くらし情報『バイオアート展「2018年のフランケンシュタイン」表参道GYREで開催 - 再生したゴッホの左耳など』

2018年9月4日 17:10

バイオアート展「2018年のフランケンシュタイン」表参道GYREで開催 - 再生したゴッホの左耳など

バイオアート展「2018年のフランケンシュタイン」表参道GYREで開催 - 再生したゴッホの左耳など

アート展「2018年のフランケンシュタイン‐バイオアートにみる芸術と科学と社会のいま‐展」が、2018年9月7日(金)から10月14日(日)まで、東京・表参道のギャラリー「EYE OF GYRE」にて開催される。

イギリスのSF小説家であるメアリー・シェリーが「フランケンシュタイン」を発表して200年。その小説の中で科学者が生物の断片を繋ぎ合わせて生み出した怪物は、その後何百という芸術作品のテーマとなった。そして、AIや遺伝子組み換え技術が飛躍的に発展した今日、そこで提起された「創造物による創造主への反乱」や「神に代わり生命を創り出すことの矛盾」といった問題は、ますます現代的となっている。

例えば、iPS細胞の研究発展に伴って再生医療は現実的かつ身近のものとなりつつあるし、進化を続けるAIは百戦錬磨の将棋棋士を圧倒。「意思を持ったアンドロイドは人間なのか?」の是非をプレイヤーに問うゲーム作品もある。

本展では、バイオテクノロジーや生物を使った芸術潮流「バイオアート」の騎手として注目される国内外のアーティストの作品の展示を通して、「フランケンシュタイン」で提起された問題を今日のものとして再考する。

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