パリの新たな美術館「ブルス ドゥ コメルス」って知ってる? 安藤忠雄による内装にも注目【From cities 世界の都市に憧れて vol.11】
レストランが入っている。アート展だけでなく、講堂で開催されるであろうイベントや食事なども、この特別な空間体験と共に楽しみたい。
(※レストランの名称は、この建物が18世紀に穀物の取引所として使用されていたことに由来)
安藤忠雄がフランスの建築事務所「NeM」らと組み、3年の歳月をかけて施工された本美術館の総床面積は、10,500㎡以上におよぶ。
ちなみに、フランソワ ピノーは、今回のブルス・ドゥ・コメルスの他にも、ベニスの「パラッゾ グラッシ」「プンタ デラ ドガーナ」といった美術館を所持しており(全3件中一番広い建物は、ブルス・ドゥ・コメルス)、そのすべての内装を安藤忠雄が手掛けている。興味がある人は、この2つの施設にも足を運んでみるといいだろう。
>>【続いて展示作品をチェック! 】
ブルス・ドゥ・コメルスのオープニングを飾る、13のエキシビション
----
「OUVERTURE」
ブルス・ドゥ・コメルスのオープニングを飾る、13のエキシビション
ブルス・ドゥ・コメルスでの展覧会の幕開けは、「OUVERTURE(開始)」というテーマでキュレーションされた、絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどの13のエキシビション。