100周年を迎える資生堂ギャラリー、初代社長で写真家の福原信三の美学に迫る展覧会を開催
資生堂ギャラリーの開廊100周年に際し、3者の共同プロジェクトともいえる本展は、従来のアーカイブ展としては類を見ない、時間と空間を超えた3者のチャレンジングな展覧会となる。それはまさに、1世紀前に福原が実践した創造的な活動とその意志を今日に共有するものだろう。
また、本プロジェクトにおける福原の美学の精査については、福原が遺した200余のおよそ145万字に及ぶ芸術や美に言及したテキストを、AI・自動言語処理による形態素解析を通じて、彼の活動の指針となった思考を独自に解釈した。こうした新しいアプローチをベースとした独自のキュレーションも本展の際立った特徴の一つ。本プロジェクトにおいて提示されるユニークな視点と試みが、新しい社会の美と創造の可能性を見出すための貴重な機会となる。
【展覧会情報】
それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE,THE EUGENE Studio
会期:1st 10月19日~12月26日、2nd 2019年1月16日~3月17日
会場:資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
時間:11:00~19:00、日曜・祝日 11:00~18:00
休館日:毎週月曜日(祝日の月曜も休館)
入場無料
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