ダイエット・健康の新常識「ロカボ」とは?朝ドラ「まれ」製菓監修・辻口シェフも注目
低糖質なパスタ風ヌードルを自宅で作ることを可能にした鳥越製粉の取組みも紹介されていた
ダイエットや健康への関心が高い人を中心に、今、巷の注目を集め始めているキーワードがある。“低糖質食”を意味する「ロカボ」という言葉だ。
「ロカボ」とは、糖尿病の治療食としても採用されている糖質制限=ローカーボよりも、より緩やかな糖質制限を提唱する呼称として北里研究所病院糖尿病センター長でもある山田悟氏が代表理事を務める食・楽・健康協会が提唱するもの。
糖尿病になると、空腹時はもちろん、食後には特に著しく血糖値が上がるため、食事で摂る糖質の量を少なくして、血糖値をあげないよう注意しなくてはならない。そこで、低糖質な食事をいただくわけだが、糖質が少ない食事は、糖尿病の改善のみならず、肥満の予防や解消にも効果があるという。しかも、肉や魚を控える必要がないので、食べることが大好きな人でも気軽にチャレンジすることができるのが大きなポイントだ。
より明確な定義について、「ロカボ」の提唱者としても知られる、医学博士・山田悟氏は以下のように語る。
「私が提唱している『ロカボ』は、1日に食事から摂る糖質量を合計130g以下にしようというもの。