2017年10月1日 03:00
ベン・タバニティ・アンレーベル・プロジェクト 18年春夏コレクション - 解体ショーでパリデビュー
アームの途中からはスカジャンのような異素材が顔を出し、原型をはっきりと認識することは困難だ。
男性性を代表するテーラードジャケットは左半分を残して、右半分はラペルだけ。そこにチュールのドレスを合わせてフェミニニティと溶け合わせる。だたし、ウエストにはボクシングパンツのようなゴムリブを添えてあるので、スポーツの要素も同時に差し込まれているのだが…。
デニムジャケットは肩から羽のようにホワイトチュールが飛び出し、新しいドレスルックへと様変わりしている。
彼らが面白いのは、完成品同士の組み合わせや素材をアタッチしたリデザインだけでなく、きちんと製品になった商品もカスタマイズピースとして扱っていることだ。シャツは背中に張り付くように縫われフレアなシルエットを作る火付け役に。ノースリーブベストの上には、脱ぎ掛けのようなテーラードジャケットが当てがわれて何かの殻のような佇まいになっている。
お財布にもありがたい…!【しまむら】大人気インフルエンサープロデュース“Tシャツ“が1枚で可愛い!