くらし情報『「音楽が生きる環境」を作ることが一番の幸せ--トクマルシューゴ2/2【INTERVIEW】』

「音楽が生きる環境」を作ることが一番の幸せ--トクマルシューゴ2/2【INTERVIEW】

を大切にしていて、ライブをやることによって曲が成長していくのを楽しんでいる節があります。なので、ライブまでに完璧なものに仕上げるということは、そんなにしないんです。――2014年中のライブは残すところ数回ですが、今年1番印象に残ったことは?10周年企画の一つとして、2004年にニューヨークのレーベルから発売した1stアルバムを完全に再現するライブを行ったんですけど、1からコピーしたことで新たな発見がありました。僕は自分の作るほとんどすべての音楽に、“再発見出来るギミック”を盛り込んでいるんですけど、久しぶりに音源を聴き直したことでそれを見付けて、「こんなの入れてたよな」って懐かしい気持ちになりました。でも、ギミックといっても本当に自分にしか分からないようなもので、なんのメッセージ性もなく、例えば、子供の頃に親がカセットデッキで録音してた日常の音だったりを、ただ自分を楽しませるためだけに入れてるだけ。他の人が聴いたらただのノイズにしか聴こえないレベルですね(笑)。元々変な音楽、くだらないことをやってる人が好きで、例えば、無音のレコードというのがあるんですけど。なぜ無音かというと、パントマイムをやっているから(笑)。

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