タイムマシンやタケコプターも! 「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」の作品を先駆けて公開
に登場するひみつ道具をモチーフに制作。伊藤が制作したペーパークラフトのひみつ道具を山口が水墨画で細密模写し、説明文を付けている。紙でリアルに目の前に具現化された未来のひみつ道具と、そのひみつ道具が懐かしいものであるかのような説明描写で、時空の不思議な関係性が導き出されている。
山口英紀/伊藤航『ドラえもん ひみつ道具図典 ~タケコプター~』
©Hidenori Yamaguchi ©Wataru Ito ©Fujiko-Pro
山口英紀/伊藤航『ドラえもん ひみつ道具図典 ~タケコプター~』
©Hidenori Yamaguchi ©Wataru Ito ©Fujiko-Pro
●山本竜基/画家
山本はタイムマシンが故障する設定がある『映画ドラえもん のび太の恐竜』(1980年公開)をベースに制作している。故障したタイムマシンが、山本自身の自画像が増殖した異次元空間に迷い込むという設定で、浮遊するドラえもんたちやエフェクト効果により、迫力のある作品に仕上がっている。
山本竜基『山本空間に突入するドラえもんたち』
©YAMAMOTO Ryuki ©Fujiko-Pro Courtesy of Mizuma Art Gallery
●渡邊希/漆造形家
漆を用いて、乾漆技法を主体に作品を制作する渡邊。