厚さ1.80mmという驚くべき数値。ブルガリ新作「オクト フィニッシモ ウルトラ」発表
1.80mm厚のケースの薄さと連なるように完璧にフィットしながら、従来の「オクト フィニッシモ」のブレスレットの2分の1の薄さを実現しています。さらに、フォールディングバックルも新しいパラメーターに従って設計する必要がありました。また、直径40mm、厚さ1.80mmのウォッチに求められた全体の剛性を満たすため、高密度、高硬度、高耐久性を叶える、炭素とタングステンを組み合わせたタングステンカーバイドを用いたミドルケース、ベゼル、チタンラグ、ケースバック/メインプレートを開発することに成功しました。加えて、ウォッチの表面全体を活かすために、時・分ダイヤル、50時間のパワーリザーブを備える大型の香箱、エスケープに少し工夫を加えベゼルの開口部の円形形状をシンプルにしました。
物理法則を無視することはできません。機械式時計のすべての部品をわずか1.80mmの厚さの中に収める方法を見つけ出すには、今までの時計業界における常識を超えた物理法則を考慮しなければならないのです。この薄さで、通常のウォッチの全構成部品が必要不可欠である場合、この制限された中での部品の設計や製造だけでなく、その機能についても再考する必要があるのです。