「音楽が生きる環境」を作ることが一番の幸せ--トクマルシューゴ2/2【INTERVIEW】
拍手の音しか聴こえないんですけど、その音の向こうでどんなことが行われてるんだろう?って想像するのが好きで。一般的にはあまり理解されないですけど、僕はそういうのに感銘を受けるんです。――2012年にはご自身のレーベル「トノフォン(TONOFON)」を立ち上げ、ますます精力的にご活躍ですね。トノフォンは自分にとっての基盤のようなものですね。トノフォンを使って新しいことをやるのではなく、「誰もやってくれないことをトノフォンでやる」っていう(笑)。思い付いたことをぱっとやるためにトノフォンを立ち上げたんですが、来年は第3回目の「TONOFON FESTIVAL」を予定しているので、今はそれが楽しみです。なんせ、「自分が見たいもの、聴きたい音」を1番いい環境で形にするのがフェスの目的ですから。もちろん、フェスに限らず、音楽が1番生きる環境を作って、出来上がったものを見たり聴いたりするのが僕にとって最も幸せなことなんで、今回のエムアイカード(http://www.micard.co.jp/)のプロモーション映像も、たくさんの人に見てもらえたら嬉しいですね。
【トクマルシューゴ(Shugo Tokumaru)