「手塚治虫 ブラック・ジャック展」が美術館「えき」KYOTOで、漫画の原稿や誕生秘話など
手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』の連載50周年を記念した展覧会「手塚治虫 ブラック・ジャック展」が、美術館「えき」KYOTOにて、2024年9月1日(日)から10月6日(日)まで開催される。なお、東京・六本木でも開催された巡回展だ。
手塚治虫『ブラック・ジャック』の魅力に迫る展覧会
1973年11月から1983年10月まで、少年漫画誌『週刊少年チャンピオン』に掲載された『ブラック・ジャック』。無免許医でありながら天才的な外科技術を持ち、不可能と言われる手術をもこなすブラック・ジャックと、彼が生んだ“18歳で0歳”の女の子ピノコを中心に、様々なテーマやメッセージを込めた物語が展開された。
「手塚治虫 ブラック・ジャック展」では、全4室の展示エリアを通して『ブラック・ジャック』の魅力を紹介。たとえば、作品の“誕生秘話”をテーマにした第2室では、『ブラック・ジャック』の原稿や手塚の医科大学時代の資料などを展示し、手塚の発想力の秘密に迫る。
“蘇生”をテーマにした第4室では、手術のシーンを現代アートの視点から再解釈する展示や、作品を現代医療の側面から読み解くコーナーなどを設置。『ブラック・ジャック』の世界を余すところなく味わえる内容となっている。