2020年12月22日 14:00
進化を続ける既存体制のドレスコードを探究。ルイ・ヴィトンがヴァージル・アブローによる2021秋冬メンズ・プレコレクションを発表
のレザーを用いて再構築したコート、袖に沿ってメゾン名をハイテクなエンボス加工で施したピーコートなど、今シーズンのメンズ・ワードローブの定番アイテムには、遊び心溢れるアイディアが反映されています。フードやジッパー付きのジャケット、デニム素材のスーツが新たな形を提案する一方、イブニングのデコラティブなコードは、ミッドレイヤーを通してさりげない存在感を主張します。カジュアル・ウエアは、伝統的なワードローブであるブルゾンやカーディガン、シャツに、ダミエ・ソルトを施し、クラシカルなモチーフと独特な風合いを楽しめます。
Photographer - Jalan & Jibril Durimel
「ファッションとフィクションは別物」、「昼間の職業はあなたを定義するものではない」といった、ルイ・ヴィトンにおける創作活動の一環として公開している「ヴァージル・アブローの辞典」からの引用を、コレクションの随所に散りばめています。セーターにはインターシャのモチーフとして、アウターには、雨に濡れると言葉が浮かび上がるユニークなファブリックでこれらの言葉を表現しています。レザー、デニムをスケーターハットやキャップに使用し、ダミエ・ソルトのデザインでアップデート。