「働く女性」について知りたいことや今話題の「働く女性」についての記事をチェック! (1/7)
超吸収型サニタリーショーツブランド「Bé-A〈ベア〉」を展開するBe-A Japanは、3月8日の国際女性デーに際し、「働く女性と生理」をテーマにアンケート調査を実施しました。■性別を超えて、誰もが生きやすい社会へ毎年3月8日は、「国際女性デー」。世界中で女性の権利と平等を考え、女性の社会参画を願う日です。「Bé-A〈ベア〉」は、「Girls be ambitious. 望めば変わる。人生も、世界も。」をメッセージに掲げ、不便を感じることの多かったサニタリー期間のニーズに寄り添い、多様化する女性の生き方をエンパワーするブランドとして、この日を大切に考えています。今回、2025年の国際女性デーにあわせ、「働く女性と生理」をテーマに、アンケート調査を実施しました。調査に際して同社では、「まずは女性たちの声に耳を傾けること、そしてその声から見えてきた実態を共有し、性別問わず考えていくことが、誰もが生きやすい社会への第一歩になると『Bé-A〈ベア〉』は考えています」とコメントしています。■約9割が「『生理』で仕事に支障がある」と回答「Be-A Japan」が156名の女性に実施したアンケートでは、92.9%の女性が生理に関する悩みや不安を抱えた経験があると回答。中でも「漏れが気になったことがある」と回答した女性は95.9%にものぼります。・「会議前、席を立った瞬間にどっと出た感覚が。急いでトイレに行ったため、結局会議には遅刻した。」(50代・事務職)・「痛みで立つことができず、電車を止めてしまった。漏れて仕事に遅刻したうえ着替えを買いに行かねばならず、周囲に迷惑をかけてしまった。」(40代・会社員)・「PMS(月経前症候群)の症状がひどい時は、朝起き上がることができず、結局仕事を休んでしまう。」(30代・パート・アルバイト)・「男性ばかりのグループに所属しているため、生理という本当の不調の理由が伝えられない。」(30代・専門職)・「ずっと我慢をして仕事をしていたが、生理痛がひどくなり休みを申し出たら、文句を言われたり後輩にも睨まれたりした。痛みもそうだが、精神的にとても辛かった。」(40代・銀行員)女性なら誰しも毎月のように生理があります。生理痛、頭痛、イライラ、気持ちの落ち込みなど、心身への影響も少なくありません。ラッシュ時の通勤、外せない会議や出張など、働く女性にはその影響も大きいもの。多くの女性が「仕事に支障をきたしたことがある」ことがわかりました。また、職場で「生理に関して言いづらい、相談しにくいと感じる」と回答した人は62.2%。特に男性への相談のしにくさ、また女性同士でもそれぞれ異なる生理の量や重さ、痛みから、理解してもらえないことを理由に、言いづらいという回答が多くあがりました。・「『寝すぎ』『怠け者』と家族から言われた。」(30代・市役所職員)・「イライラした態度をとった際、男性上司に『生理か?』と言われた。」(40代・営業)・「痛みがひどくシフト変更を頼んだら、女性上司に『みんな我慢しているし、私ならそんなこと言わない』と一蹴された。」(40代・会社員)・「生理による体調不良を伝えたら、女性上司に『病気じゃない』と言われた。」(30代・言語聴覚士)・「職場の先輩に(生理を理由にするのは)『精神が弱いから』と指摘された。」(30代・パート・アルバイト)・「『そんなに生理痛がひどいことなんてあるの?』と女性上司に疑われ、『薬を飲めばいい』と言われた。」(30代・専門職)何気ない一言や行動で傷ついた経験がある女性は少なくありません。周囲の人に相談しても共感を得られなかったり、生理の症状が人それぞれ異なったりするため、理解されにくいこともあります。実際、生理の症状は100人いれば100通り。男性にはない経験だからこそ、正しい知識を身につけることで、何気ない一言や行動が女性たちの過ごしやすさにつながるかもしれません。また、生理がある女性同士でも症状や感じ方は異なります。「自分と同じ」と決めつけず、そっと寄り添う行動ができれば、より働きやすい環境をつくることができるでしょう。「生理を知らない」ことが、意図せず相手を傷つけてしまうこともあります。だからこそ、生理がある人もない人も、「正しく知る」ことが大切です。知識を深め、理解を広げることで、性別を問わず誰もが働きやすい社会を築いていけるのではないでしょうか。また、2024年の経済産業省の試算*では、生理や更年期、不妊治療などの女性の健康課題による経済損失は1年間で約3.4兆円とも言われ、その影響は社会に大きなインパクトを与えています。生理があることによる不調で、昇進の機会を逃したり、働き方を変えざるを得ない人も。こうした影響は、女性だけでなく、共に働く男性、そして社会にとっても重大な損失といえるでしょう。・「長く勤務した会社を退職。正社員で働くことを一旦諦めました。」(40代・パート・アルバイト)・「展示会などイベントへの参加を断念した。」(30代・自営業)・「営業職だが、成績を優先する働き方は難しかった。」(40代・営業)・「PMSによる落ち込みで、全力で仕事をこなすことが難しく、結局ベンチャー企業を退職した。」(30代・パート・アルバイト)そして、多くの女性たちからは周囲への理解と社会全体の変化を望む意見も寄せられました。・「社会全体で生理に対する理解を深められるようになってほしい」・「男性の理解が進んでほしい」・「日本でもフェムケアの大切さをもっとオープンに話せる社会になってほしい」*出典元:■調査概要「働く女性と生理アンケート調査」調査期間:2025年2月13日〜20日調査機関:Be-A Japan調査対象:生理経験、就労経験のある全世代の女性有効回答数:156調査方法:オンラインアンケート調査出典元:(エボル)
2025年03月14日毎年3月8日に世界各地で開催される「国際女性デー」。女性の社会参加と権利向上を目的とする同記念日にちなみ、ORICON NEWSでは20代~50代の働く女性1,000人を対象に、「上司にしたい女性有名人」に関する調査を実施。俳優の天海祐希が1位に輝いた。日本で女性活躍推進法が制定されてから10年。働く女性たちの環境改善が進む中、いまのワーキングウーマンが支持する同性の上司像とは。ランキングTOP10を発表する。■1位:天海祐希業界内外から慕われる人間性とリーダーシップ1位に輝いたのは、俳優【天海祐希】。これまで数々の話題作で“できる女性”を演じてきたことあり、もともと“有能上司”のイメージが強い天海。そんな役柄とのリンクに加え、今回の調査では、「天海祐希さんが伊藤沙莉さんに言った『必ず見てくれる誰かがいるから、手を抜かずに頑張って』的な発言に心打たれた。頑張る人を見てくれる人」(神奈川県・50代)、「広瀬すずさんが天海さんとのエピソードを話していた。誰かにとって一生救いになるような言葉をかけられる人はなかなか居ない」(福岡県・30代)、「少し前にXで女の子をセクハラ発言から守るための言い方が素晴らしかった」(東京都・20代)など、テレビ番組やSNS等で垣間見える天海本人の人間性やリーダーシップに称賛の声が相次いだ。また、「仕事に関しては妥協せず、厳しいと思いますがユーモアもあり、姉御肌で叱咤激励が上手だと思います。宝塚のような女性だけの中でトップを務めるには相当なメンタルと元々の性格があると思います。それを通ってきた人なら間違いない」(東京都・50代)、「宝塚の後輩の人たちが、理不尽なルールを撤廃してくれた人だと言っていた」(大阪府・30代)と、男役のトップスターとして活躍していた宝塚歌劇団在籍時の実績にも支持が集まった。■2位:いとうあさこ、実直な仕事ぶりが信頼感に3位:水ト麻美アナウンサーは「素晴らしい人間力と求心力」2位にランクインしたのは、タレントの【いとうあさこ】。ひな壇トークから体を張ったロケまでこなすいとうは、「ちょっとやそっとでは動じない強さを感じます。上司としての頼りがいが半端ない」(栃木県・40代)、「一つのチームとして一丸となって仕事に取り組めそう。人望、包容力の高さも感じられるし、いざという時には頼りになりそう」(大阪府・50代)と、実直な仕事ぶりを通して伝わる信頼感が評価につながった。さらに、「『イッテQ』で楽器やダンスの出来ない出演者に教える際、気配りがあり見捨てない優しい人だと思った」(東京都・50代)、「厳しいけど、指導が的確で傷つくことは言わない。飲みに行ったらめちゃくちゃ楽しそう!」(東京都・20代)など、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ』(毎週日曜後8:00)で見せる指導力の高さも支持を得た。3位は、日本テレビの【水卜麻美アナウンサー】。水卜アナと言えば、ORICON NEWSの「好きな女性アナウンサーランキング」及び「“朝の顔”ランキング」で5連覇を達成するなど、女性アナウンサーを象徴する存在。それを裏付けるかのように、今回の調査でもニュース読みで見せる“しごでき”な一面と人柄、あらゆる面から評価する声が寄せられた。「素晴らしい人間力と求心力を感じる。決して本来の性格ではないだろうと推測できるが、それでも明るく頑張る姿を視聴者や後輩に見せて安心させることができる方」(東京都・50代)、「明るい笑顔で周りの人たちに愛される人柄が素敵。ニュースになるとバラエティ番組や食リポをしているときの雰囲気からガラッと変わり、分かりやすく情報を伝えてくれるところも憧れます」(神奈川県・30代)、「何か落ち込んでいたら、優しく声をかけてくれて、自分の経験とかを話して元気をくれそう」(神奈川県・30代)。■女性上司に求めること1位は「信頼できること」パフォーマンス重視派は1割程度4位は俳優の【石田ゆりこ】。「包容力があり、周りと調和しながら、上手に部下もまとめつつ、仕事をしそう」(千葉県・50代)、「穏やかで独特の雰囲気なので、忙しいときでもピリピリせずに一定のトーンで仕事の指示をしたりリーダーシップをとってくれたりしそう」(東京都・50代)などの声が寄せられた。5位にはフリーアナウンサー【有働由美子】がランクイン。「知識豊富で頼り甲斐があるから。情が厚く親しみやすく、寄り添ってくれそうだから。またユーモア溢れて楽しく仕事ができそうだから」(茨城県・50代)、「仕事で証明なさっている信頼と実績により、尊敬できる上司になりそうなイメージ」(東京都・40代)と票が集まった。続く6位にはモデル・タレントの【アンミカ】、7位はお笑いコンビ・オアシズの【大久保佳代子】、8位にお笑い芸人の【渡辺直美】、9位にモデルの【冨永愛】、10位に俳優の【松嶋菜々子】がそれぞれランクインした。また、今回「上司にしたい女性有名人ランキング」とともに行った「女性上司に求めること」に関する調査では、「信頼できること」が64.9%の支持を集めトップに。続く2位は「人柄の良さ」(43.2%)、3位に「評価の公平性」(41.1%)、4位「相談できる」(28.9%)、5位「リーダーシップ」(25.4%)という結果に。一方で、「成果(実力)がある」「知識・経験の豊かさ」といったパフォーマンス面を求める人は1割程度だった。【調査概要】調査時期:2025年2月12日(水)~2月25日(火)調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20代~50代働く女性)調査方法:インターネット調査調査機関:オリコン・モニターリサーチ
2025年03月08日ベンチャーサポート税理士法人を運営するベンチャーサポートコンサルティングはこのほど、「働く女性のキャリアビジョン」に関する意識調査を実施しました。■現在の職場への不満は「給与が低い」が4割超「現在の職場で、不満を感じていることはありますか?(複数選択可)」と質問したところ、「給与が低い(43.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「職場の雰囲気や人間関係(20.2%)」「スキルアップができない(15.7%)」「キャリアプランを描きにくい(14.1%)」「正当な評価が得られない(14.1%)」と続きました。「とくに不満はない」と回答した人は、23.9%でした。現在の職場に対する不満として「給与が低い」と回答した人は、正社員が39.0%、契約社員・派遣社員が47.6%で、契約社員・派遣社員の方が不満を抱えていることが明らかに。その他の項目については、大差はありませんでした。■半数近くが「女性が働きやすい社会に変化してきている」と回答「女性が働きやすい社会に変化してきていると感じますか?」と質問したところ、「はい(47.1%)」「いいえ(52.9%)」という回答結果となりました。厚生労働省雇用環境・均等局「令和4年版 働く女性の実情」によると、令和4年の女性の就業者数は3,024万人、平成24年は2,658万人でここ10年で約370万人増加しています。半数近くの人が、実際に「女性が働きやすい社会に変化してきている」と実感していることが明らかとなりました。■現在の年収は、半数近くが「300万円未満」と回答「現在の年収を教えてください」と質問したところ、「200万円未満(14.5%)」「200万円以上〜300万円未満(33.4%)」「300万円以上〜400万円未満(26.0%)」「400万円以上〜500万円未満(14.2%)」「500万円以上〜600万円未満(6.2%)」「600万円以上(5.6%)」という回答結果となりました。■正社員の人は、9割超が今後も「正社員」で働きたい「今後、どのような雇用形態で働きたいと思いますか?」と質問したところ、「正社員(65.9%)」「派遣社員(18.5%)」「契約社員(13.6%)」「パート・アルバイト(1.7%)」「その他(0.3%)」という回答結果となりました。「正社員」は、今後も正社員で働きたいと考えている人が9割を超えています。一方、「契約社員・派遣社員」の人で、正社員で働きたいと考えている人は3割を超え、正社員を希望しているものの契約社員・派遣社員での就労を余儀なくされている実態も明らかとなりました。■今後のキャリア形成は「現状維持」が半数超、約3割は「転職」も「今後、どのようなキャリア形成を考えていますか?」と質問したところ、「現状維持(55.3%)」と回答した人が最も多い結果に。次いで「転職する(28.0%)」「昇進を目指す(7.4%)」「結婚・妊娠・出産・介護を機に勤務時間を減らす(5.0%)」「起業する(3.5%)」「その他(0.8%)」と続きました。■転職先で重視するのは「仕事内容」「年収」「雇用の安定」今後のキャリア形成で「転職する」と回答した人に、「転職先を選ぶ上で、重視することは何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、「仕事内容(60.2%)」と回答した人が最も多い結果となりました。次いで「年収アップ(57.4%)」「雇用が安定していて長く働ける(52.9%)」「福利厚生(48.8%)」「職場の雰囲気や人間関係のよさ(47.4%)」「残業時間が少ない(36.7%)」と続きます。「正社員」と「契約社員・派遣社員」を比較すると、正社員では「福利厚生」「キャリアアップできる」を重視している人が多く、契約社員・派遣社員では「雇用が安定していて長く働ける」「副業が可能」を重視する人が多いことが明らかとなりました。■起業したい理由は「自由に働きたい」「稼ぎたい」という声が多い今後のキャリア形成で「起業する」と回答した人に、起業したい理由を聞いたところ、・自由に働きたい(30代女性/正社員/東京都)・自分で稼ぎたい(20代女性/派遣社員/福岡県)・成功してみたい(20代女性/正社員/広島県)などの声があがりました。■起業したい業界は「情報サービス・広告業(YouTuberなど)」が最多今後のキャリア形成で「起業する」と回答した人に、「起業したい業界はなんですか?」と質問したところ、「情報サービス・広告業(YouTuberなど)(27.8%)」と回答した人が最も多く、次いで「生活関連サービス業(家事代行、ベビーシッターなど)(16.7%)」「飲食業(13.9%)」「美容業(11.1%)」と続きます。今回の調査では「情報サービス・広告業(YouTuberなど)」が最も多く、時代の変化を感じる調査結果となっています。■4割が、「主任」までの昇進を目指していると回答今後のキャリア形成で「昇進を目指す」と回答した人に、「どこまで昇進を目指していますか?」と質問したところ、「主任まで(40.8%)」と回答した人が最多に。次いで「部長まで(18.4%)」「課長まで(11.8%)」「役員まで(10.5%)」「係長まで(6.6%)」「社長まで(5.3%)」「その他(6.6%)」と続きました。「正社員」「契約社員・派遣社員」を比較すると、正社員は「部長まで」目指している人の割合が多いことが明らかとなりました。■調査概要「働く女性のキャリアビジョンに関する調査」調査方法: ゼネラルリサーチのモニターを利用したWEBアンケート方式で実施調査対象:ゼネラルリサーチ社登録モニターのうち、正社員・契約社員・派遣社員として働いている女性を対象に実施有効回答数:1,033人(正社員:516人、契約社員・派遣社員:517人)調査実施期間:2024年10月22日〜10月23日出典元:(エボル)
2025年03月04日「管理職を目指したい」。そんな志はあるものの……毎日の仕事で精いっぱい、勉強する時間がない、まだ自信が持てないなど、あと一歩を踏み出せずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。人口減少への対策や多様性ある社会づくりの一環として、東京都では女性の活躍の場をより広げるためのさまざまな事業を行っています。「まずは都庁からその輪を広げていきたい」そんな想いから昨年より「リーダー職を目指す女性職員の応援」をテーマに、職員座談会を実施。その様子をランチタイムに配信することで職員たちが食事をしながら視聴できるという取り組みを行っています。今回は、小池都知事も参加した3回目の座談会を取材。都庁で管理職として働く座談会の参加者たちは、どのような想いでキャリアアップを目指したのでしょうか。■テーマは「管理職になるにはどうしたらいい?」今回の議題は「管理職になるにはどうしたらいい?」。年齢や性別、業務、所属部署もそれぞれ異なる座談会メンバーたちの答えは、実にさまざまでした。まず「どうやって勉強の時間をつくった?」という質問には、とにかくスキマ時間を活用したという方もいれば、ようやく子育てが落ち着いたので勉強の時間をつくることができたという方も。「管理職に求められる資質は?」の答えもバリエーション豊かで、判断を求められるシーンが増えることから「判断力」と答える方や、普段から適度に雑談をすることで意見を言いやすい雰囲気づくりをしたいと「コミュニケーション力」を挙げる方など、どの答えもその方ならではのワークスタイルが反映されていました。事前に都庁で働く職員の方々から寄せられた質問や悩みに回答するコーナーもあり、なかでも「管理職になって苦労したことは?」という質問が印象的でした。さまざまな回答がありましたが、特に育児と仕事の両立などワークライフバランスに苦労したという声が多く、仕事に充てられる時間が限られているからこそタイパを意識した働き方の重要性が感じられました。■人生一度きりだから、好きなことを追求してほしい座談会の終盤には、小池都知事も参加。さまざまな質問に回答しながら、座談会メンバーと意見交換を行いました。都知事は「女性だから苦労したのでは? とよく聞かれますが、『女性だから』という理由で苦労したと思ったことはありません」と話したうえで、リーダー職を目指す職員たちに向けて「ぜひ好きなことを追求してほしい。働いているともちろん嫌なこともありますが、好きなことを追い求めていれば嫌なことも気にならなくなります。人生は一度きりなので、あとで後悔するくらいなら好きなことに挑戦してほしい」と想いを語りました。もともと女性職員の発案から実現されたこの座談会は、回を重ねるごとに視聴者が増え、3回目となる今回は300人以上もの職員の視聴申し込みがあったそう。座談会メンバーたちの多種多様な意見、そして小池都知事のエールで、キャリアアップへの第一歩を踏み出そうと勇気づけられた職員も多かったのではないでしょうか。(マイナビウーマン編集部)
2025年02月25日正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職type」は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。今回は、働く女性200名を対象に「冬のボーナス」についてアンケートを実施しました。■ボーナスが支給された人の平均額は30.7万円に女の転職type会員に2024年の冬のボーナスについて尋ねたところ、「0(なし)」が54.9%で最も多い結果となりました。2023年冬には42.4%だったので、ボーナスをもらえなかった人は12.5%増えています。一方で、支給された人の平均金額は30.7万円で、2023年の平均29.5万円と比較すると1万円ほど上がっています。■ボーナスの満足度、「かなり不満足」が約4割で1位に2024年冬のボーナスの満足度を聞いたところ、「かなり不満足」が39.5%で1位となりました。「やや不満足」は14.5%で、合わせて54.0%の人が不満を感じていることがわかりました。満足している人は「かなり満足」と「やや満足」を合わせて11.0%であり、満足と不満足の間には約5倍の開きがありました。■2023年と2024年の冬のボーナスの金額差、要因は「会社の業績」2023年と2024年の冬のボーナスに金額差があった人にその要因を尋ねたところ、「わからない」を除いた1位は「会社の業績」で23.0%でした。次いで2位が「転職」14.2%、3位が「自分の評価」12.2%となりました。「わからない」と回答した人は29.7%にのぼり、ボーナス額の算定基準が不明瞭だったり、業績や評価などついて明確な説明を受けていなかったりする人が多いのではと考えられます。■理想のボーナス額は57.7万円。現実とは27万円のギャップ理想のボーナス額について尋ねると、「50〜99万円」が最も多く50.0%でした。平均額は57.7万円で、実際の支給平均額である30.7万円と比較すると27万円のギャップがありました。■使い道1位は「貯金」、2位「生活費」、3位「旅行・レジャー」2023年、2024年の冬のボーナスの使い道では、いずれも「貯金」と「生活費」が他と大きく差をつけて1位・2位となりました。特別な支出をする人は限定的で、堅実な使い方をする人が多い状況がうかがえます。また、2024年は2023年と比較して「趣味」「PC・スマホ・家電」と答えた人の割合が大きい結果となりました。その他の回答としては、「仕送り」「車検」「引越し費用」「子どもの学費」などがありました。■調査概要第101回「冬のボーナスどうだった?」/データで知る「女性と仕事」調査期間:2024年12月10日〜12月22日有効回答数:200名調査対象:女の転職type会員調査方法: Web上でのアンケート引用元:※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります※同調査は「女性」と性自認している人を対象に調査を行っています(エボル)
2025年01月30日目標達成クラウド「ジョブオペ」を展開する給与アップ研究所は、社会人経験が3年以上で転職経験があり、管理職志望がある24歳〜29歳の総合職女性106名を対象に、管理職志望若手女性人材の転職に関する調査を実施しました。■前職での1on1面談の頻度、「月1回以上」が約4割「Q1.前職(転職前の会社)での1on1面談(評価面談以外の上司との定期的な面談)の頻度を教えてください。」(n=106)と質問したところ、「週1回以上」が9.4%、「2週間に1回」が9.4%、「月1回程度」が22.7%という回答となりました。■8割以上が、前職の上司との1on1面談に「不満あり」Q1で「実施していない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q2.あなたは、前職の上司との1on1面談に対して、不満を持ちましたか。転職直前の上司について回答してください。」(n=93)と聞いたところ、「かなり不満があった」が40.8%、「少し不満があった」が40.9%となりました。■半数が、「形式的な会話で終わってしまう」ことが不満Q2で「かなり不満があった」「少し不満があった」と回答した人に、「Q3.どのような点に不満を感じましたか。(複数回答)」(n=76)と尋ねたところ、「形式的な会話で終わってしまう」が50.0%、「具体的なアドバイスがない」が32.9%、「成長につながらない」が31.6%となりました。■1on1面談をより効果的にするための改善点とは?Q2で「かなり不満があった」「少し不満があった」と回答した人に、「Q4.1on1面談をより効果的にするために、転職直前の上司に関して、どのような点の改善が必要だと感じますか。(複数回答)」(n=76)と質問したところ、「建設的なフィードバック」が44.7%、「具体的な改善提案」が36.8%、「キャリアビジョンの共有」が34.2%という回答となりました。■上司との1on1面談で「転職意欲が強くなった」は8割以上にQ2で「かなり不満があった」「少し不満があった」と回答した人に、「Q5.上司との1on1面談によって、転職意欲に影響が出ましたか。」(n=76)と質問したところ、「転職意欲が非常に強くなった」が36.8%、「転職意欲がやや強くなった」が47.4%という結果となりました。■理想的な1on1面談に必要な上司のスキル、第1位は「傾聴力」に「Q6.理想的な1on1面談に必要な上司のスキルについて、重要だと思う要素を教えてください。(複数回答)」(n=106)との質問では、「傾聴力」が44.3%、「部下に対する深い理解力」が39.6%、「フィードバック力」が36.8%という回答となりました。■前職の人事評価制度、「適切に運用されていた」は3割に留まる「Q7.前職の人事評価制度について、あてはまるものを教えてください。」(n=106)と聞いたところ、「明確な人事評価制度があり、適切に運用されていた」が30.3%、「人事評価制度はあったが、基準が不透明だった」が28.3%という結果となりました。■前職の退職理由、「人事評価制度がない」「基準が不透明」が6割以上「Q8.前職を退職しようと考えた理由を教えてください。(複数回答)」(n=106)と尋ねたところ、「評価制度が不透明だったから」が27.4%、「成長実感が得られなかったから」が25.5%、「上司からの不適切なフィードバックがあったから」が24.5%となりました。■約半数が上司からの「感情的な態度や発言」が不適切だったと回答Q8で「上司からの不適切なフィードバックがあったから」と回答した人に、「Q9.具体的にどのような点が不適切だと感じましたか。(複数回答)」(n=26)と質問したところ、「感情的な態度や発言があった」が46.2%、「具体的な改善点が示されなかった」が38.5%、「客観的な評価基準がなかった」が38.5%という結果となりました。■調査概要「管理職志望若手女性人材の転職に関する調査」調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査調査期間:2025年1月8日〜同年1月14日有効回答:社会人経験が3年以上で転職経験があり、管理職志望がある24歳〜29歳の総合職女性106名出典元:給与アップ研究所( )※ 合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っています。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合があります(エボル)
2025年01月30日女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」は、働く女性759名を対象に「転職活動」についてアンケートを実施しました。■転職で叶えたいこと1位は「年収を上げたい」現在転職活動中の人に、転職で叶えたいことを聞いてみると「年収を上げたい」54.5%が過半数以上という結果となりました。次いで「仕事内容を変えたい」35.8%、「スキルアップしたい」31.1%と、キャリアチェンジやキャリアアップを目的に転職活動を行っている人が多いようです。■魅力に感じるのは「リモート」「高有給取得率」「フレックス」企業を選ぶ際に魅力的に感じる制度や条件について尋ねたところ、1位「リモートワーク制度」51.1%、2位「有給取得率の高さ」37.8%、3位「フレックスタイム制度」36.4%でした。その他の中にも「家庭と両立できること」「残業がない」などのコメントが多く、「働きやすさ」に関する制度や条件がある企業に魅力を感じる人が多いことがわかります。■20代の約7割が「厳しくても成長できる会社で働きたい」と回答厳しくても成長できる会社で働きたいかどうかを尋ねたところ、「働きたい」と考えている割合が最も多いのは20代で、約7割を占めました。「働きたい派」の割合は年代が上になるほど少なくなることから、ある程度キャリアを重ねると成長よりもストレスの少ない職場を求める人が増えることがわかります。■一方で20代の約7割が「年収は大きく下がっても週休3日の職場がいい」年収が大きく下がっても週休3日がいいかという質問では、20代・30代は「思う派」が過半数を超え、特に20代が多い結果に。一方で40代は「思わない派」が63.5%となり、20代とほぼ逆転する数字でした。年齢が若い方が、週休3日を魅力的に感じる人が多い様子がうかがえます。フォローが手厚くなくてもリモートワークがしたいかを聞くと、20代・30代はそれぞれ「したい派」が73.2%、61.4%と多数派でした。一方で40代は「したい派」が47.2%と過半数を割り、「あまりそう思わない」38.2%が最も多い結果となりました。■約8割が転職サービスのアプリをインストールしたことがある転職サービスのアプリをインストールしたことがある人はどの世代でも7割を超える結果となりました。特に割合が多かったのは20代で、9割近くの人が転職サービスのアプリをインストールした経験があるようです。Q.6で転職サービスのアプリをインストールしたことが「ない」と答えた人に、その理由を聞いたところ「容量がいっぱいだから」37.3%、「必要性を感じないから」34.0%、「通知がわずらわしいから」28.8%でした。一方で「特に理由はない」と答えた人も24.8%いました。■転職を決めるときは「家族」「パートナー、恋人」の意見を参考にする転職する際に誰の意見を一番参考にするかという質問では、20代は「パートナー、恋人」27.1%、30代・40代は「家族」がそれぞれ27.8%、30.9%と1位でした。一方で、40代は「誰の意見も参考にしない」が22.8%と二番目に多い結果となりました。経験やキャリアを重ねた世代だからこそ、自分の判断で転職を決めるという人が多いのかもしれません。また20代は30代、40代と比較して「キャリアアドバイザー(転職エージェント)」を一番にあげる人が少ないこともわかりました。「誰の意見も参考にしない」が最も少ないのが20代ですが、自分に近しい人の意見を参考にする傾向があるようです。Q.8のように答えた理由など、詳しくは以下から確認できます。■調査概要第100回「教えて!転職活動の本音」/データで知る「女性と仕事」調査期間:2024年11月25日〜12月17日有効回答数:759名調査対象:女の転職type会員調査方法: Web上でのアンケート出典元:※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります※同調査は「女性」と性自認している人を対象に調査を行っています(エボル)
2025年01月24日学ぶから働くまでを支援する女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を運営するSHEは1月1日より、渋谷凪咲さんをイメージキャラクターに起用した新CM「SHElikesで学んで試してキャリアアップ」篇(15秒/30秒)を放映しています。CMでは、渋谷凪咲さん演じるキャリアに悩む女性が、「SHElikes」を通して新しいスキルを学び、4つの人気の職種にキャリアアップする様子を描いています。また、新CMの放映に先駆けて、同日よりメイキングカット・ムービーを公開。同CMや渋谷凪咲さんからのメッセージが、多くの女性にとって理想の働き方を叶えるきっかけになることを祈りつつ、同社は2025年もユーザーの「自分らしい働き方」の実現に伴走していきます。■ 渋谷凪咲さん起用の背景・CM制作への想い「SHElikes」では、誰もが自分らしい働き方を叶えられるよう、時間や場所にとらわれずに働ける45以上の職種スキルを提供し、これまでの累計会員数は17万名を突破(※)しています。今回、渋谷凪咲さんは、SHElikesのイメージキャラクターとしてテレビCMの他、キャンペーンサイトなどにも出演しています。SHElikesの受講生の平均年齢は渋谷凪咲さんと同世代であり、キャリアや生き方のモヤモヤや変化に直面する時期でもあります。グループ卒業後もタレントとしてバラエティで活躍し、さらに俳優としてドラマに挑戦しながら自身のキャリアを切り拓く渋谷さんの姿や言葉は、SHElikesの受講生だけでなく、キャリアや生き方に悩む多くの女性を元気付けてくれると思い、今回の起用を決定。同社では、「本CMが、理想の働き方を叶えたいと考えている多くの女性に届き、一歩踏みだすきっかけになれば嬉しいです」とコメントしています。(※) 2024年10月時点の自社調べによる同社の累計会員数(卒業生含む無料会員登録者数)■SHElikes CM概要CMタイトル:「SHElikesで学んで試してキャリアアップ」篇(15秒/30秒)出演者:渋谷凪咲放送開始日:2025年1月1日放映エリア:関東・関西・九州◇CMストーリー同CMは、渋谷凪咲さん演じるキャリアに悩む女性が、今の働く環境や仕事内容に満足できず「わたし、このままでいいのかな……」とつぶやくシーンからスタート。その後、場面が変わり「SHElikes」で人気の職種「Webデザイナー」「編集・ライター」「動画クリエイター」「PR・マーケター」にキャリアアップする様子を描きました。誰もが知る歌に合わせて、渋谷凪咲さんがオリジナルの歌詞を口ずさみながら振り付けを交えます。CMの後半には、キャリアチェンジに成功した渋谷凪咲さんが「わたしでもできるんや!」と笑顔で喜びを表現するシーン、在宅勤務をしながら猫とじゃれ合うシーンなど、「SHElikes」で叶う自分らしい自由な働き方を表現しています。同CMを通して、新年に「今年こそは理想の働き方を叶えたい」と願う全ての女性に、新たなキャリアへの選択肢と可能性を提示しています。■CMカット◇出演者プロフィール渋谷凪咲生年月日:1996年8月25日2012年、大阪・難波を拠点に活動するアイドルグループNMB48の4期生として加入。2014年発売のシングル「高嶺の林檎」で初選抜入りを果たし、以降はグループの中心メンバーとして活動し、2023年12月NMB48を卒業。卒業後は2024年7月に『あのコはだぁれ?』で映画初主演を務め、以降も連続ドラマに2クール連続でレギュラー出演するなど、バラエティー番組のみならず様々なメディアへ活躍の場を広げている。にぼし生年月日:2013年6月17日かわいいものが好きな猫。安定感のある落ち着きで出演実績多数。■ メイキングカット・動画・SHElikes新CMメイキング動画 前編・SHElikes新CMメイキング動画 後編・メイキングカット◇渋谷凪咲さんからのコメントQ. CM撮影について、印象に残っているシーンや見どころを教えてください。撮影では4つの職業を演じたのですが、それぞれの職業のかわいい衣装を着ることができて楽しかったです。振り付けも、職種ごとに決めポーズだけちょっと変わっていたりするので、ぜひ注目してください!猫ちゃんと一緒に共演できたのも癒されました。Q. 撮影中にSHElikesを見て、感じたことを教えてください。キャリアスクールや転職サイトってお堅いイメージだったり、難しい言葉が書かれているイメージがあったのですが、SHElikesはポップで楽しそうで、ワクワクする気持ちのままスキルや職業を選べそうだと思いました。転職のように新しいことに向かうときは緊張すると思うのですが、「あ、やってみたい!」と思えるかわいらしいサイトだったので、撮影中もずっと見ていました。Q. 学んでみたいスキルや気になった職種はありますか。家族旅行に行くときは自分でカメラを回していろんな風景や家族の日常を撮って動画にまとめています。好きな曲の歌詞に合わせて編集するのが楽しいので、動画編集はやってみたいと思いました。Q. CMをご覧になる皆さんにメッセージをお願いします!挑戦したいという素直な気持ちを大事にして欲しいなと思います。私は人生で「自分の心がときめいた瞬間」を大事にしています。自分のときめきを忘れず、気持ちのままに勇気を持って踏み出して欲しいです。きっと同じような思いを持った人たちがSHElikesにも集まっているので、一緒に夢に向かう過程で不安が消えて、ワクワクした未来が待っているはずです。いつかきっと、笑顔の自分に出会えると思います。私もみなさんと一緒に心をときめかせて、いくつになっても瞳が輝いているような大人でいられるといいなと思います。(エボル)
2025年01月08日法学館は、不動産会社で3年以上働く女性を対象に行った、不動産女子のキャリアに関する実態調査の結果を12月20日に発表しました。■不動産会社で働く4割の女性が「楽しさややりがいを感じている」不動産会社で働く女性に、現在の仕事に「楽しさ」や「やりがい」を感じているか尋ねたところ、約4割が「非常に感じている」「やや感じている」と回答しました。その理由は、「評価が給料に反映されやすい」(25.6%)が最も多く、「資格を活かしやすい」「未経験からチャレンジできる」(各23.1%)が続きました。■不動産業界への転職を女性におすすめしたい理由不動産業界を女性の転職先としてすすめたいと思うか尋ねると、33.6%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えました。理由は、「性別関係なく評価されるから」(51.4%)、「高収入が期待できるから」(25.7%)、「ワークライフバランスがとりやすいから」(20.0%)が多くなっています。■約8割が、不動産業界で働く上で「宅建資格の取得」を重視宅建資格の取得は不動産業界で働く上で重要だと思うかという問いに対しては、80.8%が「重要だと思う」「やや重要だと思う」と答えました。その理由で最も多かったのは、「顧客からの信頼度向上」(64.3%)で、「取引に必要な知識の習得」(56.0%)が続きました。◇まとめ今回の調査では、不動産業界は性別に関係なく実力で評価される環境である他、資格を活かしやすく、未経験からチャレンジしやすいことが明らかになりました。不動産業界で働く上では、「宅建資格」を重要視する声が多数寄せられており、顧客からの信頼獲得や実務知識の習得に繋がるなど、メリットも大きいようです。資格取得のサポート体制が整った環境で、長期的なキャリア形成を目指せる不動産業界にチャレンジすることは、転職を考える女性にとって有力な選択肢となるのではないでしょうか。■調査概要不動産女子のキャリアに関する実態調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー︎」の企画によるインターネット調査調査期間:2024年10月31日~同年10月31日有効回答:不動産会社で3年以上働く女性104名出典元URL:※ 合計を100%とするため、一部の数値について端数を切り上げ処理。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合があります(フォルサ)
2024年12月30日恋愛において主導権を握ることは、プラスに働くようです。では、上手に主導権を握るにはどうすればいいのでしょうか?「恋愛で主導権を握る女性になる方法」を紹介します。すべてを明かさない彼にすべてを伝えるのはやめましょう。今日の出来事や、今何をしているのかの共有は控えめに。そうすることで彼はあなたへの好奇心を失わず…。恋心をより深めるはずなので、試してみてください。上手に甘える彼に上手く甘えることで、主導権を握ることができます。小さなお願い事から始め、彼のサポートを得ることで…。大切に思ってもらうことができるでしょう。ただし、彼を利用するような行為は避けてくださいね。意味のあるLINEを心がけるLINEでのやりとりは、短くて意味のあるものにしましょう。あなたからLINEを終わらせることで、主導権を握っている印象を与えます。ダラダラとした長いLINEを続けるよりも…。適度に打ち切り、鮮度を保つことも大切かもしれません。優しさと厳しさを使い分ける彼に対する優しさと厳しさを適切に使い分けましょう。褒めるべきときはしっかり褒め、怒るべきときは怒るのです。このバランスがあなたの魅力をより一層引き立てます。健全な関係を築くため…恋愛での主導権を握ることは、健全な関係を築くための一歩です。上記のポイントを心がけ、恋愛をより楽しみましょう。(Grapps編集部)
2024年12月17日働く女性は仕事にプライベートにとにかく忙しい!コスメひとつ買うのもSNSやクチコミなどの情報があふれすぎていて結局何を選べばいいのか分からなくなってしまう方も少なくないのではないでしょうか。でも、自分と同じ働く女性が実際に使って良かったアイテムなら参考にしやすいはず。今回はマイナビウーマン読者3名に本当に使って良かった「マイ・ベストコスメ2024」を聞いてみました。■わかなのマイ・ベストコスメは「キュレル 潤浸保湿 乳液ケアメイク落とし」私の2024年マイベストコスメは、キュレルの「潤浸保湿 乳液ケアメイク落とし(1,980円)」です。敏感肌用で人気のあるキュレルの新作だったので、興味を持ち購入しました。乳液のような柔らかいテクスチャーで、肌をこすらずにメイクをオフでき、洗い上がりもしっとりしていてつっぱらないのがうれしいです!特に気に入っているポイントは、肌に負担をかけずにメイクがしっかり落ちるところです。■りんのマイ・ベストコスメは「VT COSMETICS プロCICA クリアスポットパッチ」私の2024年マイベストコスメは、VT COSMETICSの「プロCICA クリアスポットパッチ(650円)」です。疲れや食生活の乱れがすぐ肌に出るようになり、使用するようになしました。できかけのニキビや吹き出物に貼ることで肌を守り、悪化する前に抑えられる気がします。剝がれにくく、目立たないため気に入りました。■えりかのマイ・ベストコスメは「無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスク」※10月2日から「薬用リンクルブライト クリームマスク」にリニューアル済み。私の2024年マイベストコスメは無印良品の「エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスク(1990円)」です!SNSで見かけて使い始めました。使用感はこっくりとした硬めのテクスチャーで、私はスキンケアの最後に使用しています。特にお気に入りのポイントは、翌朝洗顔する時にもしっとりもちもち肌がキープできているところ!このクリームを使い始めてから肌荒れしにくくなり、私の肌に合っているのも使い続けているポイントです。■お肌のケアが気になった2024年。エイジングケアをスタートしたい!今回、ベストコスメを聞くうえでジャンルを絞ったわけではないのですが、なんと3人ともスキンケアアイテムを挙げる結果に!忙しく過ごす中で肌の疲れをケアしてくれるものや、早めのエイジングケアができるものが気になったようです。マイナビウーマン読者が本当に愛用した3つのコスメ。コメントをぜひ参考にしてみてくださいね。(マイナビウーマン編集部)
2024年12月13日魔法びんのグローバル企業・サーモスは12月1日、「スープマグ(DJU-220/320)」を発売しました。■スープランチが楽しめる軽い樹脂製スープマグ「スープマグ(DJU-220/320)」は、スープを持ち運びできる樹脂製のスープマグ。樹脂製なので軽く、電子レンジでスープを再加熱することができます。フタはしっかり閉まるネジ構造で、安心して持ち運ぶことができます。さらに口当たりの良い丸口設計、持ちやすいハンドル付きで快適なスープランチを楽しめます。また食洗機対応で、本体・フタ・パッキンと少ないパーツ構成のため、お手入れも簡単です。同社が実施した調査(※)では、「職場のランチに自宅で調理したスープを飲みたい人」が約6割いることがわかりました。さらにスープ容器に求める機能として「漏れにくさ」に加えて、「電子レンジの使用」や「軽さ」を求める人が多かったことから今回、同商品を開発することになりました。同社は、2009年よりステンレス製魔法びん構造による高い保温・保冷力が特長の「真空断熱スープジャー」を販売し、ランチタイムにスープをとり入れることを提案してきました。電子レンジがない環境でも温かいスープを楽しめる「真空断熱スープジャー」に加えて、軽くて電子レンジで再加熱可能な「スープマグ(DJU-220/320)」の登場で、自身のライフスタイルや昼食を食べる環境にあわせてスープ容器を選べます。(※):サーモス調べ調査期間:2023年2月13日〜14日調査対象:全国の20〜50代の働く女性1,000名調査方法:インターネット調査◇<商品特長>◇<スープマグの使い方>◇商品ラインアップ「スープマグ(DJU-220/320)」■「スープマグ(DJU-220/320)」仕様一覧(*1)容量とは、本体口元までの容量です。(*2)使用容量とは、本体水位線までの容量です。使用の際は取扱説明書を確認し、適正な量を入れてください。(エボル)
2024年12月12日KADOKAWAは12月2日、『ポジティブマインドセット プラス15%の前向きさで人生を好転させる方法』(著:笹川友里)を発売します。■心の持ち方をポジティブに変えていく75個のコツを紹介同書は、TBSテレビのアナウンサーからフリーランス、起業家へとキャリアを重ねた笹川友里さんが、失敗や困難を乗り越えながら得たというポジティブ思考のコツを紹介した書籍。プラス15%のポジティブな視点を取り入れるだけで、心がぐっと軽くなるという見解のもと、日常のちょっとした習慣で自己肯定感を高め、心の持ち方をポジティブに変えていく方法を75個掲載しています。たとえば、仕事での失敗も「次のチャンスへのステップ」と捉える柔軟さ、自分を好きになるための小さな習慣を積み重ねるコツなど、ほんのプラス「15%」のポジティブな視点を取り入れるだけで、心がぐっと軽くなります。具体的には・素の自分で油を売りに行ける場所をつくる・本当に疲れたらひとりで夜の散歩・相手のいいところを見つけたら言葉にする癖をつける・モヤモヤした気持ちは次へのチャレンジにつながる・おしゃれと清潔感を両立させるなど忙しい毎日でも、「ちょっと試してみようかな」と思えるヒントが満載です。20~40代の女性たちに向けた、読んだその日から実践できる具体的なアドバイスが盛りだくさん。「自分らしく、でも無理せずに生きたい」と願う女性たちに寄り添う一冊です。■書誌概要ポジティブマインドセット プラス15%の前向きさで人生を好転させる方法著者:笹川友里発売日:2024年12月2日価格:1,760円URL:(フォルサ)
2024年11月28日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部隣の芝は青く見えるとよく言いますが、隣の部署も青く見えるもの。リモートワークがしやすい部署、働く姿がキラキラ輝いて見える部署……今の自分は感じることができない魅力がある、そんな気がしてしまいますよね。しかし、新卒でカンロ株式会社に入社し、ジョブローテーション制度で7年目にしてすでに3部署を経験している高橋舞さんは「どの部署にいてもキャリアの軸は変わらない」と言います。同じ会社の中でも、職種が変わると働き方も仕事内容も変わるもの。ですが彼女には、自分が関わっている「商品が好き」という、ブレない軸があるのです。■7年間で3部署を経験。各所でのスキルを生かして再度営業職にではさっそく、高橋さんのこれまでのご経歴から教えてください!新卒でカンロ株式会社に入社して、現在7年目になります。私が入社した時にはジョブローテーション制度があり、今までに三度の異動を経験しています。入社から3年半は営業として東北の支社に勤務し、その後本社に異動となり、商品企画として2年、現在はまた営業として、コンビニエンスストアを担当させていただいております。それぞれ、どんなお仕事をされていたのでしょうか。東北では営業として、地域の小売店に対しての商談から、売り出し時の商品展開までを一貫して担当していました。横のつながりが強いエリアだったので、得意先との飲み会にも積極的に参加し、徐々に交友を深めていきました。慣れない土地での社会人デビューは不安だったのですが、周囲の人にも恵まれて、最後は離れがたい思いから泣きながら東京に戻ってきました。高橋さんのお人柄ゆえでしょうか。明るくて親しみやすいと言われませんか?本当ですか?そう思っていただけるととても嬉しいです……!笑顔もステキ!では、次は商品企画時代のことも教えてください。異動先の部署は新商品の企画を担う部署でした。もともとグミが大好きでカンロへの入社を決めたので、企画部への異動は不安もありましたが直接商品に携われるという点で胸が躍りました。私が担当した商品の一つに「マロッシュ」という商品があるのですが、企画を考えるところから売り出し時のプロモーションなど、商品が世に出るまでの全てに携わっていたので、担当商品は我が子のようにかわいく見えてしまいます(笑)。マロッシュといえば、今やどのコンビニでも目にしないことはないほど人気の商品ですよね。初めて食べた時は、あのふわふわ食感に驚きました。マロッシュはその「新食感」にとにかくこだわって作られた商品なので、そう言っていただけると嬉しいです!でも、営業と企画だと、お仕事の内容もかなり変わると思うのですが……異動時は大変だったのでは?営業時代は社会人デビューの時だったこともあり、とにかくタスクをこなしていく働き方でした。企画への異動時は社会人としての経験があり、自分で考えながら働くことを求められることも増えたので、慣れるまでに時間がかかりました。でもやっぱり、企画職はとにかく商品に愛着が湧くので、最終的には営業の時とは違った楽しさを感じながら働くことができました。仕事が楽しくなるきっかけもあったのでしょうか?「店頭でたくさんのお菓子を見ている中で、自分が一番買いたいと思える商品を作りなさい」という上司からの一言が、担当商品に愛を持つきっかけになりました。自分が食べたいお菓子を自分の手で作れるって、夢みたいですよね!もちろん、実際はいろんな数字やデータを比較しながら、地道に作業する工程も多いです。でも、誰かがおいしく食べてくれるだろう、ではなく、まずは私が欲しいと思えるものを作るんだと思えた時、仕事が一気に自分ごとになったんですよね。企画職の頃もご活躍されていたかと思うのですが、現在はまた営業に戻られているんですよね。今は全国に店舗を持つ小売様を担当しているので、影響力も大きく責任の重さを感じています。10年前と比べてもグミの市場がかなり大きくなってきているので、商談時の手応えもまったく違います。特にコンビニはトレンド意識が強いので、商品説明会の熱量も高く、前の2部署とはまた違う楽しさがありますね。色々な部署で異なるスキルを研鑽されたと思うのですが、現在のキャリアにも生きていると感じますか?そう思います。たとえば東北での営業時には、市場データの分析を強みに商談を行っていましたが、今は企画職を経験したことで、商品に強い愛情を持てるようになりました。商品説明にも熱が入りますし、その思いは得意先にも伝わっていると感じます。■コアタイム×フレックス制度でプライベートのライフイベントも両立作り手の気持ちが分かると、販売にもより力が入りますよね。そうなんです。今は入社時より大きな市場で、トレンドを捉えている取引先と話す機会も増えているので、今後この経験を生かして、また企画職に戻れたらいいなと思っています。今後の異動は希望制なのでしょうか?ジョブローテーションの期間は終わったので、ここからは上司や会社と相談して、自分のキャリアを決めていくことになりますね。営業もやりがいはあるのですが、大好きなグミのことを考えている時間がやっぱりいちばんワクワクするんです。高橋さんは今後も、お仕事に力を入れていきたいというお考えですか?仕事はもちろん、プライベートともしっかり両立していきたいです。部署や時期によって波はありますが、個人的にはとても働きやすい会社だと思っています。今は趣味でよさこいをしているのですが、お祭りシーズンや大会がある時は、普段より多めに有給を取らせていただいています。ワークライフバランスの整った生活ができていそうですね。現在は出社されることが多いですか?営業は得意先に訪問することも多いので、週に2回ほどは出社しています。でも、それぞれのワークライフバランスは実現しやすいと思います。実は、企画職時代に母の介護を経験しているのですが、その時はほぼフルリモートでした。訪問診察もあったので、コアタイム以外はフレックス制度を利用し、早朝や夜に仕事をしながらうまく働くことができました。それは大変でしたね。でも、その時期もフルタイムで働いていたんですか?はい、フルタイムでした。長くお休みせずに乗り越えられたのは、理解ある職場のおかげです。急に働けない時間ができても大丈夫なように、進捗は細かめに上司へ報告していました。なんだか、チームにも優しくてすてきな方が多そうですね。そうなんです。東北時代も本社に来てからもそうですが、カンロは本当に優しい人が多くて、いつも頭が上がりません。■どの部署でも「グミ愛」は変わらない高橋さんの、働く上での一番のやりがいはなんですか?やはり、大好きなグミに関われていることですね。今でも商談時はマロッシュに熱が入りやすいのですが、それ以外の商品も大好きなものばかりなので、商談がうまくまとまった時は、そのたびに新鮮な嬉しさを感じます。高橋さんの熱いグミ愛が伝わってきました(笑)。ちなみに今のグミトレンドはどうなっているんですか?そうですね……グミってお菓子の中でもすごく自由度が高くて、食感や形を自由に考えやすいんです。私自身、業界研究も兼ねて他社さんのものも含めて色々なお菓子を食べているのですが、やはり今は「今までにない食感」が求められていると感じます。高橋さんの一番好きなグミも聞いてみたいですね。ピュレグミも捨てがたいですが、やっぱりマロッシュです。仕事で携わったからというだけでなく、あのもちもち感と弾力の組み合わせが、歯に当たる時の感覚がたまらないんですよね……!今年の2月にはパッケージもリニューアルしてかわいくなったので、まだ食べたことがない方にもぜひ食べてみてほしいです。ここまでの取材を通して、高橋さんの仕事に対する実直な姿勢や明るさがとても印象的だと思いました。最後に、高橋さんのモチベーションがどこからやってくるのかも教えてください。働いている間も、できるだけキラキラしていたいと思っているんです。自分に自信がない時って、どうしてもキラキラできないから、自信を持ち続けるためにも努力は必要だと思います。すべての仕事が楽しいわけではなくても、その時の頑張り次第で、新しいスキルが身につくかもしれない。そうすれば、つらかった時の自分にも「ありがとう」って言えると思うんです。未来の自分が輝けるように……それが、私の働くモチベーションです。ポジティブな価値観に、元気をもらっちゃいました!その上で、大好きなグミをもっとたくさんの人に届けたいです。今後、営業を長く続けるのか、企画の部署に戻れるのかはまだ分かりませんが、どの部署でも私が「グミづくり」の一端を担っていることには変わりませんから。今後も大好きなグミを軸に、輝くキャリアを築いていきたいです。
2024年11月08日キャリアデザインセンターが運営する女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」はこのほど、働く女性426名を対象に「節約」についてアンケートを実施しました。正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職type」は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。■働く女性の約9割が「節約を意識している」女の転職type会員に節約を意識しているかを聞いたところ、「やや意識している」が最も多く、「かなり意識している」を含むと約9割が節約を意識していることがわかりました。また年収399万円以下と、400万円以上で分けて比較すると、年収399万円以下のほうが節約に対する意識が高い結果となりました。■理由は「収入が少ない・上がらないから」「物価が上がっているから」節約を意識しているという人にその理由を聞いたところ、「収入が少ない・上がらないから」の72.5%に次いで「物価が上がっているから」が70.7%でした。年収399万円以下のグループが年収400万円以上のグループを大きく上回った回答は「収入が少ない・上がらないから」「生活に余裕がないから」の2つでした。一方で、年収400万円以上のグループが年収399万円以下のグループを大きく上回った回答は「老後に備えたいから」でした。節約を意識している人に、特に節約を心がけているものを聞いたところ、「食費(自炊)」56.0%、「服飾代」53.7%、「美容代」41.1%が上位を占めました。年収399万円以下のグループが年収400万円以上のグループを大きく上回ったのは「食費(自炊)」「服飾代」の2つでした。一方で、年収400万円以上のグループが年収399万円以下のグループを上回ったのは「美容代」「食費(外食)」「レジャー、旅行」の3つです。傾向として、年収399万円以下のほうが「食費(自炊)」「服飾代」などの日常にかかる出費を意識して節約しており、年収400万円以上のほうが「食費(外食)」「レジャー、旅行」などの頻度の少ない出費の際に節約を意識していることがわかりました。■節約したい金額の平均は、月24,920円節約を意識している人に、月どれくらい節約がしたいかを聞いたところ「1〜3万円未満」が50.3%と過半数を占めていました。平均すると、節約したい金額は月24,920円という結果になりました。「これだけは節約しない」と決めているものがあるかを聞くと「子どもの教育費」が20.0%と最も多く、次いで「レジャー・旅行」18.5%、「趣味・習い事」15.7%でした。その他のコメントには「医療費」や「薬」、「ペット(猫)にかかるお金」などがありました。■職場での節約術は、“コツコツ派”が多数節約のために仕事や職場で気をつけていることを聞いてみると、1位「水筒を持っていく」65.7%、2位「お弁当を作る」50.5%、3位「ランチの外食を減らす」39.9%という結果でした。毎日の出費をコツコツ節約することを心がけている人が多いようです。■【Q.7 おすすめの節約術は?】最後におすすめの節約術を聞いたところ、以下のような回答がありました。・「メルカリで不用品を売ったり、新品を購入したりすること」(20代/事務・経理・人事系/400〜499万円)・「16時間ダイエットで自然と食事の回数を減らせる。夏は湯船に浸からない」(30代/サービス・販売系/300〜399万円)・「冬は『湯たんぽ』のフル活用!こたつや電気毛布、ホットカーペットの代わりにしています!」(50代/介護・医療・福祉系/300〜399万円)・「交通費を使わないように、とにかく歩く、歩く!」(50代/事務・経理・人事系/300〜399万円)・「お腹が空いたら間食しないで寝る」(40代/事務・経理・人事系/300〜399万円)・「洗濯の際は液体洗剤ではなく粉洗剤を使う」(40代/その他/300〜399万円)・「買い出しを週1にして、買い物時点では献立を決めすぎない」(30代/事務・経理・人事系/100〜199万円)・「廊下や玄関の照明を人感センサーライトに変える」(40代/その他/200〜299万円)■調査概要第96回「節約してる?」/データで知る「女性と仕事」調査期間:2024年9月12日〜9月23日有効回答数:426名調査対象:女の転職type会員調査方法: Web上でのアンケート※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。※同調査は「女性」と性自認している人を対象に調査を行っています。(エボル)
2024年10月29日10月15日、青山の「はたらく女性スクエア」にて、バレーボール女子代表チームでキャプテンを務めた古賀紗理那さんが、W societyと花王株式会社が共催する「働く女性と健康を考えるトークセッション」に登壇しました。イベントには古賀さんの他に、花王株式会社のサニタリーブランドマネジャー・坂田さんと、不妊治療薬や経口避妊薬などを展開するオルガノン株式会社の戦略部門長・高島さんも登壇。働く女性たちに必要な環境づくりについて、トークセッションが行われました。■チームのリーダーとしてメンバーの体調にも気配りをイベントではまず、モデレーターであるW societyの谷村さんから、働く女性を取り巻く現状の環境についての説明がありました。月経随伴症や不妊治療など、女性特有の健康課題による欠勤やパフォーマンスの低下による、社会全体の経済損失は約3.4兆円といわれており、企業の取り組み次第でポジティブなインパクトがあることが期待されています。そして健康問題をサポートする環境、不調に関して職場で気軽に話せる環境がある企業は満足度が上がりやすいという相関関係もあるそう。そして、バレーボール選手として活躍してきた古賀さんも、生理不順などの体調不良を慢性的に抱えていた時期もあったと語ります。「生理の時は腰が抜けやすくなったり、体調が悪くなってしまう選手もいるので、そういった時はトレーナーに相談して、生理前には体調に合ったケアをしていただいたり、トレーニングの負荷を調整していました。体調やコンディションに関してはトレーナーからコーチへ情報共有してもらえるような連携があったので、感謝しています」チームのキャプテンとして周囲を観察する意識を持ち、その日コンディションが良くない選手には率先してコミュニケーションしていたという古賀さん。それぞれの性格に合わせて、声のかけ方やタイミングなども変えていたそうです。■企業事例を通して「女性が活躍できる環境」について考える「コートの中だけでは解決できない問題もたくさんありますから。選手同士の信頼関係も大切なので(体調のことも)話しました」と古賀さん。ですが、まだまだ日本社会全体では、生理について職場で気軽に話し合えないという女性も多いでしょう。そこで後半は、花王・坂田さんと、オルガノン・高島さんも登壇し、女性の健康課題に対し各企業が取り組んでいる事例も紹介されました。坂田さんは花王のサニタリーブランド「ロリエ」の担当として、職場のトイレに生理用品を設置する「職場のロリエ」の事例を紹介。「職場のロリエ」を導入している企業では、女性社員がトイレットペーパーなどの備品と同じように、生理の時に職場に置いてある生理用品を利用することができます。海外遠征の時には、日本からいつも使っている生理用品を持ち込んでいるという古賀さん。事例を聞いて「大会の開催場所によっては、控室からトイレがすごく遠い時も。スポーツの関係各所にも設置してあったらすごく便利」と共感しました。続いて坂田さんが、オルガノン株式会社の福利厚生について紹介。オルガノンでは生理休暇という制度はなく、代わりに「ハーデイリーブ」という制度が導入されており、生理中だけでなく生理前後や、更年期のタイミングにも使えるのだそう。また、昨年は社内で「生理体験イベント」が実施され、男性も腹部に電極パッドをつけ、生理時の痛みを疑似体験したそう。実施後は、職場でも生理に関する話がしやすくなったといいます。各企業が取り組む事例を聞いて「私たちはたまたま自分の体調を共有できる環境があったけど、そういう組織ばかりとは限らない。女性が100%の力を発揮するために環境づくりを変えていく必要があると思います」と古賀さん。トークセッションを通して、女性が働きやすい環境や風土づくりに関する理解が深まりました。■自分の体の声に耳を傾け、必要なものを見極めるイベントの後には、古賀さんがマイナビウーマンの個別取材にも回答してくれました。生理の時の過ごし方や、アスリートとして向き合ってきた「自分や女性の健康」に関して、古賀さんの思いをお伺いしてきました。――現役時代は生理不順に悩まれていたそうですが、ケアはどのようにされていたのでしょうか。海外遠征で生活のルーティンが変わったタイミングで生理が遅れたり、不順になることが多かったので、食事をかなり気にしていました。食べるものってすごく大切だと思うので、海外でも日常と同じ食生活を意識して、不足しがちな炭水化物やビタミン、タンパク質などが摂れるよう、日本からいろいろと非常食を持ち込んでいました。食事を改善してからは徐々に、海外遠征中でも定期的に生理がくるようになりましたね。――日常生活でもストイックなルーティンを決めていると思うのですが、どうやって必要なものを選んでいったのでしょうか。まずはなんでも試してみて、良かったものだけをルーティンとして取り入れるようにしています。ストレッチの種類にしても食べものにしても、今の自分の体に必要なもの、そうでないものがあると思います。体調に関してはまずトレーナーに相談することが多かったので、教えてもらったケア方法の中から、自分に合うものだけを残していきました。――海外遠征中もいつもの生理用品を使っているとのことでしたが、こちらもいろいろ試されたのでしょうか。スポーツしている時にはフィット感や、安心感が重要なので、かなりいろいろ試しました。自分に合わなかったものはチームメンバーにあげたり、逆にメンバーからおすすめしてもらうこともあったので、そのおかげで自分に合う生理用品を見つけることができましたね。――生理期間中は練習をセーブしていたとのことですが、ご自愛のためにされていたことはありますか。基本的には自分の体の声を聞いて、過度に負荷をかけすぎないよう調整するのが重要だと思うのですが、生理中は特によく寝るようにしていました。練習が終わったらテレビやスマホを見ず、すぐにお風呂に入ってストレッチを行い、普段より1〜2時間早くベッドに入ります。よく眠れるということは体が欲しているということなので、その声を聞き逃さないよう、生理中は自分の体調に気を配るようにしていましたね。――引退されて、生活にも変化があったと思いますが、これからの健康にはどう向き合っていこうと考えていますか。現役時代と比べると圧倒的に運動量が減ったので、危機感を覚えてトレーニングジムを個人的に契約しました。それに、これから年齢を重ねていくと太りやすくなっていく可能性もあると思うので、食事には引き続き気を配っていきたいです。忙しいからといって、食べないダイエットをするのではなく、必要なものをきちんと摂ることは、アスリートである以前に一人の女性としても重要なことだと考えています。――最後に、社会で活躍する女性にメッセージやアドバイスをお願いします。女性の健康には、心の余裕を持つことも大切だと思います。よく食べてよく寝て、自分の体を整えることが、精神的な余裕にも繋がっていくと思います。毎月やってくる生理も加味した上で、自分の体を大切にすれば、心身ともに健康になっていくはず!女性が活躍できる社会の実現のために、一人ひとりが自分の身体を大切にできたらいいなと思います。自身の健康課題に向き合ってきた古賀さんの話を聞くと、体の声に耳を傾けること、そして自分に必要なケア方法を見極めることの大切さを実感します。まずは気になる方法を試し、取捨選択するという古賀さん流のマイルールを参考に、自分らしいセルフケア方法を見つけてみてくださいね。(取材・文:ミクニシオリ)
2024年10月26日LENDEXはこのほど、20代~30代の女性を対象に実施した「働く女性のお金事情」に関する調査の結果を発表しました。■平日のランチ代の平均はいくら?まず、平日のランチ代について聞いたところ、「501円~1,000円」が最も多く36.00%となりました。一方で、「0円(お弁当)」との回答が29.20%、「1円~500円」が24.00%見られ、節約志向の女性も多いことが伺える結果となりました。■1ヶ月あたり趣味にかけるお金は平均いくら?次に、趣味にかける費用について尋ねてみると、「1円~5,000円」が59人(23.60%)で最も多く、次いで「5,001円~10,000円」が45人(18.00%)、「10,001円~15,000円」が37人(14.80%)で続きました。1万5,000円以下は、全体の65%を占めています。■去年から年収は上がった?去年からの年収の変化についての質問では、「変わらない」が52.00%にのぼった一方で、37.60%は「上がった」と回答しました。年収の上昇幅は、「1円以上20万円未満」が7割以上を占めました。■現在の貯金額はいくら?現在の貯金額については、「100万円以上300万円未満」が41人(16.40%)で最も多く、次いで「50万円以上100万円未満」が34人(13.60%)、「10万円以上50万円未満」が34人(13.60%)で続いています。■貯金・資産形成のために具体的にどんなことをしていましたか?資産形成のための取り組みに関しては、39.20%が「現在行っている」と回答。貯金・資産形成のために具体的にしていることは、「つみたてNISAなどの投資」(70.87%)や「毎月決まった額の貯金」(50.39%)、「ポイ活」(49.61%)が多い結果となりました。■調査概要働く女性のお金調査調査期間:9月10日~13日調査対象:20代~30代の女性(専業主婦、パート・アルバイト、無職を除く)調査方法:インターネット調査調査人数:250人(フォルサ)
2024年10月04日株式会社 大広(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉 恭雄、以下「大広」)は、クライアント受託型での新規事業の実証実験として、働く女性向けのマタニティウェアのレンタルサブスクリプションサービス「worternity(ワータニティ)」ECサイトを期間限定でオープンしました。働く女性向けのマタニティウェアのサブスク「worternity(ワータニティ)」【サービス概要】「worternity(ワータニティ)」は、働く女性のためのマタニティウェアを月額9,900円(税込)で提供するサブスクリプションサービスです。毎月3着のマタニティウェアを自由に選び、交換も可能です。200以上のラインアップから、体型や季節、仕事環境に合わせてお好みのアイテムを選ぶことができます。対象となる方はこの機会に是非お試しください。URL: 大広は近年、クライアントの新規事業開発を支援する活動を続けてきました。その一環として、新規事業家の守屋 実氏をフェロースタッフに迎え入れ、「まるっと請け負う事業開発」プログラムを設計しました。今回の「worternity(ワータニティ)」は、このプログラムの一環として、クライアントの要請により実証実験を行うものです。11月末までの期間限定で新規のお客様を募集し、その後継続いただくお客様のために来年の3月末まで事業を運営します。【参考資料】■取り組みの背景と目的働く女性にとって、マタニティ期間の洋服選びは、サイズ感だけでなく、おしゃれさとワークスタイルの両立が大きな関心事です。また限られた期間、しかも徐々に体型が変わっていく中での度重なる買い物や利用後の処理に頭を悩ますことも多いと言えます。そこで「worternity(ワータニティ)」では、毎月3着自由に選び、交換も出来るサブスクリプションを月額9,900円(税込)でご提供します。妊娠・産育休経験者の声を踏まえた仕事にも使いやすいマタニティウェアを200以上ラインアップ。体型や季節の変化、仕事環境やTPOなどにあわせて、複数ブランドを比較しお好みのマタニティウェアを選ぶことが出来ます。本取組は多くの働く女性たちの声を受け起案された新規事業であり、妊娠・出産の悩みや不安を少しでも減らし、自分らしく過ごしやすい環境の実現を目指しています。今回の実証実験では11月末までの期間限定で新規のお客様を募り、その後継続いただくお客様のために来年の3月末迄を目途に事業を運営します。■大広の新規事業開発支援「まるっと請け負う事業開発」プログラムについていま規模の大小を問わず様々な企業で新規事業開発が行われようとしています。しかし、本業を進める中での新規事業開発ゆえ、意思決定の仕組みや企業風土などが影響し、遅々として進まない状況が課題と言われていました。そこで、クライアントの新規事業開発を支援する活動を続けてきた大広が、新規事業家の守屋 実氏をフェロースタッフに迎え入れ設計したのが「まるっと請け負う事業開発」プログラムでした。事業の創出戦略から事業構想、事業開発、実証実験、顧客獲得、顧客拡大までを含め、クライアントの新規事業開発のアウトソースを担う「事業開発代理業」をコンセプトにプログラムを開発し、クライアントの新規事業開発のスピードアップを図っています。守屋 実氏大広は本年4月に多くの社員の声に耳を傾けながらパーパスを策定しました。それは「想いに火をつけ、ともに想像以上の未来を。」このパーパスを胸に、今後もクライアントの中にある様々な新規事業の芽を大きく育てる機会づくりにむけて「まるっと請け負う事業開発」の取り組みを拡大していく所存です。■ECサイトはこちら働く女性のためのマタニティウェアサブスク | worternity(ワータニティ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月03日学研ホールディングスのグループ会社、ベンドが運営する「スキルアップ研究所」はこのほど、「転職に際するリスキリングに関する実態調査」を行いました。■調査背景近年、「リスキリング」という言葉をよく耳にするようになりました。キャリアチェンジやスキルアップを目指す人々にとって、リスキリングは重要な手段として注目を集めています。一方で、その実際の効果や転職にどれほど役立つのかについては、これまで明確な実態が把握されていませんでした。そこで今回、転職前にリスキリングを経験した人を対象に、リスキリングが転職活動にどのような影響を与えたかについて明らかにすべく、調査を実施しています。■3分の2以上がリスキリング後の転職で「年収アップ」を実現「リスキリングをした後に転職したことで、年収に変化はありましたか?」と質問したところ、リスキリング後の転職で年収増加を達成した人は3分の2以上にのぼっています。分野別で見ると、特にマーケティング、ITリテラシーに取り組んだ人で年収増加傾向が顕著でした。■リスキリングでスキル向上を実感した人は7割以上リスキリングをしたことによる自分の能力やそのレベルの変化をどのように評価するかについて尋ねたところ、75%の人が能力の向上を実感しており、リスキリングが個人のスキルアップに寄与していることが明らかとなりました。特に「非常に向上した」と感じる人が13%いることから、大きな効果を得た人も一定数存在していることがわかります。■リスキリングはキャリアにポジティブな影響を与えるリスキリングがキャリアにどのような影響を与えたかについてリスキリングの目的別に分析したところ、いずれの層でも給与の上昇・転職の成功・キャリアアップが主要な影響であることがわかりました。また、給与の向上のみを期待するよりも、キャリアアップやスキル習得、将来のキャリアを念頭においたほうが結果として給与向上につながりやすいことも読み取れます。■課題と展望調査結果から、リスキリングを検討する際には、自分のキャリア目標や市場の需要をしっかりと把握し、どのスキルが将来的に役立つのかを見きわめることが重要であることがうかがえました。適切なリスキリングを行うことで、自己肯定感や自信の向上につながり、結果的に転職活動にも良い影響を与えることが期待できます。今後の課題としては、リスキリングの効果を最大限に引き出すことが求められます。個々のキャリアプランに応じたリスキリング戦略を立て、効果的にスキルを習得していくことが、成功のカギとなるでしょう。市場の変化を常に把握し、自分自身の強みや興味を反映したリスキリングを行うことで、未来のキャリアの展望を最大限に広げることができるはずです。■調査概要「転職活動におけるリスキリングに関する調査」対象者:転職前にリスキリング(資格取得や学び直し)を経験した人対象地域:全国調査方法:インターネット調査調査期間:2024年8月22日〜9月5日回答数:100引用元:(エボル)
2024年09月30日取材・文:ミクニシオリ撮影:洞澤佐智子編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部「世界中の月経の“不平等”をなくしたい!」そんな思いで大王製紙株式会社に就職した、一人の女性がいます。新卒で入社してからずっと生理用品に関わり続けてきた出野結香さんは、現在フェミニンケアのブランドマーケターとして、生理用品ブランド「elis(エリス)」をはじめとする商品企画やプロモーションなどを担当しています。生理用品と女性の身体、毎日の心身の健康に向き合い続けてきた彼女のキャリアはまさに「フェムキャリ」。彼女自身の生理用品へのこだわりや想いも聞きながら、フェミニンケア分野で目指す今後のキャリア形成についてもお伺いしました。■生理用品に興味を持ったきっかけは学生時代の講義はじめに、出野さんのこれまでのご経歴について教えてください。2015年に大王製紙に入社し、3年半は営業職として、生理用品に限らず当社の様々な商品の商談に参加しました。入社当初から「生理用品に関わりたい」と言い続けていたこともあり、ブランドマーケティング部に異動してからは「elis(エリス)」ブランドの「エリスショーツ」や「クリニクス(CLINICS)」などのブランドマーケティングを総括しています。ちなみに、生理用品に興味を持ったのは何かきっかけがあったんですか?大学は国際地域学部出身なのですが、1年生の時にアフリカの生理事情について講義を受けたんです。日本では当たり前にどこでもナプキンが買えるけれど、アフリカでは衛生的な生理用品が手に入らない地域もあると知りました。日本で暮らしていると、なかなか考える機会のない話ですね。そうですよね。私は生理について大きな悩みを持ったことがなかったのですが、気になって色々調べてみたら、国によっては生理中の女性を避けるような文化も残っていることを知ったんです。それってなんだか、不平等だなと思って。文化の違いなどもあるのかもしれませんが、私も驚いてしまいました。今の日本もかなり、生理用品の種類が増えていますよね。でも裏を返せば、正しい知識がないと自分に合うものを選べないということでもあると思うんです。もっと言えば、日本以外の国の人々も、知識があれば今と違う選択ができるかもしれない。知識や文化の違いで生まれてしまう生理の不平等をなくしたいなと思って、まずは生理用品について詳しく学ぶために大王製紙への入社を決めました。そうした経緯があったんですね。でも確かに、日本でも生理用品の選び方が分からない人は多そうです。ナプキンにタンポン、月経カップや月経ディスク、吸水ショーツ……経血量やその人の環境次第でも合うものは変わりますが、まずは使ってみないと分からないことも多いですよね。生理用品の種類が多くなっていますが、これまでのデータを見ていると、今はまだ紙ナプキンを使っている人が大半なんですよ。新しい生理用品を取り入れるのって、ちょっと勇気がいりますよね。そうですね。使い方があまり知らない商品は使うのに勇気が必要ですよね。選択肢が増えているのはいいことですが、紙の生理用ナプキンは持ち運びがラクで使い捨てができるので、衛生的だと思います。吸水ショーツをつけていてもやっぱり心配な日もあるし、紙ナプキンって手放せないですよね。そうしたお声も多いので、当社では紙ナプキンの新商品開発に力を入れています。昨年発売した「エリスショーツ」はショーツ型の生理用ナプキンになっていて、外回りなどでなかなかトイレに行けない日や、量が多い日に在宅勤務をする時など、私も重宝しています。紙ナプキンにも新商品が出ているんですね。カラーがブラックなのもいいですね!外側がブラックなので、経血の色も気にならないし、ショーツのような感覚で履けるのに使い捨てで衛生的なんです(経血を吸収する部分は白色)。■フェミニンケアブランドマーケターの「生理用品選び」出野さんは日々のお仕事の中で、何をしている時間が長いんですか?今はデータ解析に特化した働き方をしているので、調査データとにらめっこしている時間と、社内会議に出ている時間が長いです。調査データを見ていると、どんな気づきがありますか?意外にも生理に関して、お悩みが曖昧な方が多いように感じますね。例えば経血量や生理の重さって、なかなか他人と比べられないので、自分で判断しづらいじゃないですか。なので生理用品選びも、皆さん「なんとなく」で選んでいる部分も多いようなんです。言われてみるとそうかも……学生の頃、最初に手に取ったものを使い続けている人も多そうです。だからこそ、好みで選ばれていたりもするんですよ。厚みがある方が安心だという方もいれば、薄くて快適なものの方がお好きだという方もいます。ただ、ルーティンで使ってきたものを変えるのが怖いという方も一定数いるので、いいものを作ってもなかなか届かないことがあるのも、難しいポイントですね。出野さん自身は、どのように生理用品を選んでいるんですか?私はこの仕事をしていることもあって、複数の生理用品を使い分けています。例えば、1日目は意外と経血量が少ないので、摩擦があってもいいようにエリスの「素肌のきもち」を使います。保湿成分を配合したシートが、かゆみが起きづらくてお気に入りです。肌に優しい素材も、最近かなり増えてきましたよね。多い日の日中は「コンパクトガード」ですね。薄いけど吸収量が多いので、座りっぱなしの会議でも快適です。会議時間が長くて心配な時や、終わりがけで意外と経血量が少ない時は「エリスショーツ」が便利です。色々そろえているのでトイレの収納はかさばりますが、選択肢が多いと安心だし、生理の時も気分が下がりにくいですよ。お話を聞くと、せっかく簡単に手に入るのだから、生理週間を快適に過ごすためにも色々と使い分けてみたくなりますね。慣れていくと本当に必要なものが分かると思うので、一度色んな商品を手に取ってみてほしいです。日本ではまだまだ、女性同士でも生理の話題を口にしづらい雰囲気もあると思いますが、ぜひ気心知れた友人や家族とは、使い心地などをシェアし合って欲しいです。大王製紙さんはやっぱり、社内でも生理の話はしやすいんですか?うちは少し特殊なのかもしれませんが、男性社員の前でも生理の話はしやすいですし、生理休暇もあります。ちなみに男女ともに産休育休の取得率もかなり高くて、女性のライフステージにも寄り添ってくれていると感じます。めちゃめちゃいい会社ですね……!出社や在宅勤務の頻度も調整できますし、社内の人はいい人ばかりだと思っているので、かなり働きやすいと感じています。メーカーだということもあり、チームで働くことも多いですが、積極性と優しさを兼ね備える社員が多いですね。■アラサーならではの悩みも。それでも想いは変わらない出野さんは今後も、フェミニンケアブランドに関わりながらのキャリア形成を考えているのでしょうか。会社の意向もあるので難しいところですが、私個人としては今後も生理用品に関わり続けていきたいと思っています。4年ほど前から、一番関わってみたかった生理支援分野も担当しています。生理支援についても詳しくお話をお伺いしてもいいですか?「ハートサポート」というプロジェクトなのですが、日本の中学生とアフリカの女の子が一緒に生理について考える授業を行ったり、アフリカに寄付する布ナプキンの製作プロジェクトを運営したりしています。このプロジェクトをきっかけに、いつかはもっとグローバルに、生理支援活動をしていけたらという思いもあります。とてもすてきな活動ですね……! では、今後のキャリアをどのように考えていますか?これまで関わってきた業務を生かし、生理のある方の役に立つようなことをさらに極めていきたいですね。ただ、一人の女性としては、次のライフステージに進む適齢期を迎えつつあるので、色々と悩んでいます。出産かキャリアか、とは思っていませんが、何か一歩を踏み出すにはタイミングも大切なので、しっかりと考えていきたいと思っています。とても分かります。キャリアに力を入れたい年代と、妊娠・出産の適齢期が被りやすいのが、女性の人生設計の難しいところですよね……。でも学生の頃から思い描いていた「世界中の月経の“不平等”をなくしたい」という思いは変わりません。生理のある方の毎日が少しでも明るくなるような生理用品を生み出せるよう、今後のキャリアを築いていきたいです。自身のライフステージにも向き合いながら、仕事とプライベートの両立を楽しめるよう、これからも頑張ります!
2024年09月26日キャリアデザインセンターが運営する、女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」は、働く女性405名を対象に「女性の活躍」についてアンケートを実施しました。■約7割が「職場で女性は活躍している」女の転職type会員に、職場で女性は活躍しているかどうか聞いたところ「まずまず活躍している」40.5%が最も多い結果となり、「かなり活躍している」30.4%を含むと活躍していると答えたのは7割以上でした。■女性が活躍するとは「責任のある仕事を任される」が1位続いて、女性が活躍するとはどういうことかを聞いてみると「責任のある仕事を任される」73.3%、「結婚・出産後も長く働く」71.1%、「管理職になる」60.5%が上位でした。「その他」のコメントには「本人が描く未来像に近付いていると確信できる状況であること」「年齢にかかわらず働ける環境」というものがありました。「女性の活躍」は、昇給、昇格、昇進など「社会的に評価されること」に加えて「自身が望むキャリアを歩めること」と考える人が多いことがわかります。■女性の活躍を阻害する要因は「男性優位の会社が多い」が1位女性の活躍を阻害している要因を聞いたところ「男性優位の会社が多い」69.4%が最も多い結果となり、次いで「時短勤務・在宅勤務など自由な働き方ができない」57.3%、「保育所、学童などの不足」42.0%と続きました。「その他」のコメントとしては「夫の家庭への関与」「女性同士の足の引っ張り合い」などがありました。■約3割「管理職になりたい」と回答管理職になりたいかを尋ねると「できればなりたくない」30.9%が最も多い結果でした。「絶対なりたくない」9.1%を含めるとなりたくない派は40.0%であり、なりたい派30.9%より優勢となりました。管理職になりたくない理由を聞いてみると「責任が重くなる」67.9%、「残業時間が増える」63.0%、「できる自信がない」58.0%が上位を占めました。「その他」のコメントでは「家族のことを犠牲にしてまで会社で活躍したくない」「家事育児が負担な上仕事まで大変になると辛い」など、家庭と仕事を両立するために、これ以上仕事の負担を増やしたくないという内容が目立ちました。■約6割が「管理職にならないと理想の年収には届かない」将来的にどれくらいの年収を希望するかを聞いたところ、「500〜699万円以下」41.5%が最も多く、次いで「300〜499万円以下」が34.1%でした。国税庁の民間給与実態統計調査(令和4年分)によると、女性の平均給与は314万円、正社員だけに限ると407万円でした。今回の調査では6割以上の人が500万円以上を望んでいることから、将来的には平均を超えたいという希望が見て取れます。管理職にならなくても希望の年収に届くと思うかを尋ねてみると「届かないと思う」58.5%が最も多い結果となりました。「届くと思う」「おおむね届くと思う」はあわせて23.2%にとどまっています。約6割の人が管理職にならないと希望の年収には届かないと思っているものの、Q.4のように管理職になりたい人は約3割にとどまっていることから、ジレンマが感じられます。女性の活躍を推進するために職場で行われている取り組みついて聞いてみると「出産・育児をサポートする制度の充実」31.4%、「時短・リモートワークなど勤務形態の多様化」30.4%、「女性の管理職を増やす」26.9%が上位でした。一方で「女性の活躍を推進する取り組みは行われていない」31.6%が最も多い結果となっており、目立った取り組みができていない職場も多いこともわかります。■職場にロールモデルは「いない」が半数以上最後に、職場にロールモデル(キャリアや生き方のお手本)となる人がいるかを聞くと、「いない」53.1%が最多でした。「たくさんいる」「少しいる」を合わせても3割程度ということから、職場に目標となる人物がいない人が多いことがわかる結果となりました。■調査概要第94回「女性の活躍って?」/データで知る「女性と仕事」調査期間:2024年8月10日〜8月21日有効回答数:405名調査対象:女の転職type会員調査方法: Web上でのアンケート※同調査は「女性」と性自認している人を対象に調査を行っています※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります(エボル)
2024年09月24日リラックスシルエットでボディラインもキレイ見えP.S.FA『パウダーツイルダブルジャケット』同商品は、パウダリータッチでさらっとした着心地のジャケット。羽織るだけで簡単にオフィスにマッチするスタイリングに仕上がります。毎日のオフィスコーディネートに合わせやすいカラーバリエーションとボディラインをきれいに包むリラックスシルエットがポイント。ウォッシャブルのため自宅で簡単にケアできます。商品概要価格(税込み):18,590円サイズ:SS~L(店舗、カラーによって展開サイズが異なります。)カラー:ベージュ、グレー、ブラウン、ネイビー素材:表地ポリエステル100%展開:P.S.FA店舗(一部店舗を除く)/P.S.FAオンラインショップ()はるやまホールディングス(マイナビ子育て編集部)
2024年09月12日三菱地所は9月より、働く女性の未来の姿に寄り添うプロジェクト「Will Conscious Marunouchi」の活動の一つである「まるのうち保健室※1」にて、男女ともに抱える健康課題やライフプラン全般について性別・役職問わず相互理解を深める「オンラインまるのうち保健室 supported by famione」#ヘルシーをスタートします。昨年度に引き続き、オンライン妊活相談サービス「ファミワン※2」との共創プログラムとして「オンラインセミナー」及び「ZOOMカウンセリング」などのプログラムを展開します。■専門家のセミナー・カウンセリングに誰でも無料で参加可能!本年度のオンラインセミナーは、まるのうち保健室が「働く女性 健康スコア2024※3」にて調査を実施した、約3,900名の女性が回答したアンケート結果や、プログラムに参画した企業間で意見や情報交換などを行った「産学医ウェルネスワーキング」で挙げられたリアルな声をもとに、女性の健康やパフォーマンスの改善に繋がるテーマで構成されています。子育てと介護のダブルケア、職場での円滑なコミュニケーションといったテーマのほか、「卵子凍結」「精子凍結」のメリット・デメリットや更年期についてなど、個人・企業それぞれに必要なアクションポイントを全8回の無料オンラインセミナーで学べます。当事者だけでなく、支える側や未来に備えて学びたいという人にも参加してほしい内容です。また、会期中いつでもアーカイブ配信を視聴することが可能です。ZOOMカウンセリングは、事前申込制で健康や他者とのコミュニケーションなど多岐にわたる悩みを臨床心理士・不妊症看護認定看護師・キャリアコンサルタントなどの専門家に無料で気軽に相することが可能です。また、11月と12月には、「フェムテックグッズ最前線」「ワタシの更年期症状」 などのテーマを設定し、誰でも気軽に専門家と話せる場として、事前申込なしで入退出自由なオンライン「ZOOM座談会」も開催します。この取組は、性差の違いによる女性特有の健康課題やライフイベント(PMS・妊娠・更年期等)に寄り添うことを起点とし、心身の健康や働きかたなど多岐にわたり学べる機会として、性別・役職問わず誰でも無料で気軽に参加可能です。男女共に働きやすい環境実現に向けた文化醸成を目指し、丸の内エリアはもちろんのこと、オンライン展開により広く全国各地のユーザーにも同プログラムを提供します。■「オンラインまるのうち保健室 supported by famione」開催概要女性特有のヘルスケアや我慢でなく対処する為の知識を得て、心身共に健康的に働くこと。を考える機会の提供とともに、当事者である女性自身と周囲の方の理解促進を図り、働きやすい環境作りの一助になることを目指すプログラムです。共催:三菱地所、ファミワンURL:【参加企業】三菱地所設計、三菱地所プロパティマネジメント、 三菱地所ホテルズ&リゾーツ、三菱地所※自社でオンラインまるのうち保健室の企業向けプログラムを導入している企業◇プログラム(1):オンラインセミナー「働く女性健康スコア2024」のアンケート結果や参画企業のリアルな声から抽出したセミナーテーマに合わせ、看護師・心理士などの有資格者や、各テーマの専門講師によるセミナーをオンラインで配信。職場のデスクで参加しやすいランチタイムでの配信です。日程:2024年9月17日〜12月18日各回12:15〜12:45開催(全8回)各月2回新規セミナーのライブ配信があります。※配信後は順次アーカイブでも配信料金:無料申込対象:性別・役職問わず、誰でも参加可能申込URL:※過去3年間分のアーカイブセミナーはいつでも視聴可能【2024年度 新規セミナー内容】※各回12:15〜12:45開催(実施後、順次アーカイブ配信)◇プログラム(2):ZOOMカウンセリング事前申込制で健康に関する悩み、不妊治療について、人間関係やコミュニケーションなど多岐にわたる悩みを看護師や臨床心理士などのヘルスケアの専門家に気軽に相談することが可能。また、11月と12月には「フェムテックグッズ最前線」「ワタシの更年期症状」といったテーマを設定し、事前申込なし・入退出自由で、誰でも気軽に専門家と話せる場として「座談会」を開催します。<ZOOMカウンセリング>日程:2024年9月10日(火)〜12月23日(月)全70枠/1回20分料金:無料申込対象:性別・役職問わず、誰でも参加可能申込URL:【相談例】・なんだか最近寝つきが良くない。・仕事がうまくいかない。・PMS(月経前症候群)の症状かもしれないけれど、受診の目安がわからない。・体外受精に挑戦したいけれど仕事が楽しい。仕事との両立のポイントは? など<ZOOM座談会>専門家を中心に、様々な参加者とざっくばらんにテーマについて話ができます。途中参加・途中退出もできますので気軽に参加してみてください。日程:2024年11月8日(金)11:00〜13:00、12月4日(水)11:00〜13:00料金:無料申込対象:性別・役職問わず、誰でも参加可能参加方法:ZOOMのURLを開催7日前にHP()に掲載予定【座談会テーマ】※1「まるのうち保健室」<>働く女性が自分らしくいられるための選択肢を増やせるように、これからのライフイベント、食、働き方、余暇の過ごし方、人生の計画など、未来の姿に寄り添うプロジェクト「Will Conscious Marunouchi」の活動の一つが「まるのうち保健室」です。スタートして今年で11年目、「まるのうち保健室」は働く女性の伴奏者として、個人・コミュニティ・社会へのアプローチを行い、ソリューションを提供し続けています。※2「ファミワン」<>看護師や臨床心理士などの専門家チームによる、オンラインヘルスケア相談サポートサービス。LINEのアカウントを登録すると届く、専門チェックシートに回答するだけで、状況に合わせたアドバイスを受け取ることができます。「まるのうち保健室」とコラボレーションで、男女共に幅広く悩みに応え、サポートしてまいります。※3「働く女性健康スコア2024」<>ファムメディコ、神奈川県立保健福祉大学協力のもと、働く女性の健康実態を疫学調査をベースに設問設計し、アンケート結果から改善まで活かすアクションの1つとして2022年にスタートしました。2023年度は、業種の異なる20社とともに参画企業の人事担当者が集うワーキンググループも開催。参画企業の人事部を介して約3,900名によるアンケート回答とともに、女性従業員を取り巻く健康や就労環境などの課題について可視化しています。(エボル)
2024年08月27日学ぶから働くまでを支援する女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を運営するSHEは、SHElikes受講生を対象に、女性の「この夏の理想の過ごし方」に関する意識調査を実施しました。■理想の夏の過ごし方、女性はどのように考えている?新型コロナウイルスが昨年5月に5類へ移行してから1年が経つ今年の夏。コロナ禍以前のような行動制限のない日々が戻ってきた一方で、歴史的円安による物価高騰やオーバーツーリズム、記録的猛暑などの新たな外的要因が、私たちの家計や夏の過ごし方に影響を与えています。このような状況の中、自分らしく楽しみながら仕事や趣味を楽しむ女性は、どのような夏の過ごし方を実践しているのでしょうか。また、理想の夏の過ごし方について、どのように考えているのでしょうか。そこで同社では、今年の夏を私らしく過ごしたいと考える女性の参考にと考え、今回の調査を実施しています。■【1.円安・物価高への意識】今年の夏、円安・物価高を「非常に意識する」「意識する」と回答した女性の割合は7割以上「物価高や円安を意識す度合いを教えてください」と聞いたところ、今回の調査では「非常に意識する」(44%)、「意識する」(29%)と、7割以上が円安・物価高を意識していると回答しています。「定額減税」の開始など国からの支援策が実施されているものの、歴史的な円安による物価高騰は夏以降も続き、今年の夏のボーナスの使途や夏の行楽へかける金額など、引き続き家計へ大きく影響することが考えられます。■【2.今年の夏の過ごし方】物価高でも、守りの「節約志向」に対し、攻めの「稼ぐ・キャリアアップ志向」が4倍、約8割が「夏の時間を活用して稼いだり、スキルアップに繋げたい」と回答「今年の夏も物価高・円安の影響が続くと予想されますが、今年の夏の過ごし方の意識についてお答えください」と聞いたところ、「夏の時間を活用して稼いだり、スキルアップに繋げたい」という回答が79%と、約8割を占めています。「節約して過ごしたい」(21%)と比べて約4倍もの回答の差があり、お財布を守る「節約志向」に対し、攻めの「稼ぐ・キャリアアップ志向」が大きく上回る結果となりました。また、「物価高・円安の影響を考え、今年の夏にお金を使わない代わりにしたいことはありますか」と聞いたところ、・副業をする・スキルを身につける時間に充てる、勉強する・投資をするなどの回答が多く集まりました。旅行控えや消費控えなどの夏の行楽の節約に関する話題も大きく報道される中、夏の余暇を通してスキルアップや副業により収入を増やすことに繋げたいという前向きな姿勢の方が多いことがわかります。■【3.今年の夏のお金の使い道】今年の夏にお金をかけたいことは夏の定番「旅行」を抜いて、スキルアップなどの「自己投資」がトップ「今年の夏に一番お金をかけたいことを教えてください」と聞いたところ、夏の定番“旅行”を抜いて「勉強やスキルアップ、キャリアアップの自己投資」が 44%とトップでした。ついで、2位が「旅行」(31%)、3位に「健康での自己投資(8%)、「美容での自己投資」(8%)という結果でした。また、「夏を楽しむために重視することを教えてください」と、具体的な夏の過ごし方の意識を聞いたところ、・今までできなかったことや新しいことに挑戦したい・自分磨きをしたい・親しい人と少人数で集まりたいという回答が、「大勢でワイワイしたい」「フェスやお祭りなど賑やかな場所やイベントを楽しみたい」という回答よりも多く集まりました。夏季休暇の分散取得や在宅ワーク・リモートワークなどの自由な働き方が増えている昨今、夏の楽しみ方も個人に合わせて多様化していることが読み取れました。■調査結果から見る「2024年夏の理想の過ごし方」トレンドとは?今回の調査により、「女性の夏の過ごし方」の特徴として顕著だったポイントは下記の通りです。1)これまでの一般的な過ごし方だった、休みを合わせて「行楽を楽しむ」「旅行に行く」から、より多様で自由な個人的な活動の増加2)経済的に厳しい状況が続く中、守りの「節約志向」から攻めの「稼ぐ・キャリアアップ志向」が大多数を占める結果にこの結果には、昨今のいくつかの要因が複合的に影響していると考えられます。◇<社会環境要因>・お盆期間中の新幹線全席指定席化・オーバーツーリズムにより、一極集中を避ける傾向◇<労働環境要因>・2019年からの有給休暇義務化・フレックス制や裁量労働制の拡大、リモートワークや在宅労働の浸透による自由な働き方の拡大・コロナ禍明けからの通勤回帰による働き方の個人格差これらの要因により、夏季休暇の分散取得・自由取得が拡大したことで、より個人に合わせた夏の過ごし方にフォーカスされていると考えられます。また、特に2)の要因として、副業人口が増えたこと、1日単位や時間単位で働けるスポットワークが若い世代で広まっていることも、よりアクティブに稼ぐ夏にしたいという意識が広まった要因になっていると考えられます。■調査概要「この夏の理想の過ごし方」に関する意識調査調査方法:SHE会員アンケート調査調査対象:20〜50代女性 (20代 42%, 30代 47%, 40代 10%, 50代 1%)回答者数:n=365調査期間:2024年5月23日〜5月30日調査内容分析:SHE※調査結果は小数点以下第2位を四捨五入しています。(エボル)
2024年08月26日取材・文:ミクニシオリ撮影:洞澤佐智子編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部生理の時の「なんとなく体調不良」や、PMSなどによる情緒の不安定など、私たちの毎日には明確に言語化できないカラダへのモヤモヤが付き物です。社会人にもなると、そんな日々にももう慣れっこ。たまに生理が重かったり、経血の量が多かったりすることがあっても「こんな日もあるよね」と、自分の気持ちに蓋をしてしまいがちです。そんな社会をガラリと変えることは難しいかもしれない。だけど「かゆいところに手が届くようなアイテム」を一生懸命考えて、開発してくれている会社があります。通信販売などを手がける株式会社フェリシモでは、2020年からフェムテックプロジェクト「gokigen Lab.[ゴキゲンラボ]」がスタート。1965年から続くものづくりの知見を活かし、フェムテック分野でも他に類を見ないアイテムをどんどん開発しています。今回お話を聞いたのは、同社での産休・育休を経てgokigen Lab.のメンバーとして活動している中村文さんです。gokigen Lab.の商品開発へのこだわりや目指す未来を聞いてみると、私たちが慣れてしまった「モヤモヤを我慢する日々」を変えるきっかけが見えてきました。■体調変化や性への不安を「お互いに肯定できる社会」を目指してーー初めに、中村さんのこれまでのご経歴を教えてください。2014年に新卒で株式会社フェリシモに入社しました。最初は『Couturier(クチュリエ)』という手作り雑貨ブランドの企画を担当し、刺繍キットやフラワーアレンジなどのハンドメイド雑貨を取り扱いました。2年目でファッションの生産管理部門に異動したのですが、販売の方にも興味を持ち、現在は販売企画やSNSでのマーケティングなども担当しております。ーーフェリシモといえば、洋服から雑貨、アニメなどとのコラボ商品など、女性の気分が上がるアイテムを幅広く扱っているイメージがあります。中村さんも、もともとそういった商材に興味があったんですか?ファッションにもともと興味があったのも大きいですが「働いていて楽しそう」と思えたことが、入社の決め手になりました。もう10年目ですが、実際にとても楽しく働いています。実は2021年には出産育児休暇を取得したのですが、早く働きたくて早めに戻ってきました。ーーgokigen Lab.に参画されたのは、どんなきっかけがあったんですか?フェリシモにはCSRやサステナビリティの専門部署がなく、社員の誰もが「ともにしあわせになるしあわせ」を実現するための主体的な担い手であると考えています。「22 for 22(twenty two for twenty two)」という全社横断のプロジェクトがあり、社会的なトピックスに興味関心のある社員がジョインしています。gokigen Lab.も「22 for 22」でのプロジェクトの一つなのですが、出産を経て自分のからだや健康への悩みが増えたことがジョインのきっかけでした。ーー所属されているファッション関係の部署のお仕事と平行して、gokigen Lab.にも参画してらっしゃるんですね。それこそ、体調面に不安はなかったですか?出産後は自分の身体に色々な変化があり、生理が急に重くなったりもしたので、たしかに体調のコントロールが難しくなったなとは感じています。ただ、その変化を一人で抱え込んでいることに不安を感じている自分もいました。gokigen Lab.では「当たり前に話そう、選ぼう、身体のこと」というテーマが掲げられているのですが、私自身も誰かにこの不安を話したかったんです。gokigen Lab.のメンバーとお互いの心や身体の悩みについて話してみると、悩んでいるのは自分だけじゃないと実感できました。仕事量は増えても心の負担は軽くなりましたし、コンセプトの根底にある「お互いを肯定し合える社会」にも共感できたので、楽しく活動させていただいています。■「悩みを持つ女性に寄り添えること」にこだわった商品開発ーー現在のgokigen Lab.の活動についても、詳しく教えていただけますか?当初は女性に関するオンライン研究所のような事業を想定していたそうですが、プロジェクトを導入する前にアンケートを取ってみると、予想以上に多くの女性が自身の心や身体の不調に悩んでいることが分かりました。私たちはオリジナル企画の商品開発を続けてきた会社でもあります。「フェリシモにしかできないことはなんだろう」と考え、お客様の悩みに寄り添った商品を企画し、作ることができるという弊社の強みを活かして、女性のカラダをいたわる商品を開発することにしました。現在はECサイト上で開発した自社製品と、他社様からセレクトした製品を販売しています。ーー商品開発でこだわっているポイントはありますか?数年前と比べると、女性の健康に対する関心が高まってきていることを感じますし、フェムケアの市場にも便利で快適なアイテムは増えてきていますよね。そんな中で、フェリシモだから作れるアイテムはどんなものなのかについては、プロジェクトメンバーとも活発に議論しています。ただ、フェリシモは暮らしに寄り添うアイテムを販売してきた実績もあるので、女性の毎日の暮らしを助けるようなアイテム開発にこだわっています。例えば、新商品の「ポケッタブル防水シート」は、メンバーやユーザーの実際の声から生まれた商品です。生理の日に商談があって、外出先で椅子を汚してしまって恥ずかしい思いをしたという意見から、持ち歩き型の吸水シートを開発しました。ーー打ち合わせ中はなかなかお手洗いに行けないですし、座りっぱなしだからたまにやっちゃいますよね。特に対面だと座り直しなどもしづらいですし、私もオフィスの椅子を汚しちゃったことがあります……。お洋服についてしまうのを予防する、吸水ショーツなどのインナータイプのアイテムもありますが、こちらは座布団のように敷いて使うことができ、吸水素材の裏に撥水素材のシートもついているので、生理中でもより安心して過ごすことができると思います。オフィスに限らず、新幹線や車などで長距離移動する時や、誰かの家にお邪魔する時にも使えますよ。ーーハンカチサイズで持ち歩きやすそうですし、用途が幅広いのもいいですね!私は生理中、寝る時にお尻部分に敷いて使ったりもしています。それ以外の時でもちょっとした座布団として使えるので、生理以外の時も持ち歩いておくと便利ですよ!ーー生理の時って、固い椅子に座るだけでもちょっと不快に感じますもんね。座布団タイプの吸水シートは目からウロコでした。実際のお悩みをベースに商品開発をするのは、フェムテック事業に限らず、フェリシモの商品開発全体で意識され続けていることでもあるんです。この他にも、ハンカチタイプのナプキンポーチや、性教育を自然に学べる「性とからだとこころを知るカード」など、お客様やメンバーが日々感じているモヤモヤから開放されることがゴールです。gokigen Lab.は現在4期目で、まだまだ商品数は少ないのですが、今後もまだ世の中にないもの、毎日を少しだけ快適に過ごせるものを基軸に商品開発を進めていきたいと考えています。■「ピンチの時に助けてくれる」お守りのようなアイテムを、みんなにーー中村さんが日ごろ目にする女性のお悩みは、どんなものが多いですか?アンケートをベースにお客様とやり取りさせていただくことが多いですが、本当に人によって様々です。キーワードで言うと、生理関係や更年期、冷えなどに関連するものが多めですね。中には切実さを感じるメッセージもあります。社会的な構造による問題もありますし、私たちが一つのアイテムを開発しても、その方の悩みがなくなるかといえば、そうとは限らないとも思うのですが……。女性たちの毎日の悩む時間を少しでも減らして、ご機嫌に過ごせるような商品を世の中に増やしていきたいですね。ーーgokigen Lab.の今後の展望を教えてください。今はECサイトでの販売がベースになっていますが、ゆくゆくはフェムケアアイテムのポップアップストアを展開したいという話も出ています。私はファッション事業の案件でポップアップストアに立ったことがあるのですが、オフラインで手に取っていただくことの大切さも実感しています。お客様と直接お話ししてお声をいただく機会を設けられたら、商品開発のスピードもさらにアップしていくと考えています。ーー最後に、自身の健康やカラダについて悩む女性たちにメッセージをお願いいたします。私自身、不調の原因が分からないという状況そのものに不安を感じることも多いです。ネットで調べたりしてもよく分からなくて、結局我慢して乗り切ってしまうこともありました。これまでは忙しさを理由に自分の体調を見ないふりしてしまうことも多かったのですが、gokigen Lab.に関わって、毎日の過ごし方を見直すことができました。ひとつでもいいので、ピンチの時の自分を助けるアイテムを持っていると、精神的なお守りになってくれていると感じる時があります。不安を感じたことがある人に商品を届けることができるよう、gokigen Lab.の認知をさらに拡大させていきたいです!
2024年08月23日総合人材サービスのマンパワーグループはこのほど、日本を含む世界42ヶ国・地域の雇用主を対象に、働く女性の現状や、企業・組織における女性活躍推進の調査結果をベースにした労働白書「2024年 働く世界の展望 女性の仕事の現状と未来」を発表しました。■働く女性の状況、企業・組織におけるジェンダーギャップ解消に向けた取り組み世界的に、半分以上の職種で、ジェンダー平等の取り組みが順調に進んでいるとは言えないことが明らかになりました。調査に回答した企業の3分の1が、ダイバーシティ、公平性、インクルージョン、帰属意識(DEIB)の取り組みはあるが、目標に対して進捗が遅い、またはほとんど進捗がないと答えています。■ジェンダー平等を推進するために、企業・組織が提供している新しい働き方現在、仕事のあり方や環境をめぐり、3つの大きな変化が起きています。柔軟性が向上し、大規模なスキルアップとリスキリングが必要とされ、テクノロジーの融合が進んでいます。このように職場が大きく変化したことを受け、同社は、新しい働き方がジェンダー平等に与える影響を調査しました。グローバル全体では、37%の雇用主が、多様な人材の確保に最も効果的なのは、柔軟な働き方を導入することであると回答しています。データによれば、従業員のフィードバックやディスカッションを通じて柔軟な働き方のルールを共同で作り上げるという施策も非常に有効であることがわかりますが、地域や業種によって、取り組みに差があることが明らかになりました。例えば、中南米では48%が効果的な施策を打ち出しているのに対し、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域では、その割合は36%にとどまっています。柔軟な働き方をめぐる意見交換の実施については、業種間で特に大きな隔たりが見られました。効果的な施策を実施している割合が最も高い業種は「情報技術(IT)」(44%)で、最も低いのは「エネルギー/公益事業」(32%)でした。■21世紀の労働市場を担う貴重な人材「女性」の活躍を推進するためにベビーブーム世代が本格的に退職を迎える中、多様な人材を惹きつけ定着させることは、もはや企業にとって特別な取り組みではなく、今後は必須課題となるでしょう。女性は、これからの職場で、ますます重要な役割を果たすようになります。そのような中で、女性の能力を十分に生かせる雇用主は、さまざまな面で競争優位に立つことができます。◇DEIB推進部門に十分なサポートをしましょうDEIB目標を設定したら、会社の事業運営に落とし込むことが必要です。DEIBに取り組む場合、その中心となる部門に十分なリソースや主要な成果を測る明確な指標(KPI)がないとうまくいきません。個々のチームに対し、適切なツールやリソース、およびDEIB を実現する知識や能力を養う教育が用意されていない場合も同様です。◇女性同士のつながりを強化しましょうマンパワーグループの北米地域プレジデント兼チーフ・コマーシャル・オフィサー(CCO)であるベッキー・フランキウィッチ氏は、「女性従業員に必要なのは、社内の経営幹部クラスの女性が主宰するリソースグループ(同じ背景や特性を持つ従業員の集まり)を通じて、成功を収めた人たちが歩んできた道のりを知ることです。こうしたグループでは、メンバー同士が互いに責任を担い、支え合い、いつでもコミュニケーションが取れます」と述べています。◇社内タレントマーケットプレイスを活用しましょうタレントマーケットプレイスとは、AIを活用し、在籍する従業員のスキル、経験、および希望と、空きのあるフルタイムのポジションやパートタイムのプロジェクト、あるいはメンターとをマッチングさせるオンラインシステムです。このシステムは、社内人材のモビリティを高めるとともに、従業員が仕事面で成長、新たな挑戦をし、会社に一層の付加価値をもたらす機会を創出する上で大きな役割を果たします。◇スキルアップとリスキリングに力を入れましょうスキルアップとは、従業員が現在従事している仕事に役立つスキルを習得することに対し、リスキリングは、これまでとは異なる新たな仕事のためにトレーニングを行うことです。職場には毎年新しいテクノロジーが入ってきますが、社内にテクノロジー・トレーニング・アカデミーを設ければ、すべての従業員(特に女性)が必要に応じてスキルアップするための時間とリソースを確保することが可能となります。◇福利厚生に柔軟性を持たせましょう従業員のオフィス勤務復活に力を入れたり、介護やメンタルヘルスをサポートする福利厚生を縮小したりする企業が増えていますが、柔軟性に欠ける勤務体制や勤務時間が、女性にマイナスに働くことを経営陣は忘れてはなりません。新しい施策の立案や福利厚生の検討にあたっては、アンケート調査を行うなど、従業員を議論に参加させた上で、最適な施策を見つけ出すようにしましょう。■調査概要調査時期:2024年1月2日〜1月31日調査機関:自社調査調査対象:世界42ヶ国・地域の公的機関・民間企業有効回答数:40,385調査方法:マンパワーグループWEBアンケートによる調査(エボル)
2024年08月02日キャリアデザインセンターが運営する、女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」は働く女性305名を対象に「夏のボーナス」についてアンケートを実施しました。正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職type」は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。■ボーナスが支給された人の平均額は35.6万円、昨年より約2万円増「女の転職type」会員に、夏のボーナスについて尋ねたところ、「0(なし)」が54.8%で最も多い結果となりました。2023年夏に「0(なし)」と答えた人は43.6%なので、ボーナスがもらえなかった人は11.2ポイント増加しています。一方で支給された人の平均額を2023年と比較すると、33.4万円から35.6万円と微増していることがわかりました。■理想のボーナスの平均額は61.5万円、理想と現実に約26万円のギャップ2024年夏のボーナスの満足度を聞いたところ、「かなり不満足」が38.0%で1位となりました。「やや不満足」13.4%と合わせると半数以上の人が不満足だと感じており、「かなり満足」「やや満足」を合わせた16.4%と比較すると、約3倍の開きがありました。2023年と2024年の夏のボーナスに金額差があった人にその要因を聞いたところ、「会社の業績」30.3%が最も多い結果となりました。「わからない」と答えた人を除くと、2位が「退職」19.9%、3位「自分の評価」14.7%となっており、自分のキャリア選択や働きぶりがボーナス額に影響している人も多いようです。一方で「わからない」と回答した人は18.5%にのぼり、ボーナス額の理由や評価について会社から説明されていない人が一定数いることがわかります。理想のボーナス額は、「50〜99万円」が最も多く49.5%でした。平均額は61.5万円で、実際の支給平均額である35.6万円と比較すると約26万円のギャップがありました。■使い道は1位「貯金」、2位「旅行・レジャー」、3位「ファッション・美容」2023年、2024年の夏のボーナスの使い道を尋ねたところ、どちらも1位は「貯金」、2位は「旅行・レジャー」という結果になりました。2023年と比較すると、2024年は「旅行・レジャー」や「投資」「趣味」「スキルアップ」と答えた人の割合が大きく増えており、生活必需品よりも娯楽や投資にお金を使いたいと考えている人が多いことがわかります。■調査概要第91回「夏のボーナスどうだった?」/データで知る「女性と仕事」・調査期間:2024年7月2日〜7月11日・有効回答数:305名・調査対象:女の転職type会員・調査方法: Web上でのアンケート※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。※同調査は「女性」と性自認している人を対象に調査を行っています。(エボル)
2024年07月31日HAPPY WOMAN実行委員会とエーザイのコンシューマーhhc事業部はこのほど、2020年より働く女性の意識・行動実態調査を実施し、その結果を発表しました。■有職女性の7割が忙しさを感じている有職女性で忙しさを感じている人は75%で、コロナ禍後の前年調査時(2023年4月)の77%とほぼ同程度となり、7割を超える高い数値であることが分かりました。直近1年間で感じるようになった疲れとしては、「からだの疲れ・負荷」が59.8%で、「こころの疲れ・ストレス」(56.9%)を上回る結果に。前回調査と比較すると「からだの疲れ・負荷」は17ポイント、「こころの疲れ・ストレス」は10ポイント上昇しており、精神的・身体的に疲れを感じる女性が増加しています。■疲れの原因1位は「仕事・業務量が増えたこと」より感じるようになった疲れの原因としては、「仕事・業務量が増えたこと」が52.5%で最多でした。以下、「運動不足」が26.9%、「自分の時間が確保できないこと」が22.3%で続いています。■「担う役割の負担が大きい」女性、昨年の約2倍にまた、直近1年間で担う役割の負担が大きくなったという人は、66%にのぼり、前年の35%から大幅に増加しました。■様々な「からだの悩みを感じる人」が増加現在のからだの悩みは、「精神的・肉体的なつかれ(イライラ、疲れが取れないなど)」が1位、「運動不足による体力/気力低下」が2位となっています。ほぼ全ての項目で上昇傾向にあリ、全体的に悩みが増えている結果となりました。■調査概要調査時期:2024年5月調査手法:Web調査調査エリア:全国対象者:スクリーニング調査/20歳~59歳の男女7,405人(女性3,987人、男性3,418人)本調査/20歳~59歳有職者(パート含む)男女計2,000人(フォルサ)
2024年07月29日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部名の知れた大企業で働いている人は、きっとすごいキャリアを持っているのだろう……そんな風に想像してしまうかもしれませんが、中には紆余曲折を経験し、キャリアアップ転職を成功させた人もいます。「転職時は自身のキャリアやスキルに自信がなく、たくさんお祈りされました」と語ってくれたのは、auコマース&ライフ株式会社のひとり広報・倉持はるかさん。学生時代からユニークな経歴を重ねてきた彼女は、新卒から4社を経験。3度の転職活動を乗り越え、現在は1児の母として、子育てと仕事を両立させています。パワフルさも感じさせる経歴を持っている彼女ですが、未経験領域の転職活動では、心が折れそうになることもあったといいます。そんな彼女に「キャリア軸」を聞いてみると、さまざまな職種を経験してみた上で、一貫した芯があったことが分かりました。■挫折と達成、パワフルでユニークなキャリアも、転職活動は難航倉持さんは色々と、ユニークなご経歴をお持ちみたいですね……!青春時代を海外で過ごしている時点で、強い(笑)。3歳からクラシックバレエを習っていたので、14~18歳の留学は、バレエ留学だったんですよ。だけど、ケガを理由に、挫折し、プロのバレエダンサーへの夢は諦めてしまって。バレエばかりで勉強もおろそかになっていたので、バレエを辞めて唯一残ったスキルといえば、英語力くらいでした。とはいえ日常会話レベルの語学力は、新卒就活では強みになりそう。語学を生かせる就職先として、就活時は客室乗務員を目指していましたが……軒並みお祈りされてしまって、新卒時はホテルに就職したんです。そうだったんですね……!ホテルではレストランのレセプションとして働いていたのですが、バレエも、客室乗務員という夢も諦めて就職したこともあり、どこかモヤモヤした日々を過ごしていました。私はいつか子どもができた時、何か教えられることがあるのだろうか?と、ふと考えてしまったんですよね。「頑張れば夢はかなう」って、自分が体現していないと伝わらないんじゃないかと思ったことがきっかけで一念発起し、転職活動をして客室乗務員として日本航空に入社することができたのが、社会人2年目のことでした。夢をかなえたんですね!逆に、どんな経緯で現在のお仕事をしているのかが気になります。客室乗務員として働く日々は本当に楽しかったのですが、結婚を機に退職を決意しました。パートナーとはもともと遠距離恋愛をしていたので、一度は専業主婦として地方移住したのですが、全く性に合わなくて……それで、ひとり東京に戻って再就職することにしたんです。かなり波乱万丈だ……!もちろん勇気は必要でしたが、それよりも「この退屈な毎日を変えたい」という気持ちが強かったです。ダメだったらその時に考えようと、半ば勢いでUターンしました。でも、再就職には成功されたんですよね。ポテンシャルを評価してくれるベンチャー企業に入社させていただきました。前職で、はじめて広報領域をご経験されたんですよね。広報職としての採用ではなく、総合職として色々なことを経験しました。ウェディングドレスや子ども服のECサイトの運営、アパレル商品の企画……ベンチャー企業だったからこそ幅広い業務に携わることができ、自身が本当にやりたいことを考えるきっかけになりました。新卒から6~7年とは思えないスピードで、色々なことをご経験されたんですね。キャリアとしてはまとまりがないので、この時は焦りもありました。社員数が少なかったので、経営者との距離も近かったのですが、憧れていた女性社長の背中を見て、何か自分の強みを見つけないと彼女のように輝けないと感じていました。強み=自分らしさと考えてしまう気持ち、とても分かります。30歳を目前に再び転職活動を始めましたが、この時の転職は大変でしたね。広報・PR職を軸に探したのですが、たくさんお祈りされました。「色々ご経験されていますけど、結局何ができるんですか」と聞かれた時、自分の強みはコミュニケーション力としか答えられなかったです。心が折れそうになっている時に、現在の会社からオファーをいただきました。■時短重視のリモートワークでも、コミュニケーションは綿密にご経歴のお話を聞いただけで、倉持さんの行動力やタフさが伝わってきますね。幼い頃から目標を立てて、達成していく癖がついていたんですよね。結婚や子どもを持つタイミングも自分の中で決めていましたし、目標通りに行動できました。お子さんもいらっしゃるんですね。現在、働き方はどんなバランスですか?弊社ではリモートワークと出社のハイブリットワークを実践していて、子育てとバランスが取りやすいので、週1出社・そのほかはリモートワークで対応しています。移動時間がない分、お迎えギリギリまで働けるので助かっています。今は広報の専任者が私しかいないので、仕事の優先順位は下げられないんです。auコマース&ライフ株式会社では、どんなお仕事をされていますか?弊社はKDDIグループの子会社として総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」や「au PAY ふるさと納税」の企画・運営しているのですが、事業や企業に関わるプレスリリース作成や、取材案件のディレクションなどが主な業務です。auコマース&ライフ株式会社で働く中で、大変だったことはありますか?私が入社する前は広報の専任者がおらず、私自身プレスリリースを作成したこともなかったので、当時は手探りで動くことがとても多かったです。広報の存在を認知してもらえるまで、さまざまなメンバーのデスクまで足を運び、専任者であることをアピールしていました。社外のやり取りよりも、社内関係の構築の方が大変だったんですね。苦労の甲斐もあって、当時は月1件あるかないかぐらいのプレス案件の依頼が、現在は抱えきれないほど案件が舞い込んでくるようになりました。社内ディレクションでは特に、顔を見知ってもらっていない方への依頼がなかなか進まないことが多かったので、なるべく密にコミュニケーションするよう気をつけていました。現在はリモートワークが中心かと思いますが、コミュニケーション面で気をつけていることはありますか?リモートワークできるのはありがたいのですが、オンラインだけだと上手く伝わらないことも多いので、より丁寧に言葉を選んだり、情報をまとめたりするようになりましたね。相手にとってラクな交流になるよう、心掛けています。オンラインで交流できるのって便利だけど、ちゃんとデメリットもありますよね……。直接話しかけるからこそ深まる仲もありますからね。ただ、今は仕事と同じくらい、子育てにもリソースを取られてしまうので……バランスを見ながら、定期的に出社するようにしています。ひとり広報をこなしながら子育ても両立されているなんて、尊敬しちゃいます。でも、子育てから学べることもたくさんあるんですよ。子どもと向き合うようになって、自分の考えと相手の考えが全く同じであることはないんだと実感しています。どうしたら寄り添えるのか深く考えるようになりましたし、子育てを始めてからは感情を一度グッと抑えて、これまでより感情的になることが減りました。なるほど……親も子どもに育てられているなんていいますけど、本当なんですね。ほんと、そうなんですよ(笑)。子どもとの交流をきっかけに、ビジネスコミュニケーションでも、相手の立場や気持ちをより意識できるようになりました。■子育てと仕事、両立のコツは「余力がつくる笑顔」働いていて、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?広報職はECの出店者様と直接交流する機会がなかなかないのですが、オフラインイベント時など、実際のお声を聞ける時は嬉しいですね。サービス業に従事していた時期も長かったので、お客様の笑顔が見られる瞬間はやりがいを感じます。ご自身の強みを探して迷走された時期もあるとのことですが、倉持さんはとても親近感がありますし、コミュニケーションもお上手です。人との交流が、倉持さんのキャリアの軸になっているように感じます。バレエに注力していた頃も、見ている方に踊りで何かを伝えることでその人の感情を生み出せるようにと踊っていました。今も、変わらず誰かの心が動いた瞬間に立ち会えることが嬉しいです。広報活動により、多くのお客さまに認知され、ご利用いただける事で社内の関係者や出店者様の笑顔が見られた時は、報われたような気持ちになります。サービスにも興味が湧いてきました。「au PAY マーケット」のECサイトとしての強みがあれば、教えてください。「au PAY マーケット」では、「暮らしが満たされるお買い物体験」をアイデンティティに、ただ買い物するだけでなく、購買前からワクワクできて毎日サイトを見にきたくなるような楽しいお買い物体験の提供を目指しています。現在はライブコマースにも力を入れているため、吉本興業の芸人さんが出演する「生配信!よしもと市場」ではお笑いとECの融合された番組やVTuberやウェザーニュースのキャスターが出演される番組など、新たな取り組みも行っています。広報活動だけにとどまらず、色々な方法で発信しているんですね!プレスリリースやサービスのPRだけに偏らず、「au PAY マーケット」をご存じない方に「おもしろいことをしている会社だな」と知っていただくことも大切だと思っているので、そのための仕掛け作りは今後も積極的に取り組んでいこうと思っています。倉持さんのブランド愛、伝わってきました。そして、子育てと両立しながらでも楽しく働けることが分かって、なんだか安心しました……!母親になってからは、自分が無理しすぎると家族も仕事も崩れてしまうことが分かって、余力を残すことを意識しています。リフレッシュする瞬間を作ることも大切だと思うので、子どもを夫に預けて夜中に1人でサウナに行くなど、自分だけの時間を作ることも意識しています。120%は頑張れないから、どんな時も余力を残すことが毎日笑顔でいるコツです。仕事ではこれからも、困った時に助け合える関係値を作っていきたいです。
2024年06月18日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:中納俊/マイナビウーマン編集部都会か、地元か……アラサー女子にとってだけでなく、働く人全員にとって「永遠のテーマ」ともいえる、究極の二択です。都会は企業の数が多く、働き方や希望職種を選びやすい一方で、高い家賃や人混み、満員電車など、ストレスの溜まる生活を強いられやすいもの。一方田舎は混雑が少なく、憧れるスローライフは送りやすいものの、土地で見つけられる仕事は、都会と比べるとかなり限られてしまいます。沖縄県に本社を構えるオリオンビール株式会社で働く宮城さんは、ライフステージの変化によって、住む場所を変えざるを得なくなったと言います。就活の軸にもなった「地元である沖縄を支えたい」という思いを胸に、関東×沖縄の2拠点で「ほぼフルリモート生活」をしています。■地元でのUターン就職。花形部署への異動には驚きもあったオリオンビールと聞くと、沖縄の海をイメージしちゃいます。宮城さんはなぜ、沖縄の企業に就職しようと思ったんですか?実は私、沖縄生まれ沖縄育ちなんです。大学時代に留学で一度沖縄を出たのですが、就職活動を進めていくうちに「地元・沖縄に貢献したい」と強く感じるようになりました。語学を専攻していたので、グローバル展開している会社に絞っていて、第一志望だったオリオンビールから内定をいただくことができました。オリオンビールって、海外でも展開されているんですね。そうなんです。最初の配属は海外事業部だったので、カナダやアメリカに流通している弊社の製品の出荷や通関、物流調整などの業務を行っていました。そこからマーケティングの部署に異動されたんですね。辞令を頂いた時は、とても驚きました。海外事業部での業務も楽しんでいましたし、マーケティングは花形部署というイメージもあって、自分に務まるのかという不安もありました。飲料メーカーのマーケティングといえば、花形の中の花形ですよね。いざ部署異動してみると、日々の業務は地味で堅実な作業が多いんです。私の場合、異動してすぐから担当製品を持たせていただいて、右も左も分からない状態からスタートしましたが、今もその時と変わらずデータとにらめっこしている時間と、会議が大半を占めています。作業自体は堅実なのかもしれませんが、仕事のやりがいを感じる時もありますか?一つの案件が終わるまでに数年以上かかることもあるので、やり終えた時はひとしおです。自身がメインで担当した製品がリニューアルして、店頭に並んでいる様子を初めて見た時のことは、今でも忘れられないです。新製品を作る時や製品をリニューアルする時は、お客様の声を反映することが多いので、製品を手に取ってくださった方から嬉しい感想が届いた時も、やりがいを感じますね。現在はどんな製品を担当されているんですか?今年の春にリニューアルされたうちの看板製品でもある『オリオン ザ・ドラフト』は、私がマーケティングを担当させていただきました。オリオンビールの代名詞とも言える定番製品で、大規模なリニューアルだったので、私のキャリアの中でもかなり思い入れの深い案件になりました。私たちがオリオンビールと聞いた時にイメージする製品そのものですね。今回はかなり大掛かりで、パッケージも製品の味も、全てを変えるリニューアルだったんです。今までになかったほど大規模な調査を何度も行い、皆さんに求められる『オリオン・ザ・ドラフト』の姿を追求しました。具体的にはどんな風に変わったのですか?味はひと言でいうと、よりスッキリと飲みやすくなっていると思います。発売前には、沖縄県内で試飲イベントも開かせていただき、若い女性からも「前以上に飲みやすい」という声が多く上がって嬉しかったです。キンキンに冷やして、ゴクッといっちゃいたくなるような……。■ライフステージの変化をきっかけに沖縄×関東の2拠点生活をスタートうぅ……私も飲みたくなってきちゃいました。やっぱりオリオンビールを見ていると、沖縄に行きたくなっちゃいますね。ほんと、そうですよね。実は最近、結婚を機に関東に移住したんです。月に一度は沖縄本社に出勤しているのですが、すぐに沖縄が恋しくなってしまいます……。関東と沖縄だとかなり遠いですね。今はリモートワークが中心の生活ということでしょうか。1ヶ月のうち、3週間はリモートワーク、残りの1週間は本社で、対面でないと難しい業務をこなしています。私は沖縄滞在中は実家に戻るのですが、費用面で会社から配慮してもらっているので安心です。では、宮城さん以外にも沖縄以外の土地に住んで、本社に務めている方がいらっしゃるということですか?はい。例えば他部署には、県外に住みながらリモート中心で働いている社員もいます。職種にもよりますが、個人に合った働き方を会社が一緒に考えてくれるので、今後どんなライフステージに到達しても、オリオンビールでなら働き続けることができるだろうと感じています。沖縄と関東の2拠点生活なんて、憧れる人も多そうですね。資料作成や会議の参加はリモートでも問題なくできますし、本社に出勤する機会もしっかりあるので、今のところは業務上困ったこともありません。関東圏は沖縄にはないおしゃれな飲食店なども多いですし、沖縄に帰れば豊かな自然を満喫しながら家族とも過ごせるので、生活も充実しています。出社からリモートへと働き方が変わって、気をつけるようになったことはありますか?コミュニケーションの形が変わっても、質は落ちないよう気をつけています。リモートワークになってからはチャットでのやり取りも増えましたが、隣にいたら伝えていたであろう小さなこともきちんと拾えるよう、通話で確認することも増えました。気になることがあった時に電話をかけやすい関係値を目指していますが、社内のメンバーは明るく朗らかな人ばかりなので、むしろ助けられてばかりです。社内の風通しも良いんですね。風通しもいいし、かなり働きやすい会社だと思います。部署柄、忙しい時期は残業も増えますが、その分休める時には休むよう、上司から声をかけていただくこともあります。私のキャリアは最初から「沖縄」が軸にあるので、これからも沖縄と関わり続けたいと思っています。■商品を通して、沖縄の魅力を世界へ宮城さんから見て、沖縄の魅力ってどんなところですか?青い海、美味しい食べ物、暖かい気候……言い始めたらキリがないですが、なんといっても食べ物かなあ。沖縄料理って意外と脂っこいものも多いんですけど、キレのある『オリオンザ・ドラフト』の味わいととってもマッチするんです!環境が変わっても残り続けたいと思うほど愛せる場所があること、とてもステキです。沖縄という土地に愛があることはもちろん、会社にも愛があったからこそ、今こうして自分らしい働き方ができていると思います。パートナーが関東に転勤することになった時、私も関東圏で転職すべきか悩んだのですが、結論を出す前にダメ元で上司に相談してみてよかったです。人生における一つの山場を超えて、今もオリオンビールで働かれていると思うのですが、今後のキャリアのビジョンはありますか?オリオンビールに入社した時、沖縄という小さな島から、世界にブランドを発信し続ける姿勢に魅力を感じました。その時の気持ちは今も胸にあります。これからもオリオンビールで働きながら、沖縄の文化、沖縄の人柄、沖縄という土地の魅力を広めていきたいと思っています。まずは世界中の人々が、どこにいてもオリオンビールを飲めるようにすることが目標です!夢は大きく、ですね。宮城さんの沖縄愛とオリオンビール愛、伝わりました!今は少し離れた場所に住んでいるけれど、沖縄に帰って来るたび、幸せを感じます。まずは、リニューアルした『オリオン・ザ・ドラフト』に、沖縄らしさを詰め込むことができました。これからも、手にとってくださった方が沖縄を感じ、沖縄に来たいと思っていただけるような飲料づくりに熱中していきたいです!
2024年06月05日