思ったけど、プロのメイクさんが2024年のメイクのトレンドも取り入れたやり方を教えてくれたのでタメになった。・2024年が前厄で少し不安だったけど、厄年の捉え方が変わったので、参加できてよかった。■占いフェス概要2017年ラフォーレ原宿からスタートし、表参道ヒルズ、六本木ヒルズ、コロナ禍によるオンラインと形式を変えながら開催し続け、累計20万人を動員した日本最大級の占いイベント。占い初心者でも気軽に体験できる人気コンテンツの「5分占い」を中心に、「体験する占い」がコンセプト。2024年は辰年ということで「THE YAER OF THE DRAGON」をテーマに、1月13日(土)の一粒万倍日に合わせて開催!さらに、マイナビウーマン読者に向け、すてきなプレゼントをご用意!「占いフェス 2024〜THE YEAR OF THE DRAGON」の人気コンテンツ「5分占い」の無料チケットが抽選で10名に当たります。☆抽選方法占いフェス公式LINEから抽選に参加することが可能です。公式サイト:マイナビウーマン読者パートナーとは20~30代の働く女性たちに情報を発信する「マイナビウーマン」の読者パートナーのこと。読者等身大の声や意見を大切にしているマイナビウーマンでは、パートナーたちにさまざまな記事や企画に参加してもらい、一緒にメディアを盛り上げてくれるメンバーを募集しています。詳しい募集要項はこちらをチェック!
2023年12月13日オンライン診察でピルを処方するサービス「スマルナ」を運営するネクイノは、スマルナユーザーを対象に、SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)に関する「自己決定とその支援」について意識調査を実施しました。■「ワタシらしい人生を選べる世の中へ」SRHR意識調査SRHRは、「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の略で、「性と生殖に関する健康と権利」という概念。スマルナではこれまで2回にわたりSRHRについてのユーザー調査を重ねてきました。※これらの調査結果や数多くのユーザーコメントから“SRHRの重要性については認識しているものの、自分自身の決定を尊重して実行することに対しては、ハードルを感じている人が多い”ということがわかりました。これを踏まえ、今回の調査ではSRHRに関する「自己決定とその支援」をテーマに、一人ひとりの自己決定が尊重される社会の実現に必要な情報アクセスやコミュニケーションのあり方について調査しました。※このレポートで記載している「女性」とは生物学的女性を指しています。■性や生殖に関する情報アクセスの現状◇これまでに学校や社会・家庭で性教育を受けた人は約9割にまず、性や生殖について学ぶ機会である性教育の現状について調査しました。「これまでに学校や社会・家庭などで性教育を受けたという認識があるか」と聞いたところ、46%が「あるが詳しく教えてもらっていない」と回答。性教育を受けた認識はあるものの「詳しく教えてもらっていない」と感じている人が約半数であることが明らかになりました。◇適切な避妊方法や家族計画は約7割が「学べていない」と感じている性教育で学んだ内容について聞いてみると、生殖器の構造や機能、生理周期、妊娠、出産については94.9%が学んだと回答しているものの、「適切な避妊方法や家族計画について」は約7割の人が学んでいないという認識だという結果となりました。また、「性感染症のリスクと予防策について」は約半数、「性的同意について」は約8割の人が学んでいないと認識しているということが明らかになりました。◇「自分の身体のことは自分で決められる」という概念を学んだ人は約2割また、性教育を受けたことがあると回答した人のうち、「自分の身体のことは自分で決められる」という自己決定の重要性について学んだと回答した人は20.6%にとどまり、性教育における「自己決定」と、避妊・性感染症の予防などの「自己保護」に関する情報が大幅に不足している傾向が見受けられました。さらに、「性に関する知識や考え方を、学校や社会・家庭などで十分に得られたと思う」と回答した人は12.4%と、約1割にとどまりました。◇性に関する知識や考え方について「もっと情報を得たい」人は約7割性に関する知識や考え方について、もっと情報を得たいと思っている人は66.1%と約7割に上り、うち「もっと知りたいと思う項目」については「避妊について」がトップ、次いで「妊娠について」「性教育について」でした。10〜40代を年代別に見ても、25〜29歳以外はいずれの年代も「避妊について」がトップで、「避妊」は知っておきたい知識としてとても大きな関心を得ていることがうかがえる結果となりましたが、2位以降を見てみると年代によって知りたい項目が変化していくことがわかりました。18〜24歳では「性感染症」、25〜29歳では「妊娠・出産」、30〜34歳では「不妊」、35歳以上では「性教育」が知りたい項目の上位に挙がりました。このような結果から、女性は年齢やライフステージによって異なる知識を必要としており、適切なタイミングで必要な情報にアクセスできる環境の重要性が明らかになりました。◇悩んだ時の情報源は「インターネット」が全年代トップ続いて、自分の身体や性について悩んだ時、どうやって情報を得るかという質問には、全年代で「インターネットで検索する」がトップ、次いで「SNSで検索する」となりました。インターネットやSNSの情報はすぐアクセスできることがメリットである一方、誤った情報にアクセスしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。■性や生殖に関する悩みと自己決定への認識続いて、性や生殖に関する悩みを抱えている人の割合や、自己決定の重要性に関する認識について調査しました。◇自分の性のあり方に悩んだことがある人は15.7%まず、SRHRの中でもセクシュアルヘルス/ライツに関わる自分の性のあり方(どのような性別の人を好きになるか、自身の性自認などについて)に悩んだことがある人は15.7%いることがわかりました。悩んだ理由としては以下のコメントがありました。・誰のことも好きになれないとき、どちらの性も好きになることがあると知ったとき、自分の性的指向が分からなくなった(20代)・女性を好きだと思ったときに、自分は変なのかなと悩んだ(20代)・思春期に、自分が持つ恋愛感情が周りとは違うような気がして、なんとなく友人と恋愛の話をするのが苦手だった。ここ数年で、自分がデミセクシャルではないかと気付き、腑に落ちた(30代)・好きな人とセックスの相性が合わないことで、好きではなくなる自分がいて、常に性が付いてくる自分が変な人間ではないか?と悩んだ(40代)・セックスをしたいと思わない。結婚したが必ず男性に求められたらセックスをしなきゃいけないという暗黙のルールみたいなものが苦痛(30代)・小学校低学年の頃、自分は父と同じ性になると思っていた。あるとき病院で男の子に間違われたとき母が激怒し、「らしさ」について悩んだ(30代)・女性として生まれたが、男性的に見てもらえるのが嬉しい時期と、女性らしくいたい時期が交互に来る(20代)これらのコメントからは、自分自身の性に関するあり方を考えたり悩んだりすることが決して珍しいことではない、ということがわかりました。続いて、SRHRの中でもリプロダクティブヘルス/ライツに関わる「妊娠・出産・中絶・不妊治療などの生殖に関する選択について悩んだことはありますか?」と言う問いに関しては44.2%が悩んだことがあると回答しました。どんなことについて悩んだか聞いたところ、以下のコメントがありました。・子どもが出来た時に就職が決まっていたので中絶するか産むか悩んだ(10代)・避妊のためにピルを飲み始めるとき、デメリットも考え悩んだが、デメリットが起こる具体的な数字を見て、私にとってのメリットの方がはるかに高いと判断して飲み始めた。クリニックでの説明も受けた(30代)・自分のキャリアについて悩んだ。妊娠出産すると仕事続けられるのかな……と(20代)・出産は自分には無縁だと思っていたが、周りで出産経験者が多くなるにつれ焦りというものを感じるようになった(30代)・出産するにはある程度の年齢制限があるからいつどの時期に何人などの家族計画を、いつ立てるべきか悩んでいる(20代)・女性は妊娠の適齢期があるが、自分が「産む」という選択をするのならその年齢までに結婚、妊娠をした方がいいと思っていた。しかし、それによってパートナーを選ぶ時間などに制約がかかる。自分の人生を考える時間が限られていると感じ、悩んでいる(30代)・自分は子どもを望んでいないと親に伝えたところ、孫の顔が見れないなんて不幸だと泣いて説得してこようとする。自分は親を泣かせるほど悪いことをしているのかと自問自答をしている(30代)・子どもを持つことについて。自身は子どもを持ちたいとは思っていないが、周囲(夫や親など)の子どもが欲しいという思いには応えたいと思っている。自分が納得する答えが出せていない(30代)コメントからは、自分自身の考えだけでなく周囲の意見や環境が影響し合って悩んでいる様子がうかがえました。特に「子どもを持つか・持たないか・いつ・何人持つか」という決定には、家族やパートナーをはじめ周囲とのコミュニケーションが重要となる場合があります。リプロダクティブ・ライツの観点から、本人の意思を尊重し、その決定をサポートする周囲の理解の重要性がうかがえました。◇「自分の身体についての決定は尊重されるべき」と思う人は9割超続いて、「自分の身体についての決定は尊重されるべきだと思いますか?」と言う質問には93%が尊重されるべきであると回答しました。一方で、「自分の身体に関する重要な決定をする際、あなたは自分の意見を尊重していますか?」という質問に「はい」と回答した人は78.3%と、前述の質問の回答より約15%低くなりました。この結果から、多くの人が自分の身体についての決定は尊重されるべきという認識はあるが、現実に自分の意見を尊重するためには何らかのハードルがある様子がわかりました。■自分らしく生きるための自己決定支援最後に、自分らしく生きるためにどのような自己決定支援があれば良いと感じているかを調査しました。◇性別による理不尽さやモヤモヤ、約6割が「しかたない」と諦めている「性や生殖に関することについて、どんな意識の変化やサポートがあると自己決定がしやすいと思いますか?」と質問したところ、約7割が「固定概念や偏見がなくなること」「正しい情報にアクセスできること」への意識の変化やサポートがあれば自己決定がしやすいと考えていることがわかりました。また、性別による理不尽さやモヤモヤを感じた時、自分の意志に反して「しかたない」と諦めてしまったことはありますか?と言う質問には63.7%の人があると回答しました。◇諦めざるを得なかった理由は「現実的な選択肢が限られている」がトップあると回答した人に諦めざるを得なかった理由について聞いてみると、いちばん高かった理由は「現実的な選択肢が限られており、諦めるしかなかった」に。次いで「性別による不平等や不公平な状況に立ち向かうことが難しいと感じた」「社会的な期待やジェンダーステレオタイプに従わざるを得ないと感じた」が挙がりました。性別による社会的な役割や期待に合わせようとすることで、本来の自分の意志とのギャップを感じ、「しかたない」と諦めることが一時的な解決策として考えられるかもしれません。しかし、その背景には、性別に関する固定概念や社会的な偏見などの影響があることがあります。そのため、より包括的で多様な視点を持つことや、自分自身を理解し、自己の価値観や選択肢を尊重することが重要だということが浮き彫りになりました。今回の調査により、多くの人々が避妊や性感染症、性的同意など、性行為に関連する重要な概念や自己決定権、自己保護の手段についてもっと学びたいという意志があるということがわかり、学校や社会、家庭において、性教育を包括的に学ぶ機会が不足しているということが明らかになりました。また、固定概念や偏見がなくなり、正しい情報にアクセスできる環境が整うことが、自己決定の支援につながるということもわかりました。さらに、スマルナユーザーのコメントからは、自身の心や身体に関する悩みの一因として周囲の意見も影響しているということが明らかになり、一人で課題に向き合うのでなく、社会全体で理解し、解決していくべきものであるという重要性が伝わってきました。■調査概要調査対象:スマルナユーザー702名(生物学的女性)実施期間:2023/10/12〜2023/10/30調査方法:インターネット調査回答者年齢分布:10代(18〜19歳) 3.6%、20代 43.1%、30代 35.1%、40代 15.5%、50代以上 2.6%スマルナ:(エボル)
2023年12月08日取材・文:ミクニシオリ撮影:洞澤佐智子編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部女性が社会に出て働くことは、もはや当たり前のこととして認識されるようになりました。だけどその現状には、まだまだ問題はあります。地方での女性の就職難、子育てと仕事の両立の難しさ、体調や健康面での問題……私たちの前には多くの壁があるように感じます。だけど、そんな社会を「美容」の業界から、変えようとしている人がいます。宮古島のアイランドエステ『Churan』主宰者・山野友里さんは、『山野美容専門学校』を立ち上げた山野愛子さんの孫として生まれました。美容業界の中で女性の社会進出活動を推進していった祖母の背中を見て、彼女もまた、女性の自立支援活動に取り組みながら、ご自身も美容業界で活躍されています。山野さんの宮古島や沖縄での支援活動や、エステにかける想いを聞いていくと、すべての働く女性に共通する「輝き続けるコツ」が見えてきました。■祖母の背中を見て女性の自立支援活動に参画――はじめに、山野さんがエステ関係で事業を始めようと思ったきっかけを教えてください。私の祖母・山野愛子は、関東大震災や戦後の日本で女性の自立支援に情熱を注ぎ、日本の美容業界の第一人者として活躍したひとりです。そんな彼女の背中を見て育ったので、私も幼い頃から自然と美容の分野で仕事をし、祖母が作った事業を継承していきたいと考えていました。高校に通いながら美容専門学校とのダブルスクールをはじめ、その時全盛期だったエステに興味を持ち、学びを深めていきました。大学を卒業してからは、プレイヤーとして現場に立ちながら、エステの講師、美容コンサルタントなど、色々な経験を積ませていただきました。――なぜ、沖縄・宮古島で『Churan』を立ち上げようと考えたのですか?兄は美容師として東京でサロン経営をしていたのですが、その過程で『カリオヤ』という一般社団法人を立ち上げました。美容業界の離職率が高い理由のひとつに、新卒時の給料が低く、学生ローンの返済が困難な方が多いという現状があります。『カリオヤ』では、学ぶ方に負担がかからないよう、助成金を利用した美容師育成コースを設けています。美容の仕事は人を癒やす側なので、まずは自分が癒され学べることが大事と考えた兄は沖縄でも活動を始め、私もエステティシャン・セラピストの育成コースの講師として『カリオヤ』で活動することになりました。『カリオヤ』は、仮の親=仮親(カリオヤ)から命名しています。活動を通して、地方ほど学びたくても学べない現状があることや沖縄や宮古島に住む女性たちの生活や文化も見えてきました。島の中には、シングルマザーとして子育てをされている方も多く、さらに就職難に苦しむ方も少なくありません。沖縄は、4人に1人が貧困層と言われています。そんな沖縄の現状を目の当たりにして、美容を通じて女性の自立支援活動をしていく意義を強く感じるようになり、卒業生たちの就職先や未来が少しでも広がるよう、宮古島で『Churan』を立ち上げることにしました。――『Churan』のコンセプトを教えてください。宮古島は現在、リゾート地としてとても人気があります。『Churan』では観光でいらした方に向け、宮古島ならではの「体験型アイランドリラクゼーショントリートメント」を提供しています。お客様には、宮古島で取れた原料を使ったオイルや、沖縄の文化などを堪能していただきながら、リラックスできる時間をお届けしています。『Churan』で働くセラピストは、島外からいらしたさまざまなお客様との交流を通して、自らの視野を広げることができます。育成コースや研修では、エステの技術だけでなく接遇に関しても、かなり力をいれて教育しています。セラピストたちにはずっと『Churan』で働き続けてもらい島のブランドにして欲しいと思っています。■体をケアするだけでなく、心と触れ合えるエステの魅力――サロン運営や講師など、広い意味でエステに携わっていると思いますが、山野さんにとって「エステの魅力」とはなんだと思いますか?エステ業界も以前と比べると自由な働き方が浸透してきており、現在はダブルワークがしやすいことがひとつのメリットですね。セラピストして専業される方もいらっしゃいますが、会社員と掛け持ちされる方やいくつかのサロンで業務委託者として働く方もいらっしゃいます。お客様との距離が近いこともエステならではの特徴です。体をケアする方法は色々ありますが、実際に体に触れての施術には、他にはない癒やしの効果があります。人とのつながりは多様化していますが、それだからこそ「触れ合うこと」の価値も大きくなっていると思います。■心と体に余裕を持ち、自分と向き合う時間を大切に――ご自身のお仕事の傍ら、女性への支援活動や子育てもされていると思うのですが、なぜそこまでがんばれるのですか?たしかに、仕事の他に子育てや介護、そして新しい学びも平行している時は、忙しさを感じます。2年前に大学に入り直した時には「自分だけに時間を費やせるうちに学んでおけたら、もっと楽だっただろう」とも思いました。ですが、私にとって新しい学びを得て、それを美容に活かすことはクリエイティブでとても楽しいことなんです。諦めたくないし、がんばっているという感覚はあまりないですね。それが誰かの役に立つことにつながるのならうれしいですし、結果的にやり甲斐にもなっています。そうは言っても、大人になればなるほど、体が悲鳴をあげる時もあります。私は頭を休めることが苦手なので、気づくとやりすぎていることが多いのですが、日常のルーティンに瞑想を取り入れるようになってから、休息を取れるようになりました。――女性が輝き続けるために必要なことは何か、山野さんなりの考えを教えてください。まずは、自分と向き合うこと。自分に向き合うことで「気づき」が生まれます。その「気づき」を見落とさないようにするには、心と体に余裕が必要です。自分と向き合う時間を大切にすることで、「学びたいこと」「やりたいこと」が見えてくると思います。心と体に余裕を作るためにはリラックスできるエステはとても適しています。健康は資本ですから、20代、30代のうちから自分の心と体に意識を向けてみてください。元気な状態で学びを深め、自分の可能性を広げていきましょうね。
2023年11月18日買い物ついでに気軽にウォーキング神奈川県では、成人の週1回以上のスポーツ実施率が各年代とも女性が男性を下回っており、特に20代から40代の働く世代の女性が低い状況です。そこで、神奈川県は、イオンモール座間と連携し、モール内のウォーキングコースを活用した運動促進キャンペーンを始めました。イオンモールの中を歩いて健康になるキャンペーンは、ウォーキング実施期間内に「イオンモールアプリ」を使い、イオンモール座間の店舗内を「1日1,000歩」を歩きます。36回(36日分)を歩けば、イオン商品券が最大3,000円分、最低1,500円分が貰えます。参加条件は、20代から40代までの女性、「イオンモールアプリ」をダウンロードしている人、「商品券引き換え時(3回)」と「最終達成の1か月後」にイオンモールアプリ上で実施する本キャンペーンのアンケートに回答できる人の全ての条件を満たす人となります。ウォーキング実施期間は、令和5年9月1日~令和6年1月16日まで、商品券の数量に限りがあるため、なくなり次第終了です。(画像は公式サイトより)【参考】※神奈川県の報道発表より
2023年09月01日日高楓は第一志望の会社に就職できたものの、優秀な同僚の結衣がいるため、自分には才能がないかも、と思い悩む日々を送っていました。■惨めな気分にさせられる同期が苦手明るくて可愛くて才能もある同期の結衣は、自分には自信も実力もないと思っている楓にとって、実は苦手な存在。しかし、結衣は楓と仲良くしようと、声をかけてきます。楓が結衣を苦手になったのは…。■入社してすぐの研修で…思ったことをすぐに口にするタイプの結衣は、「この会社入社できたのすごいね」と、楓の出身大学を見下すようなことを口走り、周りを凍りつかせたのです。とはいえ、結衣には一切悪気はありません。それからも、結衣は楓と仲良くしようとしてきて、強く突っぱねることができない楓は、結衣のことも自分のこともますます嫌いに。残業を終え、行きつけの定食屋に向かった楓は、過去に結衣に助けられたことを思い出します。しかし、楓は結衣のことをなかなか受け入れることができず…。こちらは投稿されたエピソードを元に7月31日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■楓の出身大学を見下したようなことを言った結衣に読者は?エリート大学出身の結衣に悪気はなかったのかもしれませんが、楓の出身大学を見下したようなことを言った結衣に対して読者から批判のコメントが集まりました。・学歴いじりは1番ダメなやつ。・褒めたつもりなんだろうけど、これは母校バカにしてると思われても仕方ない。・私も同じこと言われたなぁ…まわりは超難関大卒や院卒ばかりで。『そうやねん、私なんかに負けた人悔しいやろなー』って笑い飛ばしたったわ。読者のコメントにあるように人の母校を見下したと受け取られるような発言は控えた方がいいでしょう。聞いている周りの人たちもヒヤヒヤしますよね。続いて、結衣を嫌う楓に対するの読者コメントです。・どんなに嫉妬しても自分に対して劣等感抱いてる人は優秀な同期は超えられないよ。自分の武器を見つけなきゃ! 土俵間違えたら大惨事。・嫌いっていうか、劣等感からの妬みに見える、今のところ。同僚で仲良くランチなら、アドバイスとか聞いてみたらいいのに。・結衣さんは楓さんが落ち込んでるからランチ誘ったようにも見えるし、楓さんはネガティブっぽく思えるし、結衣さんが嫌な女なのか楓さんが嫉妬してるだけなのか・・・?最後に楓と結衣の関係に対する読者からのアドバイスをご紹介します。・同期みたいな子、実際によくいるな。悪気がないから厄介…。主人公みたいな子もよくいる。多分、主人公の出身大学のような人が入れる会社じゃないから凄いねと言いたかったと思うけど、それは出身大学をバカにしてることも指すから、そういうことは言わないのが無難なんだよ…。主人公は多分就活を頑張ったと思うけど…。同じ部署になると嫌でも比較されるし、本人と接しなきゃいけないし、主人公はこの会社で働き続けたければどこかで折り合いをつけないといけないね…。。・同期みたいな子、普通に好きだな…。主人公とはタイプが合わないかもしれないけど少しの歩み寄りでお互い良い学びにつながると思う。・言い方だよね、そもそも。でも最初に合わないと思ったら無理することない、仕事のことだけ関わればいいのにと思う。思ったことを悪気なく口にするタイプの人っていますよね。気づかぬうちに相手のコンプレックスを刺激してしまうことも。そんな人と無理してまで仲良くならなくてもいいし、職場であれば、一定の距離を置いて付き合う方法もありますね。しかし、「嫌い」という感情には自分を見つけるヒントが隠されている場合もあります。楓は結衣に対する気持ちから、何を見つけることができるのでしょうか。▼漫画「私は彼女が大嫌い」
2023年08月29日■前回のあらすじコンスタントに成果を上げられる楓を尊敬していることや、思っていることをすぐ口に出してしまうため、なかなか親友ができないことなどを明かした結衣。結衣は楓とならば親友になれると期待していたのだという。しかし結衣は自分が楓に嫌われていることに気付いたと話す。 「女の友情は儚い」なんてよく言われますが、それはやはり嫉妬心によるものなのでしょう。でも私は今回の経験を経て、結衣との関係を自分のなかで強さに変えていきたいと思っています。時間はかかるかもしれないけど、自分のなかにある醜い感情や悲しい感情から逃げないで向き合っていこうと決めました。そして、結衣とも、心から笑い合える関係になりたいと思うのです。そのとき、きっと私は成長できているはずだから。「枝豆とコーンの落とし揚げ」のつくりかたは 【こちら】 から「トマトのホイル焼き」のつくりかたは 【こちら】 から「梨のサワー」のつくりかたは 【こちら】 から原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ 次回の『思い通りにいかない夜には』は、尊敬する先輩が愚かに変わってしまったことに胸を痛める女性の物語です。
2023年08月13日■前回のあらすじ3日ぶりに出社した楓。気まずかったが、同僚たちは逆にいつも楓にばかり業務を押し付けて申し訳ないと、楓を認めているようだった。聞くと結衣が楓の業務量が多いことを上司に伝え、フォローしてくれていたらしい。さらに、結衣が参加していた社長の「勉強会」は本当にハードなものだということがわかった。本当は努力家で自分にも他人にも正直な結衣を心から認めることができて、やっと素直になれた私。初めて彼女に心を開いて話せたかもしれません。結衣も本当は落ち込むことがあったんだということにも驚き。そんな結衣の言葉は私を揺さぶりました…。次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月12日■前回のあらすじあかりの常連に、本当は結衣を嫌いなのではなく結衣のようになりたいのでは? と指摘され、はっとした楓。結衣とも自分とも向き合わなくてはならないことに気付いたのだった。私の努力はきちんと認めてもらえたようでした。そして、結衣の本当の姿を知った私。一方的に彼女をただ妬んでいたことに気付かされたのです。やっぱり、結衣はすごい…。でも、これからはその気持ちを妬みに変えるのではなく、逃げずに向き合いたいと思ったのです。次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月11日■前回のあらすじ「弱ってるときは旬の食べ物の力を借りるべき」というおばちゃんの料理に癒される楓。それまで苦手だったゴーヤの苦味までおいしく感じられた。すると常連客が、「苦味がおいしく感じるのは現実を知ったから」と意味深な発言をする。自分が現実を見ていなかったということかと思い、楓は涙を流した。 「自分の芯と自分の道を見つける」って、いまの私にできるのか不安…。でも、それは私にしかできないということもわかっています。そして、私が本当は結衣には憧れている…?常連客の意外な言葉は衝撃的だったけれど、きっと向き合うべきときが来たということなのかもしれません。次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月10日■前回のあらすじ3日会社を休んだ楓のもとには毎日結衣から連絡が来ていた。空腹を覚えた楓はあかりへ。あかりのおばちゃんは楓の様子がいつもと違うことを察して、「いつもの」ではないメニューを勧めた。 「あかり」のごはんで元気を取り戻せそうな私。しかし、常連のお姉さんの言葉が胸に突き刺さります。いままで真面目に頑張ってきた私って、やっぱりダメだったのかな…。ふたたび、涙が止まらなくなってしまったのです。次回に続く (全14話)毎日更新!「ナスとひりょうずの煮物」のつくりかたは 【こちら】 から「鯵の南蛮漬け」のつくりかたは 【こちら】 から「ゴーヤの竜田揚げクミン風味」のつくりかたは 【こちら】 から原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月09日■前回のあらすじ結衣が社長に取り入っていると知り、ショックを受けた楓。そのうえ結衣が酒井とつきあっていることも判明し、「友達ヅラしないで」と言ってしまう。その次の日から、楓は会社に行けなくなった。ふいに訪れた「あかり」で、おばちゃんの笑顔を見るとどんどん自分の心の中にある思いが溢れてきました。同時に、自分がいかに醜いのかも…。でも今は、結衣への嫉妬も愚痴も止められない自分がいました。次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月08日■前回のあらすじ結衣が彼氏に「仕事を辞めてついてきてほしい」と言われたことを知った楓は、結衣の結婚を応援するが内心「結衣が結婚すれば職場からいなくなるかも」と思ってしまう自分が嫌になる。そんなとき、結衣が彼氏からもらったというスマホチャームが、楓が酒井からもらったものととても良く似ていることに気付き、酒井と結衣の関係を疑い始める。 結局、恋愛も仕事も結衣がおいしいところを持っていくんだ…! 結衣と先輩の関係を察してしまった私は、ついに自分の気持ちを抑えきれず、初めて結衣にひどいことを言ってしまいました。もう、なにもかもどうでもいい…!次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月07日■前回のあらすじ仕事のお礼にと楓は酒井に食事に誘われたが、ふたりきりより誰かを誘おうと言われてしまう。誘えるのは結衣しかいないが、結衣が酒井に馴れ馴れしくするかもと思うといい気がしないのだった。今回も私の仕事は認められなかった…。しかし私の意識は一瞬で別のところへ。結衣がつけているイルカのチャームは、先日よく似たものを酒井さんが出張土産として私にもくれたのです。これはただの偶然!? それとも2人は特別な関係なの…!? 次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月06日■前回のあらすじ月例会議で珍しく結衣は褒められなかった。同僚たちは結衣がお気に入りから外されたと噂する。それが漏れ聞こえてきた酒井は不機嫌そうにたしなめ、そこにいた楓を呼び出した。同期の悪口を言う人だと酒井に誤解されたのではないかと楓は心配になる。 酒井さんとの時間が増えていくことが本当に嬉しい。しかもいっしょにごはんにもいけちゃうかも…!でも、ふたりきりじゃないんだ…そうだよね…。結局誘えるほどの関係は結衣だけなのかな…。ときめきは一瞬にしてしぼんでしまうのでした。次回に続く (全14話)毎日更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月05日■前回のあらすじ遅くまで残業していた楓のところに、憧れの先輩の酒井が営業部のヘルプを依頼しに来る。仕事を通じて酒井との距離が近くなり、天にも昇る気持ち。仕事へのモチベーションはアップするのだが…。 結衣はそんな手を使って評価されてるの…?でもせっかく距離が縮まった酒井さんだったのに幻滅されたかも!? 最悪です。不安に苛まれた私が会議室に呼ばれて酒井さんに告げられたのは…。次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月04日■前回のあらすじ残業で疲れた楓はお気に入りのごはん屋、「あかり」へ。思い出せば、初めてあかりに来たのは先輩に叱られて落ち込んでいたとき。その時も助けてくれたのは結衣だった。同期でなければ嫉妬することもなかったのに、と楓は思う。憧れの先輩とこんなに話せるなんて!頑張ってきた甲斐があった!しかも先輩はちゃんと見ててくれた!私もこれで頑張れる…!! そう思っていたのですが…。次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月03日■前回のあらすじ有名大学出身の結衣は、出会ってまもなく学歴に自信がない楓に「この会社入社できたのすごいね」と悪気なく言い放ち、周囲を凍りつかせた。にもかかわらず、それからも結衣は楓と仲良くしようとしてくる。しかし、そのときから楓は結衣を嫌いだと思っていて…。苦手な結衣に助けてもらった過去…。でも結局は彼女の有能ぶりを見せつけられるだけ。感謝よりも、イライラが先にきてしまいます。そんなとき、私にも心ときめく出来事が…!次回に続く (全14話)毎日更新!「鶏モモ肉のみそ焼き」のつくりかたは 【こちら】 から「オクラのゴマ汚し」のつくりかたは 【こちら】 から原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月02日■前回のあらすじ第一希望の会社に就職したものの、優秀な同期の結衣と比べられて落ち込んでばかりの楓。自分には才能がないのかもと思い悩む楓の目の前で、ランチ中でも仕事のアイディアを見つける結衣。楓はさらに惨めな気持ちになるのだった。いつも無邪気な結衣は、思ったことをすぐ口にしてしまうタイプ。本人にはまったく悪気がないのです。こちらがイライラしていても屈託のない笑顔で来られると突っぱねることもできず…。つい周りの目も気にしてしまい、何も言い返せなくなってしまいます。私はそんな自分も結衣もますます嫌いになるのです…。次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年08月01日明るくて可愛くて才能もある同期の結衣。自信も実力もない私は、実は結衣がちょっと苦手で…。でも、結衣は私の気持ちを気にせず、仲良くしようと声をかけてきて、正直どうやって付き合っていけばいいのかわかりません。こうなったきっかけは入社してすぐ言われた「一言」だったのです…。次回に続く (全14話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 徳永 /イラスト・ ふゆ
2023年07月31日取材・文:ameri撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部どんな瞬間を切り取ってもかわいらしく、女性たちが憧れる人生を送っている唯一無二の存在。ライフスタイルブランド「Her lip to」の運営をする株式会社heart relationの創業者・代表取締役CCOを務める小嶋陽菜さんだ。2017年にアイドルグループ・AKB48を卒業してから1年後にブランドをローンチ。グループ在籍中は“神7”の一員として人気を集め、卒業後は会社を経営し、“社長”としてさらに活躍の場を広げている。今回は、そんな彼女の人生観を深掘りしてきた。■ブランドローンチからは「密度の高い、すごく刺激的な5年間」2018年にブランドをローンチし、2020年に会社を設立、2022年にコンセプトストアをオープンと順調に見える5年間を振り返り、小嶋さんは「本当に密度の高い、すごく刺激的な5年間でした」と語る。しかし、「まさかこんな規模になるとは思っていなくて……」とも話す。「最初は、自分の好きなものを少し作って、ファンの方にシェアできたらいいなと思いスタートしたので、大きなアパレルブランドを作りたいとか会社を創りたいとかも当時は全くなく。なので、こうなるとは思っていませんでした」彼女にとっても予想外の5年間だったそう。そして、表面上はきらびやかで華やかに見えるものの、彼女は「毎日が大変でした」と振り返る。「初期は芸能事務所のマネージャーを含めた2〜3人で運営していたので、本当に人がいなかったんです。でも、どんどんお客様の数や期待が大きくなってきたので、このままでは期待に応えることが難しいということで、メンバーを集めるために会社を設立しました。設立してからも毎日大変で、華やかな裏側では泥くさくいろいろなことを自分でやっています」■大切にしているのは「決めたことをやり切って正解にしていくこと」「会社を作ったことが大きかった」とターニングポイントを挙げた小嶋さん。「まさか社長になるなんて思っていませんでしたね。社長になりたいと思っていたわけではなく、お客様に求められていることを実現するためには専門的な知識を持つメンバーが必要。そのためには会社を作り、自分が中心となって人を集めることが必要でした。期待に応えたい、より良いものをお届けしたいという思いが自然につながったことではあるんですけど、そこが環境やブランドが変わった大きなポイントだったかなと思います」と話す。トップに立つ人間は特に、さまざまなことを自分で決めていかなくてはならない。彼女はどんな軸で決断をしているのだろう。「決め切る、やり切ることかなと思います。自信のない人には周りはついてこないし、『自分で決めてこういう結果が出た』という実績を、小さいものから大きいものまで自分で貯めていくことが大事だな、と。答えが分からないこともいっぱいあるけど、決めたことをやる。やり切って正解にしていく、みたいな」芸能界、そして社長業と、荒波の多い世界を生き抜いてきた彼女だからこその強い信念を教えてくれた。■悩んでいる友人には「成功体験を積み上げる」アドバイスをしかし、彼女のようにブレない意思を持って突き進める人は多くないだろう。私たちはいつも、ちょっとしたことで立ち止まったり、迷ったりしている。柔らかながら強い芯を持つ小嶋さんに「もし周りに悩んでいる友人や会社のメンバーがいたら、どんな声をかけますか?」と尋ねてみた。すると「一番身近に、峯岸みなみっていう友達がいるんですけど……」と実体験を明かしてくれた。「昔から『これってにゃんにゃん(小嶋さんの愛称)が決めたの?』『なんで決められたの?』と聞いてくるんですけど、『一回自分で決めてそれを成功させるっていう、成功体験を積み上げるといいよ』と昔から伝えていて。そんな彼女が自分の卒業コンサートを自分で全部プロデュースして。それがファンの方にとても好評だったみたいなんです。その時に『やっと言っている意味が分かった』と話していました」説得力のある言葉に、思わず大きく頷かずにはいられない。■“セルフラブ”な生き方がブランドのベースにそして、そんな小嶋さんが大切にしているのは“セルフラブ”な生き方だという。では、具体的にどんなことをしているのだろうか。「私自身は、職業柄もありますが自分を知ることや自分を大切にすることを一番大事にしています。ですが、周りにいる女の子やSNSを見ていると、自己肯定感が低い人が多く『もったいない』『もっと自分を大切にしてほしい』と感じることがあります。“Her lip toのドレスを着て誰かに褒められて自信がついた”とか、“毎日が特別になった”というのもセルフラブにつながると思いますし、Her lip toのプロダクトを通して少しでも自己肯定感を高められたら 、セルフラブが身近になり、より人生が豊かになるのではないかと思ってもの作りをしています」“セルフラブ”を大事にすることが、彼女のブランドへの思いとつながっていたのだ。■オフィシャルブックのこだわりを明かす6月28日に、ブランド初のオフィシャルブックとなる『Her lip to 5th Anniversary Book』を発売。付録とは思えないハイクオリティのバッグ、バニティポーチに全40ページにわたる誌面と、見応えが抜群だ。「アニバーサリーなので特別なことがしたいな、ということで実現しました。こういうのはやはり付録が話題になるけれど、付録だけではなく全体でHer lip toのブランドを感じてほしいと思い、本は別冊にして、本だけでも読み応えのある、ブランドを振り返れるものにしました」ブランド設立から5年間の歩みやロングインタビューなど、さまざまなこだわりが詰まっている中でも、彼女のお気に入りは過去のビジュアルが並んだページ。「ECブランドに留まらないクリエイティブにしたいというのは初期から思っていました。アートブックのような、写真集のようなものを毎回撮影していて、それを年代ごとに並べたページになっています。『あの時こうだったな』と自分もお客様も振り返られるところがお気に入りです」■「反応をもらうこと、うれしい声を聞くことが原動力」仕事にプライベートに突き進んでいる彼女。女性にとってのミューズになっているといえるだろう。では、仕事もプライベートも頑張れる原動力は何なのだろうか。「見てくださる方がいて反応をもらうこと、うれしい声を聞くことが原動力です。アイドル時代も、ファンの方が反応してくれて『あ、これが好きなんだ。じゃあもっとやりたいな』と思っていましたし、今は形は違いますが、やっていることや感じていることは一緒かなと思います」「今も、お客様からお洋服を着て誰かに褒められてうれしかったという声や、旅がより良くなったという声を聞くのがうれしいですし 、会社のメンバーには、その人のキャリアに何か大きいインパクトを与えられたと感じられることが原動力になっています」そんな彼女にこれから楽しみにしていることを聞いてみた。「会社のことで言うと、日々が明るくなるような、豊かになることをお客様にお届けすることを軸に、いろいろな変化をしていけたらと思います。あとは、たくさんのメンバーがいるので、社員に楽しく長く続けてもらえるような環境作りや、その人のキャリアに繋がる価値を提供できたらいいな」そして、社長としての目標とともに、個人的にやりたいことも明かしてくれた。「個人的にはインプットの時間を増やしたいと思っています。コロナ禍でなかなか外に出ることが出来ずにずっとデリバリーばかり食べていたので(笑)、予約の取れないお店に行ったり、海外にいっぱい旅行したりしたいです!」自分のことを大切にしながら、応援してくれている人の期待にも応え続ける。小嶋さんが当たり前のように話してくれたことは、簡単なことではないだろう。そんな簡単ではないことを、まっすぐな目で語れる人柄に、多くの人が惚れこんだのだと気づく。彼女がファンのことを思い続ける限り、ファンは彼女を思い続け、これからも“小嶋陽菜”は、女性たちのミューズとして君臨し続けるだろう。『Her lip to 5th Anniversary Book』(宝島社)Her lip toの5周年を記念して作られたブランド初のオフィシャルブック。特別アイテムには、プロデューサー小嶋陽菜さんが監修した「One Handle Bag」と「Vanity Pouch」の2種を展開でお届け。
2023年07月21日