危険エリアから最もホットな地区へ大変貌! 感度の高い人々が集まる“ペッカム”がアツい【ロンドンの旅vol.3】
最も賑わっているのはペッカム・レイ駅周辺。昔ながらのローカルが経営する八百屋が並ぶ短いアーケードを抜けると、高架下にはタトゥーショップやコーヒーだけを提供する小さなカフェが並んでいます。キッチンカーとしてスタートして2011年にロンドンに1店舗目をオープンしてから人気バーガーレストランとなった「オネスト・バーガー(Honest Burger)」も駅周辺に店を構えています。
ローカルな八百屋
すぐ隣には、大きなテラスを持つブラッセリー「ブリック・ブリューワリー・タップルーム(Brick Brewery Taproom)」が。昨年オープンした多国籍レストラン「レバン(Levan)」は何度も通ってしまう、私のお気に入り。地産地消にこだわったオーガニックの新鮮な食材を用いて、世界各国の調理法を掛け合わせた創作料理が楽しめる他、ヨーロッパで大流行中の自然派ワインのセレクションも抜群です。“鴨心臓と卵のグリル、プルーンのケチャップ添え”、“牛肉の黒酢煮込み”、“ローストした帆立と黒トリュフ”など風変わりで魅力的なメニューが日替わりで並んでいます。
「レバン(Levan)」
「レバン」のメニュー、ローストした帆立と黒トリュフ
ペッカムがホットなエリアへと進化したもう一つの要因は、2つの美術大学(ゴールド・スミス・カレッジとキャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ)