2024年3月2日 13:50
『Shirley シャーリイ』怪奇作家シャーリイ・ジャクスンの伝記を映画化、幻惑の心理サスペンス
彼女の小説だけでなく、夫で文芸評論家でもあったスタンリー・エドガー・ハイマンとの数百通にも及ぶ手紙をもとに制作された。
シャーリイ自身のキャラクターも描きつつ、彼女の小説世界に迷い込んだかのような、現実と虚構が交錯する幻想的な映像も魅力の1つだ。
主演はエリザベス・モス
主人公のシャーリイを演じるのは、『透明⼈間』『ハンドメイズ・テイル/侍⼥の物語』などで知られるエリザベス・モス。加えて、『シェイプ・オブ・ウォーター』『君の名前で僕を呼んで』などのマイケル・スタールバーグ、『グッバイ︕リチャード』のオデッサ・ヤング、『ウォールフラワー』などのローガン・ラーマンら一流キャストが勢揃いする。
主人公シャーリイ・ジャクスン…エリザベス・モス
“魔女”と呼ばれた作家。1948年、『ニューヨーカー』誌上に発表した短編「くじ」が⼀⼤センセーションを巻き起こすも、ベニントン⼤学に通う18歳の少⼥・ポーラが突如として消息を絶った未解決失踪事件を題材に、新しい⻑編⼩説に取り組む中でスランプに陥ってしまう。突然の来訪者であるローズを当初は忌々しく思うが、シャーリイの短編小説『くじ』について真っ直ぐな瞳で語るローズに次第に興味を抱く。