160余年におよぶルイ・ヴィトンの歴史を巡る旅。巡回展「SEE LV」が東京ミッドタウン 芝生広場で7月8日から開催
メゾンにおける彼らのファーストショー、そして最近のショーから選ばれた象徴的なルックを通じて、彼らの偉業をご紹介しましょう。1995年に設立されたルイ・ヴィトンのファッション部門─そのルーツは、私が1854年より請け負っていた顧客のためにオートクチュール仕立ての服を梱包するという歴史にまで遡ります。
ⒸLOUIS VUITTON , DAICI ANO
バッグが紡ぐストーリー
バッグは、1890年代の終わりから、私たちメゾンの歴史の一部に加わりました。最初に誕生したのは、ちょっとした旅の伴侶として、また旅先で荷物が増えた時に出して使えるようトランクの中に畳んで入れておけるレザーのバッグ。こうしたアイコニックなシェイプが時を超え、いかにしてインスピレーションを与え続けているかをご覧いただけます。この壁面では現在から過去を辿るようにアイコンバッグをモデル毎にご紹介しています。このバッグ物語の世界では、1906年に作られたモノグラム・キャンバスの「フラット・トランク」との出逢いも待っています。ルイ・ヴィトンの価値観を反映した、アイコニックなモデルやアーティストとのコラボレーションによる再解釈の数々─「キーポル」