モダンデザインを形成してきた世界の女性デザイナー13名のビンテージの家具作品を新宿伊勢丹で展示販売
日本の伝統的なデザインを感じる作品となっています。
Low Bench with Drawer from Cité Cansado, Mauritania/ Charlotte Perriand
(W260×D70×H36×SH24cm)
作家名:シャルロット・ペリアン
製作年:1958年
シャルロット・ペリアンによるベンチ。アフリカの鉱山町”Cansado” のプロジェクトのためにデザインされました。ペリアンが日本に来日された時に影響をうけてデザインされたものと感じ取れます。
シャルロット・ペリアン
1937 年にコルビジェ のアトリエを離れた後、元同僚で坂倉準三の働きかけにより1940 年日本の商工省(現・経済産業省)の招聘を受け、輸出工芸指導顧問として来日。工芸技術の視察のため、日本の文化や地域を見聞するための旅が始まり、7ヶ月の日本各地への旅で竹、漆、アルミニウムやテキスタイルを応用した新しいデザインを家具を生み出している。家具のデザイン領域で旧東京都庁都知事室(1957年)・墨会館(1957年)・旧草月会館(1958年)など設計した丹下健三との協働するなど、ペリアンが日本の建築家やデザイナー、引いては日本のモダニズムの発展に与えた影響は計り知れない。