輝きの秘密、生きるヒント。“おしゃれ番長”野宮真貴のルーツを紐解く【INTERVIEW】1/3
風のワンピースを作ってもらったこともありましたね。
その後、中学生になり、制服を着ることになるのですが、幼い頃から私は、身体がとても小さかったので、制服も一番小さいサイズを選んだのですが、それでも大きくて、母が得意の洋裁で大改造してしまいました。スカート丈をミニにしちゃったりね(笑)おまけに元々髪が赤かった上に、パーマまでかけて…目立っちゃいますよね。先生や先輩に目を付けられてしまったり、なんてこともありました。懐かしいです。
――その頃の野宮さんは、どのような雑誌を読み、ファッションの参考にされていたのでしょう。
野宮さん:この頃です、はっきりと歌手になりたい!と思い始めていたのは。ロックに夢中になってからは、『ミュージックライフ』などの音楽雑誌を眺めては、ミュージシャンの着こなしをお手本にしていましたから、当時流行っていたパフスリーブのワンピースなどは目もくれず、否、少しは着ていましたが(笑)、主にロック少年の格好でしたし、男の子のようなファッションでした
――その好きなファッションは今も変わりませんか。
野宮さん:変わりませんね。そして、そんな自分の好きな洋服を着てこれまでステージに立ってきました。