くらし情報『ジル・サンダー 2018年春夏コレクション - 完全さと不完全さの狭間』

2017年9月27日 16:00

ジル・サンダー 2018年春夏コレクション - 完全さと不完全さの狭間

制服のように登場するこれらの2ピースだが、やはりアウターもスタンダードとは一味違う。特にバックスタイルに表情を出すのが得意なようで、プリーツにしたり、中央でカットオフしたりする。

ネイビー&ホワイトが規律正しく並んだ中で、掟を破るように登場するのはブランドコードであるブラックだ。艶のあるテキスタイルを黒色に染めてプリーツスカート、ドレスを作成。裾にはレースを。続くようにして、胸、足、腰、ランダムにフリルをあしらったドレスが現れる。

時間の経過と共に崩れていく完全さ。メンズはオーガンザのシャーリングシャツ、フィッシュネットのニット。
ウィメンズは自由気まままに動き廻るシースル素材を含んだ、異素材パッチワークドレスを展開する。さらには色の爆弾も投下。ブルーの幾何学的模様ドレスを紹介して、スタンダードカラーでまとめ上げたムードを崩壊する。

かと思えば、途端に白一色の世界に。パンツスーツ、シャツ、ドレスの馴染みのアイテムをホワイトで統一して展開。ただし、序盤と異なるのは豊かなアレンジ。ピンストライプを前面にあしらったり、マクラメで部分的にデコレーションしたり、シルエットをビックサイズに変形させてみたり。

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