【廣森知恵子/生き方】美容を通して皆を元気と笑顔を届けるビューティープロデューサー
そして割烹着を着て家事をしていました。私は無意識のうちに母の姿に憧れていたのでしょうね。母が留守の時にはこっそり鏡台のカバーを外して、口紅を差したりしていました。
--とても素敵なお母様の姿が目に浮かびます。
だから幼い頃から百貨店の美容部員になりたいと思っていました。結局、夢が叶いましたね。母は、「女性は綺麗にしていなくては」という考えの持ち主だったので、その考えが私にも染みついています。
--ビューティープロデューサーというのはどんなお仕事の内容なのでしょう?
人が綺麗になる手助けをする、美に関してあらゆる方面から美を追究してみるという仕事です。
とはいえ私が提案するのは、エステに行くとか特別なことをするのではなく、普段の暮らしの中で実践出来ることばかり。それぞれの女性のライフスタイルに合わせて、その方が綺麗になるためのお手伝いをしているというところでしょうか。セミナーにいらした方とお話すると、よく「美容液は?ファンデは?」などと質問されることもありますが、「お話を伺っていると、早く寝るのが一番ではないでしょうか」ってお答えする時もあるんですよ。--決して、化粧品やお手入れの方法だけじゃないんですね。