2016年1月5日 17:00
“無駄を省いて、ラクして、美味しく”がモットー。 料理研究家・大原千鶴の楽しみながらつくる身近な家庭料理【INTERVIEW】
あとね、野菜を買ってきたら、最初のお料理の時に、全部使いやすいサイズにカットしておくんです。そうすれば、炒めものや煮物にすぐ使えますから。お米も洗って水切りをして、プラスチック容器に入れておけば、帰宅してすぐに炊けるんです。私は炊きたてご飯が大好きなんで、なんとかラクに炊きたてご飯が食べられへんかなあと思いついたんです。
ーこれがあると便利というおすすめの調味料はありますか?
冬場は、よく西京味噌を使います。この季節、お鍋料理が増えるでしょう?お鍋のだしのベースに、西京味噌をちょっと加えるとコクと旨みがぐっと増しますよ。柚子の皮と果汁を少し入れて柚子味噌にしたり、お魚の西京焼も美味しいですけど、洋風料理のベースにも使えるんですよ。豆乳と西京味噌を合わせると、クリーミーでなめらかな西京味噌ソース(※)になるんです。
旬のお野菜をたっぷり使った西京味噌シチューやグラタンなどおすすめです。
(※)【西京味噌ソース】
・基本の比率は「1:2」西京味噌200gに豆乳400cc
・2つを泡立て器などでよく混ぜるだけで完成
ー西京味噌のシチュー!美味しそうですね。
作り方は簡単なんですよ。かぶと金時人参を適当な大きさに切って、ひたひたのおだしで茹でます。