くらし情報『明治の伝統織物が蘇る「STYLE*MEISEN」展、matohu×秩父銘仙・逸見×足利銘仙・高橋【プロジェクトメンバートーク】』

明治の伝統織物が蘇る「STYLE*MEISEN」展、matohu×秩父銘仙・逸見×足利銘仙・高橋【プロジェクトメンバートーク】

関口「普通の銘仙にはないような鮮やかな色もあります」堀畑「普通の銘仙を知っている人が見たら、『これが銘仙か』と思うぐらい、横糸などの設計も変えています。メイセンという名前ですが、全く新しいものが生まれたと思います。じっくり触ってみてほしいし、ここで着ることはできないが、鏡もあるので自分に当てて見てほしいです。また、2週間限定ですが、会場のすぐ裏にはポップアップショップもあるので着たいと思う人はオーダーすることもできます」高橋「今後もプロジェクトを継続し、関係事業者が増えて、地域が盛り上がればと期待しています」関口「もともと銘仙の手法には興味がありましたが、今回のプロジェクトで布としての可能性を探り、勉強することができました。更に発展させ、まとふでも新しい銘仙を提案したいし、それによって銘仙を知らない若い人たちが新しい素材として再発見してもらえればと思っています」堀畑「日本の伝統をそのまま続けるのは伝承。本当の伝統とは新しいものを生み出していくことだと思うし、そのためにもプロジェクトを続け、新しいメイセンを提案していきたいです」プロジェクトは始まったばかり。日本の素材が世界のトップブランドから評価される中で、今後の展開も注目を集めそうだ。

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