イッセイ ミヤケが田中一光作品をモチーフとした新シリーズをスタート

イッセイミヤケが田中一光の作品をモチーフとした新シリーズ「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」を展開
イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)が、グラフィックデザイナー・田中一光の作品をモチーフとした新シリーズ「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」を2月3日から展開する。
1960年代に三宅一生が田中一光と出会い、深い交流を続けるなかで、多くの刺激を与えられたことへの感謝と尊敬の想いを込めて制作した同シリーズ。三宅は制作にあたり、田中の作品と向き合い、サイズや色彩を忠実に再現する一方で、単に作品を絵柄として扱うのではなく、着用し立体になることで田中作品の魅力が増幅するような、いきいきとしたエネルギーを持つ衣服の完成を目指したという。
シリーズ最初となる今回のコレクションでは、田中の数ある傑作のなかから、「Nihon Buyo」(1981年)、「写楽二百年」(1995年)、「太い記号のバリエーション」(1992年)の3作品をモチーフとして選択。現代のお茶会で、人と人が和むきっかけとなるコミュニケーションとしての衣服を提案した。
カリフォルニア大学で開催された日本舞踊公演のポスターの「Nihon Buyo」