危険エリアから最もホットな地区へ大変貌! 感度の高い人々が集まる“ペッカム”がアツい【ロンドンの旅vol.3】
感度の高い人々が“通う”だけではなく“移り住む”ようになったのは、コワーキングビルによって生活圏としてペッカムが選択肢に加わったことが大きいように思います。
「ペッカム・レベルズ(Peckham Levels)」のコワーキングスペース
「マーケット(Market)」
「マーケット」のコワーキングスペース
ペッカムに人が集まるようになった要因であるナイトシーンについては、盛り上がりを見せる一方のよう。最も人気なのは、昔からローカルに親しまれている「CLFアート・カフェ(CLF Art Cafe)」。ジャズ、ヒップホップ、レゲェと幅広い音楽ジャンルで毎晩のようにイベントが開催されています。
「CLFアート・カフェ(CLF Art Cafe)」
音楽ファンのボランティアにより手作りで運営される会場「DIYスペース・フォー・ロンドン(DIY Space For London)」は若手ミュージシャンの憧れのライブスペースとして強いコミュニティーで成り立っています。キング・クルール(King Krule)やムラ・マサ(Mura Masa)など若者から絶大な人気を誇る世界的なミュージシャンが、ペッカムでゲリラのライブをしたりエキシビションを開いたりと、今も変わらずこの地は音楽と強い繋がり持っています。