【ファッション再生】“貢献するファッションを作りたい”イエリ社長×兼松繊維社長3/3
単純にご飯を食べて息をして衣服を買って暮らすだけではなくて、なにか貢献できているということが必要なんです。「もったいない」という言葉がもてはやされた時が有りましたが、ややすたれた感があるのは残念です。「もったいない」という意識そのものがリサイクル的でリユース的です。
先ほども手塚さんが仰いましたが、ファストファッションがあります。大量生産、大量消費の構図ですが、彼らこそこのリサイクル、リユースにもっと真剣に取り組むべきです。実際にはそういった動きは有るのですが、企業規模からして余りに小さな動きでしかありません。
こういった機会に出来るだけ多くの方に意見を聞いていただいて賛同いただける輪を増やしてムーブメントにしていきたいものです。
T:日本の有力企業が動いて、経済産業省がそれに着いてきたら、日本が動き始めたという世界からの目があって初めて色々なことが成功していく。
そこまで大々的に行う必要があるし、かかわる人間もプロフェッショナルでないといけない。でないといいものができない。無理を可能にしていかないといけない。今当たり前に使われている薄型テレビだって昔の人からするとあり得ないことでしょ。