ヴァン クリーフ&アーペル「ペルレ コレクション」にメゾンを象徴するゴールドビーズの新作が登場
手作業で研磨されたオニキスは、この素材ならではの艶やかな光沢を帯びた漆黒の表面を見せています。今回のペルレ コレクションの新作で新たに採用されたブラックピーターサイトは、複数の鉱物を含むことから独特の詩情を湛え、まるで絵画のような美しさを醸しています。
コーラルとマザーオブパールについても、専門の宝石鑑定士による入念な鑑別検査を行っています。コーラルは持続可能な方法で生産されたものだけを使用し、研磨作業によって、陽気なオレンジみの色調が均一に出るものが選ばれます。一方、ホワイト マザーオブパールは、ギヨシェ彫刻を施すことで、その虹色の輝きが一層際立ちます。
オニキスとダイヤモンドをセットしたペルレ クルール リングを仕上げる研磨作業
昔々あるところに、ゴールドビーズが…
2008年に誕生したペルレ コレクションは、メゾンの歴史に由来するゴールドビーズを特徴としています。この高貴な球体は、1920年代以来、ヴァン クリーフ&アーペルの作品の中で輝きを放ってきました。当初は、デザインのアクセントや、宝石の縁取りとして用いられていましたが、やがて、ゴールドビーズ自体がモチーフになっていきます。