【ルック】キム・ジョーンズによるフェンディのデビューコレクション。2021年春夏クチュールコレクションを発表
キムの現代的な視点を通して、フェンディの歴史も重要な要素として登場します。造形的スケッチや装飾を求めてアーカイブを発掘するために、キャストを務めるモデルたちのバイオグラフィーに姿を変えています。ヴィンテージバッグのヴェルベットリボンは新たなデザインに代わり、故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の最後のコレクションに登場したカーリグラフィ(Karligraphy)がビーズのデザインとしてブーツに飾られます。
コレクションでモデルを務めるキャストを通じて、実際の、または選ばれた「家族」の大切さが賞賛され、モデルがひとりずつガラスのショーケースに身を置くと、それぞれの個室へと変貌します。
キム・ジョーンズは、次のように述べています。「フェンディは最高レベルのクラフツマンシップを体現しています。何よりも、フェンディにとって『家族』はかけがえのない存在。フェンディ家の3代目が指揮をとり、私は4代目を参加させながらゲスト出演しています。
自分が愛し尊敬するたくましくてパワフルな女性たちに囲まれ、彼女たちのエネルギーを自分の仕事に取り込みたいと思っています」
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