2017年9月17日 13:00
アートにフォーカスした本の祭典「TOKYO ART BOOK FAIR 2017」が寺田倉庫で開催。国内外の出版社や書店が集結
©Elena Tutatchikova
アートに特化した本の祭典「TOKYO ART BOOK FAIR 2017」が10月5日から8日まで、東京・天王洲アイルにある寺田倉庫にて開催される。
国内外の出版社や書店、ギャラリー、アーティストなど約350組が出展する同イベント。今回は同地区に位置するギャラリーやショップと連携し、過去最大規模での開催を予定している。
毎年ひとつの国や地域にフォーカスし、出版文化を紹介する特別企画「Guest Country」では、世界のアートブックシーンの中でも最大の地殻変動が起こっているアジアをフィーチャー。中国や韓国、台湾、シンガポールのアートブックシーンを牽引するキーパーソンがキュレーターを務め、各国のアート出版の今を象徴する3つのキーワードから書籍やZINEをセレクトし、展示・販売する。
また、横尾忠則によるブックデザインから、『書を捨てよ、町へ出よう』『未完への脱走』『少年マガジン』『流行通信』といった1960年以降に手掛けられた約250点の書籍や雑誌が展示される。その他、横尾の作品集やインタビューが収録された雑誌、ポストカードなどのグッズも展示・販売される。