下町情緒が宿る東京・谷中を安藤裕子が着物でぶらり歩く。懐かしの給食食器やナチュラルスムージーまで名店巡り【東東京タイムトラベルvol.3】
谷中にある「暮らしの道具松野屋」谷中の地に小売店を構えたのは2010年のこと。このところの谷根千人気の高まりもあって、週末は若い客も多いそうで、「年配の人にとっては懐かしい品物も、若い人の目には新鮮に映るみたい」と店主が教えてくれた。店内には、セルロイド製の懐かしくも品のある小物入れからオリジナル帆布のバッグや、和ぼうきにいたるまでバラエティ豊かなアイテムが並ぶ。その中でまず木製のお弁当箱を手に取った安藤さんは、「これ、すてきですね」と惚れ惚れした様子。聞けば4歳になるお子さんのお弁当を毎朝作っているとのことで、「今はソフィア(ディズニーのキャラクター)のお弁当箱を持たせています」と母の顔。木製のお弁当箱が気になるという安藤裕子さんかと思いきや、アルマイトのトレイセットを見付けると、「給食の食器だ!懐かしい」と子どものような表情に。ちなみに、店内にそろうアルマイト製の台所用品や食器はどれも2,000円前後とリーズナブルで使いやすいものばかりなので、キッチンの雰囲気を格上げするために大人買いするのもありかもしれない。給食の思い出がよみがえるアルマイトのトレイ【お店情報】暮らしの道具谷中松野屋東京都荒川区西日暮里3-14-1403(3823)