山本直樹の漫画『ファンシー』永瀬正敏や窪田正孝で映画化、三角関係で巻き起こる“愛と暴力”の物語
キャスト主演に永瀬正敏
実写版では、主人公となる彫師の鷹巣明役に、『Vision』『パターソン』に出演した映画俳優・永瀬正敏が抜擢。ほぼ全編にわたりサングラスをかけて感情を消し去った永瀬が、凶暴な男を熱演する。
窪田正孝が寡黙な詩人役に
また鷹巣の唯一の友人役で、人気ポエム作家のペンギン役を担当するのは、『東京喰種 トーキョーグール【S】』『初恋』で主演を務める窪田正孝。これまで派手なアクションシーンにも挑戦してきた窪田だが、本作では鷹巣との友情を言葉や態度に表さない寡黙な男に挑戦する。
ヒロインに小西桜子
そしてペンギンのポエティックな世界観に酔いしれるヒロイン・月夜の星役は、『初恋』でも窪田正孝と共演している小西桜子。さらに鷹巣が務める郵便局の局長役に田口トモロヲ、鷹巣の父親役に宇崎竜童が決定している。
廣田正興監督によるデビュー作品
監督は、本作がデビュー作となる廣田正興。これまで古厩智之、市川準監督の助監督や、大根仁、三池崇史作品などのメイキングディレクターを担当した経験を持つ人物だ。
TV版『私立探偵濱マイク』の現場で廣田正興に出会った永瀬正敏が、その際に交わした“15年以上前の約束”に応え、今回の映画化の実現に至ったという。