バチェラーとの大恋愛を経て、今。大内悠理がたどり着いた「すっぴんメンタル」
幼い頃からあまり自分に自信がなく、大人の顔色を伺ってしまう子だったのだそう。だけど彼女は社会人になって、常に「人目に触れる」仕事を続けている。
「人の目が気になるからこそ、接客業は向いていると思っています。気を遣って立ち回るのは得意ですし、周りが私にどんな役割を求めているのかが分かるから。だけど、バチェラーに会った瞬間に泣いちゃうくらい素直な性格なことも本当で、素直でありたい自分と、他人から求められる姿を演じたい自分の狭間で、ストレスを溜めてしまう時期もありました」
接客業に従事していなくても、他人から求められる自分を演じたくなる気持ちが分かる人もいるのではないだろうか。だってきっと、その方が相手から愛されるはずだ。いくつかの自分を持っていれば、色々な人と仲良くできるだろう、と。
だけど自分を偽るのは、やっぱりすごく疲れることなのだ。
だから大内さんは、そんな自分と決別した。
「キャバクラ時代、お客様に『もっと自然体でいいよ』って言われていたんですけど、その時にはそんな風にはなれっこないと思っていました。だけど自分で経営を始めて、変わることを意識し始めたんですよね。
他人に合わせるのって、目先のメリットが欲しいからだと思うんです。