ルイ·ヴィトンのウォッチ コレクション「エスカル」から3針モデルの新作を発表
角張ったリベットが施されたポリッシュゴールド製のインデックスは、クォーターごとに手作業で留められ、中央のダイアルと外側の目盛り表示に一体感をもたらしています。目盛り表示自体は、ゴールドのスタッズでアクセントを付け、ルイ·ヴィトンのトランクの外側に沿って並ぶロジンのビス(鋲)を想わせます。最後の仕上げとなるサテン仕上げとわずかな凹面の反りは、目盛り表示に卓越した視覚的質感と読みやすさをもたらします。
©LOUIS VUITTON
この上なく豊かなディテールと複雑さをこのダイアルを組み入れるのは、容易な作業ではありません。すべての「エスカル」モデルの秒針の先端は、ダイアルの曲面に沿うようにカーブし、見間違える可能性を最小限に抑え、高い精度で秒を読むことが可能に。こうした精度を支えるのが、クロノメーター認定済みのキャリバーLFT023。このムーブメントの50時間のパワーリザーブは、秒針をゴールドではなくチタン製にするといったエネルギー効率的なソリューションによって保証されます。表面に跡を残すことなくチタンの高い弾性を克服するために特殊な工具が開発され、その結果、完璧にカーブした秒針が生まれました。