レクサス×資生堂が早稲田で語った、ラグジュアリーブランドへの挑戦
独自性があり高付加価値、感性価値志向のラグジュアリーブランドの戦略に学ぶべきところはたくさんある」などと語った。トークセッションで高田氏は、レクサスの取り組みについて「2012年に社内カンパニー『LEXUS INTERNATIONAL』が誕生。意思決定などもトヨタとは完全に別で、独自の生産ラインで、こだわり抜いたクラフトマンシップを大切にしている。強化すべきは“Emotional LEXUS”。ラグジュアリーであるためにはエモーショナルでなくてはいけない。ストーリー性のあるCMや、車の販売目的とは別にLEXUSの考えるライフスタイルを提案する旗艦店“INTERSECT BY LEXUS”をオープンさせるなど、ブランドの世界観を発信していく」と話した。資生堂の藤井氏は、「クレ・ド・ポー ボーテ」の海外展開について「海外進出をスタートしたのは1998年。資生堂ネームに頼らない独立したブランディングを開始した。
2010年に、国内と海外の事業を一環して行える単独の事業部門、クレ・ド・ポー ボーテ グローバルユニットを結成。わずか12人からスタートし、今は約30名ほどに。現在は日本を含め米州13ヶ国で展開している」