チューダーから英国海軍による北グリーンランド遠征探検70周年した39mm径モデル「レンジャー」を発売
を登録したのである。当時、この名称は特定のモデルを示すためではなく、チューダーの時計に冒険的な要素を付加するために使用された。現在レンジャーとして認識されている意匠が登場したのは1960年代に入ってからのことで、発光塗料がふんだんに塗布された3(日付表示の無いモデルのみ)、6、9、12のアラビア数字や独特のデザインの針が印象的だろう。その歴史の中で多彩なバリエーションが展開されてきたレンジャー。日付表示の有無、自動巻または手巻、ダイアルにチューダーローズまたは盾のマークがあしらわれたモデルまで実に幅広い。早くも1973年には、「レンジャー II」という名称でケースと一体化させたブレスレットを備えるバージョンもラインアップしていた。
THE SPIRIT OF A TOOL WATCH
新しいレンジャーは、自らの歴史の中で確立された3、6、9、12のアラビア数字インデックスを配したダイアルを筆頭とするデザイン基準を重んじながら、高性能マニュファクチュール キャリバーやチューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプといった最先端技術を採用している。堅牢で実用的、そして手の届く存在のツールウォッチ。