フォンダシオン ルイ・ヴィトンの幻想的なフォルムを連想させるスケルトン・ムーブメントを搭載したルイ・ヴィトンの新作ウォッチ
ムーブメントのブリッジは、必要不可欠な構造部品ですが、単なる機能的メカニズムというより、ルイ・ヴィトンを体現するようデザインされています。これにより、不動のはずの要素が、フランク・ゲーリーによって設計されたフォンダシオン ルイ・ヴィトンの、風を孕み膨らんだ帆のようなガラス構造さながら、動的な美を備えた工学的フォルムに変わります。
©Piotr Stoklosa
機械式のミニマリズム
メゾン初の自動巻き時刻表示限定スケルトン・ムーブメントであるLV 60は、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が設計・開発し、スイスのヌーシャテルにある工房、ル・セルクル・ドルロジェと共同で製造。ルイ・ヴィトンの核心を成す建築的な美を表現したLV 60は、メカニズムとデザインのショーケースであり、レザーグッズやトランク、さらには建築にまで体現された、ルイ・ヴィトンの真髄を体現するスタイルで高められています。
©Piotr Stoklosa
LV 60のすべてのブリッジとプレートは、構造的完全性のために必要最小限まで巧みに削ぎ落とされています。美学を念頭に置いて行われた削減のプロセスです。LV ロゴを模ったブリッジの特徴は、幾何学的なラインと独特の直線性であり、その一方で、モノグラム・フラワーをさりげなくあしらったローターブリッジなど、いくつかの装飾を組み込んでいます。