「三池崇史」について知りたいことや今話題の「三池崇史」についての記事をチェック! (1/18)
元サッカー日本代表の福西崇史が16日、自身のインスタグラムを更新。【画像】福西崇史、宮本恒靖と再会!「忙しい中、時間を作ってくれました」「大東建託ファミリーサッカー教室in金沢」に参加し、坪井慶介と共に指導を行ったことを報告した。「親子共に積極的でレクリエーションも教室も盛り上がり、試合ではコーチチームに勝つチームもありました」と、参加者の意欲的なプレーに感心しつつ、「悔しい〜〜〜」とコーチ陣の敗北を振り返った。また、「みんなの姿勢が大きく変わったことが何よりです」と、短時間での成長を実感。「積極的にプレーし、サッカーを楽しむことが大事」と改めて語った。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 ファンからは、「子どもたちにとって最高の経験ですね!」「コーチチームに勝ったのすごい!」「次回はリベンジですね」といったコメントが寄せられ、多くのいいねが集まった。
2025年03月17日元サッカー日本代表の福西崇史が13日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元サッカー日本代表の福西崇史、雪の中で野人・岡野とファミリーサッカー教室を開催!「ツネ元気でした…⚽️」と綴り、2枚の写真をアップ。続けて「会議会議で忙しい中、時間を作ってくれました 会えてよかった〜」と再会を喜んだ。「#宮本恒靖 #日本サッカー協会 #会長 #福西崇史 #同学年」とハッシュタグを添えた。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「私の小さい時の代表選手なんだか懐かしく感じる28歳です笑」「イケメン2ショット‼️楽しそう。嬉しそう。最高のお二人。」といったコメントが寄せられている。
2025年03月15日元サッカー日本代表の福西崇史が27日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「富士山の麓で熱血指導!」福西崇史、中学生サッカー教室を開催「第2回 FOOT HEALTH AWARDs 2025」に昨年に引き続き審査員として参加したことを報告した。投稿では、「美容健康部門、スポーツその他部門、取り組み部門に分かれ、商品やアイデアがたくさんありました♪」と、充実した審査の様子を振り返り、「これをきっかけに、皆さんが足の健康への意識が高まっていくといいなと思います」とコメント。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられ、アスリートとしての視点から足の健康を考える福西の活動に、今後も注目が集まりそうだ。
2025年02月28日元サッカー日本代表の福西崇史が、8日、自身のインスタグラムを更新。【画像】松原良香、福西崇史とともに国際人育成授業を実施 「子供たちの積極的な姿が印象的」サッカー普及活動「FBMキッズ」の一環として、明日葉保育園 池袋園を訪れたことを報告した。「昨年よりサッカーが上手くなってて嬉しくなった✨」と、子どもたちの成長に感激した様子を綴った。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 この投稿には、多くのいいね!が寄せられており、福西のサッカー指導が子どもたちに与える影響の大きさを感じさせる。今後もこうした活動を通じて、未来のサッカー選手が生まれるかもしれない。
2025年02月08日三池崇史が監督を務めた映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン』が1月31日(金) に公開となった。本作は「一分で最強を決める」というコンセプトの格闘技イベント「ブレイキングダウン」を題材とした、迫力溢れるアクション作品だ。少年院で知り合い、「ブレイキングダウン」への出場を目指すイクオとリョーマのまっすぐな姿を描く。主演を務める2000人のオーディションから勝ち抜いた木下暖日と吉澤要人(原因は自分にある。)に公開を前にした率直な今の思い、そしてふたりが考える「強さ」について聞いた。クランクイン「ここから強くなっていくんだと思えた」――映画の公開を控えた今のお気持ちを教えてください。木下暖日(以下、木下)公開が近づくにつれて緊張感が高まっていますし、もうすぐ公開されるんだ、ということを実感しています。一度、完成した映画は試写で観ているんですけど、改めて観ると、豪華な方々と撮影させていただけたんだな、と思って本当にありがたかったです。――オーディションを経て、クランクインはどのような気持ちで迎えたんですか?木下全てが初めてだったので、どんな感じだろう? と。撮影が始まってからは、ひとつひとつに対する良い緊張感を持てていたんですけど、新しい経験をするのが好きなので楽しかったですね。吉澤要人(以下、吉澤)緊張感もあったんですけど、ドキドキわくわく、という感じでした。これから始まるんだ、という期待や楽しみのほうが大きかったですね。クランクイン初日は、僕らが成長していくボクシングジムから始められたのもよかったです。この現場に立てたという安心感、そしてここから強くなっていくんだ、と思えました。木下暖日のギャップがやばい?――木下さんは本作で俳優デビューです。初めて木下さんを知る方も多いかと思いますが、ご自身ではどんな人だと思いますか?木下なんだろう……明るい、楽しい人です(笑)。吉澤本当に明るいです。なにかひとつのことにまっすぐに向かっていく姿はすごいなと思いました。初めてのオーディション、初めてのお芝居で主演が決まって、怯まずに立っている姿を見て、肝が据わっているな、と。イクトという人間に対しても、この作品に対してもまっすぐな思いがあるからこそできることなんですよね。僕のほうが年上だからとか、歴が上だからとか関係なく、1人の人として尊敬しています。木下嬉しいですね(照れ笑い)。――すごく笑顔がかわいいですね。吉澤そうなんですよ、かわいいですよね! この高身長でこの笑顔だとギャップでやられます(笑)。――逆に木下さんは共演されてみて、吉澤さんの印象はいかがですか?木下お芝居の面ではもちろんさすがだな、と。一緒にいる時間が一番長かったので、お芝居していて安心感がありました。お芝居の面でも、カメラが回っていないところでもずっと頼れるお兄ちゃんって感じでしたね。――吉澤さんはグループでの姿とのギャップに驚かれた方も多いかと思います。どのように取り組まれたんでしょう?吉澤アイドル活動と役者の活動は別物として考えていて……ずっと応援してくださっている方にはびっくりさせてしまうこともあると思うんですけど、役者としてやっていきたいという強い思いがあります。だからこそアイドルだということを忘れて、1人のオーディション参加者として居ましたし、現場でもグループの活動はしているけれど、現場にいるときはリョーマとしてそこに居ることを心がけていました。――別物、という思いがあるとお聞きした上でなんですが……今回の出演についてメンバーのみなさんはなんておっしゃっていましたか?吉澤みんなブレイキングダウンが大好きなので喜んでくれました。オーディションのために、グループの稼働をお休みさせてもらっていたので、みんなに嬉しい報告ができてよかったです。「GACKTさんは安心感も怖さもある」――本当に豪華なキャスト陣ですが、最凶の半グレチームを率いる、GACKTさん演じる御堂とのシーンも見どころのひとつです。共演されていかがでしたか?木下アクションを一緒にさせていただいて、そのときももちろんなんですけど、カメラが回っていないところでも、いるだけで存在感があって、一緒にお芝居をさせてもらって、GACKTさんのあの怖さがなかったら僕もあそこまで感情移入できなかったと思います。プロフェッショナルというか、すごい方ですね。――向かい合ったときは、どのような感情になりました?木下途中から怖さを感じました。最初はそんなことなかったんですけど、やっていくうちにだんだんと……。本当に強いんですよ。安心感はあるんですけど、怖かったです。――吉澤さんはこのシーンではイクトを見守るという立場でした。吉澤本当にオーラがすごくて、立っているだけで現場が締まるんですよ。カメラの前でも、それ以外の場所でもすごい存在感があって、でも、ご挨拶に行くと、優しく話しかけてくださって嬉しかったですね。対峙シーンでは僕は見ている形だったのですが、イクトの熱量もあったし、御堂さんの圧倒的な強さもあったからこそ、よりあのシーンに集中できた気がします。「作品を経て、漢になった気がします」――三池監督とはお話しされる中で印象的だったことはありますか?木下三池監督は短い言葉でわかりやすく、意味のあることを言ってくれるから、一言一言が刺さるんですよね。言われたことに対して全てに意味があるので、説得力がありました。あとは朝、現場に入ると、おはようとか声かけていただいたのがすごい嬉しかったですね。怖そうだけど全然怖くなくて、本当にめちゃめちゃ優しい人でした。――俳優デビュー作が三池監督の作品の主演ってすごいことですよね。木下ありがたいです。この作品を気になった方からちょくちょくDMでメッセージをいただけるので、それで頑張れています。短いメッセージでも、それが本当に嬉しいです。がんばれます。吉澤僕はもともと三池監督の『初恋』や『クローズZERO』が好きで観ていたので、ご一緒できることが光栄でした。お芝居や役についても、たくさんお話させていただきながら撮影に臨ませていただきましたが、三池監督がくれる「OK!」という声が頭の中にずっと残っています。脳内で再生すると嬉しくなるんですよね。いいシーンなんじゃないか、うまくハマったんじゃないか、というときの三池監督の熱量がある「OK!」が聞けると「よし!」って気持ちになれました。あと撮影も全部終わった後にYouTubeにアップされているオーディション動画を観ていたら、三池監督が僕のことを「おもしろいやつだな」と言ってくださっていて、それがすごく嬉しかったです。「おもしろいやつ」って自分にとっては嬉しい言葉だったので。――この作品を撮影された以前以後で変わったことありますか。吉澤漢になった気がしますね(笑)。今まで意識したことなかったんですけど……今はちょっと「漢」です。――作品の中ではいろんな「強さ」が表現されているかと思います。おふたりが考える強さとは?木下余裕があること。お金とか、パワーとか何事にも全部余裕があると堂々として見える、強く見えると思います。――木下さん、すごく堂々とされて余裕がある感じに見えますが……。木下余裕はないんですよ(笑)。なんか、自信があるんですよね。やったことがないことに対しての自信かな。だから余裕があるように見えるだけで、実はないです(笑)。吉澤強さですよね……。気にしすぎないのも強さだなと思います。100%を100%のままで、自分の中に受け入れることもひとつの形としてありますが、全てを気にしすぎない。うまく聞き流せることも強さかなと思います。「いいことがありそうだ」と信じている――イクトとリョーマが夢に向かっていく物語の中で、勇気づけられるような言葉が多く出てきます。おふたりが夢に向かって進んでいく中で大切にしている言葉や、想いはありますか。木下人生の中で、感覚や直感を信じています。自分を信じているというか。あとは、家族や社長を信じて。その中で、自分の意思を持って何か行動していると何かいいことがあるんですよ。いいことがありそうだ、とも信じています。あと神様をめっちゃ信じてます!たまに空に向かって話しかけるんですよね。――迷ったときとかに?木下そうです。あと、悪いことが続いていたりすると、「これからいいことありますか?」って話しかけています(笑)。吉澤僕は「親しき仲にも礼儀あり」という言葉です。普段から心がけている言葉で、やっぱり夢に向かっていく中で、仲間を自分の中では大切にしたいんですよ。グループをやっているということもありますし、仲間と一緒に上がっていくのが好きだからこそ、そこに礼儀がないと、人に対する尊敬の気持ちもなくなる気がして。本当にちょっとしたことですが、そういうちょっとしたことの積み重ねが未来に繋がっていくのかな、と思っています。――最後に役者としての夢を教えてください。吉澤今回、こんな大きな作品に主演という形で出させていただいたので、この経験は未来に繋げていきたいです。また、主演という形でスクリーンに戻ってきたいなと思いますし、主演だけにこだわるのではなく、大きな存在感のある役者になりたいです。僕が演じた役を見た方に「あの役は吉澤要人にしかできなかったよね」って言ってもらえるように。あと、海外作品に出たいです!木下夢はないんですけど、目標はあります。今までお世話になってきた人、お世話なっている人に恩返しをすること。役者という仕事で安定した生活ができるぐらいのお金を稼ぐこと。あとは「今、好きな俳優は誰ですか」「人気の俳優は誰ですか」と聞いたときに木下暖日の名前が出るぐらいには有名になりたい。この3つが目標です。取材・文:ふくだりょうこ撮影:映美★「BOYSぴあ編集部」Xアカウントをフォロー&リポストで、木下さん&吉澤さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】①BOYSぴあ編集部( @boys__pia() )のXアカウントをフォロー。②該当ポストを応募締め切りまでにリポストしてください。#木下暖日() さん& #吉澤要人() さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント【応募方法】①本アカウント( @boys__pia() )をフォロー②本投稿をリポスト※応募締め切り:2/18(火) まで※プレゼントは選べません。インタビューはこちら! @yoakef_jp() @danhi0220() … pic.twitter.com/KFD8HHkgfv()— BOYSぴあ編集部 (@boys__pia) February 4, 2025()【応募締め切り】2025年2月18日(火) 23:59まで【注意事項】※プレゼントの選択はできません。※当選者の方には2月19日(水) 以降にXアカウントよりDMにてご連絡いたします。やむを得ない事情によりご連絡や発送が遅れる場合もございますのであらかじめご了承ください。※当選後、お送り先メールアドレスについてご連絡頂ける方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。<作品情報>『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン』全国公開中【出演】木下暖日 吉澤要人篠田麻里子 土屋アンナ 久遠親 やべきょうすけ 一ノ瀬ワタル加藤小夏 仲野温 カルマ 中山翔貴 せーや 真田理希 大平修蔵 田中美久金子ノブアキ 寺島進高橋克典 GACKT監督:三池崇史脚本:樹林伸音楽:遠藤浩二原作:樹林伸 YOAKE FILMエグゼクティブプロデューサー:朝倉未来 溝口勇児チーフプロデューサー:丹羽多聞アンドリウプロデューサー:坂美佐子 前田茂司撮影:北信康(J.S.C.)照明:柴田雄大録音:中村淳美術:坂本朗装飾・小道具:前田陽 伊藤実穂編集:相良直一郎キャラクタースーパーバイザー:前田勇弥スタントコーディネーター:辻井啓伺 出口正義アクション指導:矢部享祐キャスティングプロデューサー:山口正志 平出千尋キャスティングスーパーバイザー:柿崎ゆうじSNSプロデューサー:秦健一郎ラインプロデューサー:今井朝幸 奥野邦洋 土川はな助監督:倉橋龍介制作担当:青山右京製作:YOAKE FILM BACKSTAGE制作プロダクション:OLM制作協力:楽映舎配給:ギャガ / YOAKE FILM公式サイト: YOAKE FILM / BACKSTAGE
2025年02月04日元サッカー日本代表の福西崇史が3日、自身のインスタグラムを更新。【画像】福西崇史、高校サッカー新人大会決勝を解説!静岡の熱戦を振り返る表参道の美容院「RIMA」でヘアカットしたことを報告した。「髪切って、気持ちいい〜」と爽快な気分を綴り、「いつも時間かけてセットしなくても、まとまる髪にしてくれてありがとう✂️」と美容師に感謝。ハッシュタグには「#めんどくさがり #笑」と添え、ナチュラルなヘアスタイルを楽しんでいる様子を見せた。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいね!が寄せられ、ファンからのコメントにも注目が集まっている。
2025年02月03日元サッカー日本代表の福西崇史が22日、自身のインスタグラムを更新。【画像】福西崇史、ドリームマッチ2025に参加「懐かしいメンバーと楽しんだ!」青梅市立第五小学校を訪れ、4年生・5年生の子供たちと交流したことを報告した。「子供達の素直さは素晴らしかった」「笑顔で走っている姿はいいもんですね」と語り、元気な子供たちの姿に目を細めた様子だ。また、現代の教育環境について「先生方も大変な世の中になってきたけど、コミュニケーションをとって、子供達のいい成長を手伝ってもらいたい」と先生たちへの感謝とエールも送った。次世代を担う子供たちへの温かな眼差しが、投稿を通じて伝わってくる。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 投稿には、「素敵な活動ですね」「子供たちにとって貴重な体験だったと思います!」といったコメントが寄せられ、福西の取り組みを称賛する声が集まっている。
2025年01月22日元サッカー日本代表で現在は解説者として活躍する福西崇史が2日、自身のインスタグラムを更新。【画像】元サッカー日本代表の福西崇史、2024年も多くの経験に「より成長できたように思います」と感謝!「2025年 あけましておめでとうございます」と挨拶し、今年の目標を「2024年の積み重ねもしっかりしつつ、まだまだチャレンジしていきます」と力強く宣言した。「常にエンジョイで…☺️」と笑顔を添え、前向きな姿勢が印象的だ。2025年も挑戦と楽しさを大切にする福西の姿勢が、サッカーファンやフォロワーの心を熱くするスタートとなった。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 投稿には、「健康で楽しい一年になりますように!」や「今年もInstagram楽しみにしています」といった新年を祝うコメントが寄せられた。
2025年01月02日元サッカー日本代表でタレントとしても活躍する福西崇史が30日、自身のインスタグラムを更新。【画像】福西崇史、四国の未来に期待!地元でサッカー教室を開催!2024年の仕事を振り返り、「おかげさまでたくさん移動しました」とコメント。今年の移動を支えた新たな仲間として、Daniel&Bobのバッグを紹介した。日用品や資料、さらにはシューズも収納できる高い機能性に感謝し、「来年も大活躍間違いなし」と語った。現役時代同様、落ち着いた佇まいと頼もしさが魅力の福西。2025年も、仕事やサッカー教室を通じてその存在感を発揮してくれそうだ。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 投稿には「静岡でのサッカー教室でプレイが見られて感動」「いつも無邪気な笑顔に癒されます」といったファンからの声が寄せられた。
2024年12月30日元サッカー日本代表の福西崇史が22日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】福西崇史、豪華メンバーとの再会に笑顔「グランド外でも最高の時間」!!四国中央市20周年記念事業の一環として「福西崇史サッカー教室」を開催。愛媛県だけでなく、新居浜市、高知県、香川県、今治市からも多くの子供たちが参加し、地域のサッカーポテンシャルを感じさせるイベントとなった。「四国の未来が楽しみだ」と地元の子供たちへの期待を語った福西。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 投稿には、「やっぱり福西さんはかっこいい!」「地元愛に感動しました」「四国のサッカーがさらに盛り上がるといいですね」といったファンからのコメントが寄せられた。また、福西の現役時代を懐かしむ声も多く、サッカー教室で次世代に自身の経験を伝える姿に称賛が集まった。
2024年12月22日元サッカー日本代表の福西崇史が7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元サッカー日本代表福西崇史、高知ユナイテッドSCを熱く応援!「昇格で四国を盛り上げたい」「FBMキッズであゆみ保育園鶴見へ行ってきました⚽️✨」と綴り、複数枚の写真をアップ。福西は、この日サッカー教室で訪れた保育園での園児達とのショットを公開。また一緒に参加した元女子サッカーの三木萌子とのショットも公開している。続いて「元気な子供達がいっぱいで、この時期に半袖になるくらいでしたハッピースマイルのエミちゃんも来てくれて、子供達に大人気✨」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「子どもたちにも超人気者の福西さんカッコイイ」「自宅の近くにいらしていたようでびっくりしました。子供は素直なのでいつもと違う気づきもあったのでは?お疲れさまでした♪」といったコメントが寄せられている。
2024年12月08日元サッカー日本代表の福西崇史が6日、インスタグラムを更新。【画像】元サッカー日本代表 福西崇史、元ブラジル代表のカカと対峙するも「ボールを獲れる気配がしなかった」と感慨深かった回顧J3・JFL入れ替え戦「高知ユナイテッドSC vs Y.S.C.C.横浜」の第1戦をNHK高知で解説したことを報告した。「高知の頑張りがみえてドロー」と試合内容を振り返り、四国唯一のJリーグ未所属地域である高知の昇格への期待を熱く語った。 この投稿をInstagramで見る ⚽️福西崇史 (@takashi_fukunishi)がシェアした投稿 コメント欄には「解説聞きやすかった!」「高知のJリーグ入りを楽しみにしています」「第2戦も頑張れ!」と応援の声が続々届いている。「福西さんの情熱が伝わる」と、地元サッカーを支える姿勢に感動するファンの声も多く、高知ユナイテッドSCの12月7日の第2戦に注目が集まっている。
2024年12月06日元サッカー日本代表の中西永輔が24日、Xを更新した。【画像】福西崇史ジュニアサッカースクールのスペシャルコーチで登場!「先日参加してきた『種子島 BIG VISON2024』の様子が福西崇史のYouTube福ちゃんねるで動画でupされたみたいです 種子島BIGVISONの雰囲気を是非ご覧下さい」と綴り、1枚の写真をアップ。種子島の子供たちへ夢と希望をコンセプトに2022年から元サッカー日本代表の福西崇史との縁で生まれたのが本取り組み。今年は、岡野雅行や城彰二といった元サッカー日本代表の面々が招待選手として参加し、会場を盛り上げた。先日参加してきた『種子島 BIG VISON2024』の様子が福西崇史のYouTube福ちゃんねるで動画でupされたみたいです✨種子島BIGVISONの雰囲気を是非ご覧下さい pic.twitter.com/kkN3C8E1Sa — 中西永輔 | Eisuke Nakanishi (@EisukeNakanishi) November 24, 2024 この投稿にファンからは「いいね」が多く寄せられている。
2024年11月25日岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、株式会社MAPPA(アニメーションスタジオ)、三池崇史ら世界で活躍するクリエイター陣ともに映画製作を進めていく、日本発の映画製作ファンド「K2P Film Fund I(読み:ケーツーピー フィルム ファンド ファースト)」の立ち上げを発表した「K2 Pictures」が、カンヌ国際映画祭開催中の5月18日(土)、フランス・カンヌにて記者会見を実施。三池監督、西川監督と、映画監督デビューが発表されたゆりやんレトリィバァが新人監督の代表として登壇した。カンヌ国際映画祭のメイン会場にほど近い、JWマリオットにて会見は開催。好天に恵まれ、開催前にはビーチにて写真撮影が行われた。会見には世界中からフランス、アメリカ、イギリス、韓国、ニュージーランド、台湾、イタリア、エストニア、スイス、ドイツ、ポーランド、ハンガリー、フィンランド、中国、ベトナム、マレーシア、カナダ、アラブ首長国連邦、ノルウェーなど日本をはじめ20を超える国と地域から映画関係者、メディアが参加。150人のキャパシティとなる会場は満席となり、立ち見が出るほどで、その注目度の高さが伺えた。“日本映画の新しい生態系をつくる”日本発の映画製作ファンド「K2P Film Fund I」「K2 Pictures」代表取締役CEO・紀伊宗之はファンドが動き始めたことを発表すると同時に、「新たな国内外投資家の日本映画産業への参入」「クリエイターへの利益還元」を推し進める本ファンドのビジョンをプレゼンテーション。才能あふれるクリエイターとともに、世界を目指していくことを宣言。ファンドという形で日本映画への国内外の新たな資本参入を活発化させることを説明し、さらにはクリエイターやスタッフへの利益還元の割合を増やすことで、若い作り手が映画業界に希望を抱き飛び込める業界にすることを目指していく。さらにファンドの投資期間を8年に設定し、その収益を再投資することで、キャリアのある監督だけでなく、次世代の新たな才能の発掘にも取り組んでいくことを発表。具体的に、今回映画監督デビューとなるゆりやんさんのほか、枝優花、広瀬奈々子ら新進気鋭の若手映画監督との作品製作が現在準備中。初長編監督作『少女邂逅』(監督・脚本・編集)が若手映画監督・ミュージシャンの登龍門となっている映画祭「MOOSICLAB2017」で観客賞を受賞し、国内外共に高い評価を得ている枝優花。是枝監督、西川監督作品の助監督を経験後、長編映画『夜明け』で監督デビューし、現在進行中の企画が2023年釜山国際映画祭のAsian Project Market(APM)でCJ賞とARRI賞を受賞している広瀬奈々子が発表された。国際共同製作を推し進めていくことも発表され、現在フランス、ドイツ、アメリカ、ブラジル、韓国との企画を進行しており、その輪をより広げていくことを宣言した。日本から世界へ。三池崇史監督、西川美和監督の想い三池崇史と西川美和。ともに日本を代表する映画監督であり、海外からの評価も高い2人がK2 Picturesとタッグを組むクリエイターを代表し会見に登壇。三池監督は「現場にいる我々が一番大事なことは映画を作って人を幸せにしながら、自分たちも幸せである必要があるのではないかという紀伊さんの考えに賛同し、今いろいろな企画を動かしています」とあいさつ。国内にとどまらず日本映画が世界に向けて出ていくためにはどうすべきか、という質問に対しては西川監督が、「これまで素晴らしい日本のクリエイターたちが映画祭などで力があると証明してくれて私たちの今がありますが、活躍するのは限られたパスポートを持った人たちという図式でした。K2 Picturesが開拓して、日本の映画を期待してくれる人に届けてくれることを私たちは期待します」と世界の市場に向けて展開していくことを目標に掲げるK2 Picturesの取り組みに期待を寄せつつ、現状への思いを語った。さらに、会場のメディア・映画関係者の中には「Japan Night」への参加ためカンヌに来ていた俳優・監督、斎藤工の姿も。「今年のカンヌ映画祭のメインビジュアルが、黒澤明監督の『八月の狂詩曲』(のワンシーンを使用している)ということで『オッペンハイマー』がアカデミー賞で作品賞に輝いた年に日本映画の名作がこのようにオマージュされていることについて、我々日本人以上に、フランスの方達や海外の方が、そういった映画のリテラシーなるものが高いと感じました。日本映画の弱点はどういうところにあると思いますか?」と鋭い質問が飛び出した。「保守的で閉鎖的、意思決定が遅いことだと思います。これは日本映画界だけでなく、日本の産業全部でそうなっているんじゃないかなと思います。戦略的であるためにはクイックな意思決定が必要ですし、1年かけていたら考えていたことも古くなってしまう。それよりは、少ない人数で意思決定し思い切ってチャレンジしてみることが大切だと思っています」と紀伊代表。三池監督は「色々弱点はあると思いますが、教育でしょうか。これまでとは違う視点で、教えるというよりは一緒に学んでいく必要があるんだろうなと思っています。共に考えていくという岐路に僕らは今立っていると思います」と回答。「日本が何を踏まえ、海外に何を伝えていくのかも大切だと思います。海外の需要に答えていくというよりは、日本人と組むからこそこういう映画が生まれたという、夢ではなく実績として作品を作り上げていくことで実証していく。そういうことを日本人は不得意としてきたと思います。僕らにとっての発言は、生まれていく作品。これは逃れられないと思っているので、K2 Picturesのプロジェクトを非常に楽しみにしています」と語る。西川監督は、「海外の映画祭に行くと、映画という文化が非常に価値の高いものとして受け入れられていることを痛感します。日本では宣伝をがんばったり、映画祭に出たりしてもなかなか浸透しないというジレンマを感じていました」と明かす。「それこそ1、2年で変わるものではないですし、カンヌ国際映画祭の『監督週間』では久野遥子監督・山下敦弘監督の『化け猫あんずちゃん』を小学生を招いて観る機会が設けられていると今日初めて知りました。小さい頃から当たり前にそういう環境があると定着していくと思いますし、どうしたら、もっと映画を豊かに体験して育んでいけるのかをみんなで未来を考えて行動して行けたらいいなと思います」と続け、それぞれ切実な思いを吐露した。ゆりやんレトリィバァが語る海外進出と映画監督への夢日本でコメディアンとして活躍するだけでなく、今年4月にアメリカで開催された世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ」にサプライズ登場し、大きな注目を集めたゆりやんレトリィバァ。参加者を前に「ご覧いただいて分かるように、私は国会議員なんです。嘘です。コメディアンなんです。このような場に一緒に立つことができてとても嬉しく思っています」と英語でボケを入れながら披露し、笑いを誘いつつもあいさつ。「数年前に、朝のテレビ番組で『映画監督になりたい』と言ったのをたまたま、K2 Picturesの高橋大典プロデューサーが見てくださっていて声をかけてくれました。ずっと抱いていた夢をこんな風に叶えていただけるんだ!と思いそれからいろんなところで言うようにしています(笑)。K2 Picturesには感謝してもしきれませんので、絶対に恩返しできるように頑張ります!!」といまの喜びと意気込みを語った。そして映画監督として大先輩でもある三池、西川両氏に「(映画監督として)一番必要なことを教えてください!!」と新人らしく勢いよく質問を投げかけると、「まずは絶対後悔しないように。成功するかおもしろいものになるかやってみないと分からないし、興行的にも映画祭などでも評価されるかは分からない。自分の面白いと思うものを後悔しないように作るのは絶対に必要だと思います」と三池監督。「難しい質問ですが、たくさんの人と関わる映画作りは厳しくとも豊かな仕事だと思います。ゆりやんさんの才能だけでなく、多くの人たちの力を借りてチームで作っていくのが大事なことだと思います」と西川監督が語り、日本映画の最前線で活躍する2人からエールを込めた貴重なアドバイス。ゆりやんさんは「ユリント・イーストウッドになります!」と宣言していた。ゆりやんレトリィバァのコメント今年の12月に渡米することに決めました!ゆりやんレトリィバァから世界でYURIYAN RETRIVERになれるように頑張ります!芸人としてだけでなく、今回、K2 Picturesと共に制作する作品と共に映画監督としても渡米して世界中のみなさまにこの作品をみていただけるようになりたいです!K2 Picturesが生んだ、ユリント・イーストウッドになります!お楽しみにしていてください!次世代監督からコメント到着枝優花監督「平和な国の映画はつまらない」という言葉をたまに耳にします。現在、私は格差や戦争などはっきりとした困難に直面せず、日本で暮らせています。これを世界では平和と呼ぶのかもしれません。しかし日本の10~30代の死亡原因の1位は自殺です。自ら生きる道を辞めたくなる、とはどういうことなのか。本当の豊かさとは何に起因しているのか。実際私自身、日本で暮らしていて言語化し難い自己を蝕むような心の貧困を感じております。そんなとき、スクリーンで出会うべき映画があるはずです。今回、開発している企画は同世代の小出プロデューサーと共に、今の日本で生きる自分たちだからこそ撮れる作品になると信じております。広瀬奈々子監督長編実写映画作品の2作品目として現在進行中のオリジナル作品は、長いあいだ資金調達に難航し、出口が見つからない状態が続いていました。そんな折にK2 Picturesさんから出資していただけることになり、突然に光が差し込んだ思いです。昨年は一緒に釜山国際映画祭に参加して、企画マーケットのAPMでCJ賞とARRI賞の2つの賞を受賞し、とてもいい弾みになっています。来年の撮影に向けて、今まさに船出の準備を整えているところです。K2 Picturesさんの新しい仕組みづくりと、日本の映画業界の悪循環を変える試みに心から賛同するとともに、ひとりの作り手として、何よりもいい作品をつくることで、彼らの素晴らしい挑戦に貢献できたらと思っております。(シネマカフェ編集部)
2024年05月19日株式会社K2 Picturesが日本発の映画製作ファンドを設立し、岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、「MAPPA」、三池崇史ら、志を共にする世界で活躍するクリエイター陣を発表。カンヌ国際映画祭開催中のフランス・カンヌにて、記者会見を実施する。■日本発の映画製作ファンド“K2P Film Fund I”立ち上げK2 Picturesは、“日本映画の新しい生態系をつくる”べく、日本発の映画製作ファンド「K2P Film Fund I(読み:ケーツーピー フィルム ファンド ファースト)」を立ち上げ。本ファンドの映画製作では、新たな国内外投資家の日本映画産業への参入、クリエイターへの利益還元を推し進めていく。K2 Pictures近年、日本コンテンツの活躍は目覚ましく、本年の米国アカデミー賞で『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞し、配信業界でもNetflix「忍びの家 House of Ninjas」、Disney+「SHOGUN 将軍」など日本文化を描いた作品の人気が高く、アニメや漫画なども世界での人気は右肩上がりと、コンテンツは国内産業の中でもトップクラスの一大産業に発展している。しかしながら、まだまだ日本の映画製作では、その生態系は長らく変わっていない状況があり、その1つに海外法人や国内においても新しい投資家が参入しにくい現状がある。そこで、現状の日本の映画製作における新たな選択肢として、日本コンテンツに興味がありながら接点を持てなかった国内外の会社が参加しやすいように、スポーツ・エンタメ領域やファンド領域を専門とする弁護士や、エンタメ領域を得意とする会計事務所・ビズアドバイザーズ株式会社のサポートのもと、海外からの投資を想定した法律・会計基準をもつ、このファンドを練り上げた。さらに、日本映画製作におけるクリエイターへの利益還元は十分に行われているとは言い難い状況にあり、本ファンドではクリエイターや制作に関わるスタッフに対する利益還元の仕組みを取り入れる。それによって、多くの才能が映画産業に夢を持ち続けられる体制を整えていく。映画に欠かせない投資家・クリエイターにおける新たな生態系を本ファンドでつくることにより、日本映画をさらに活気ある産業にしていくこと、そして世界の市場に向けて展開していくことが大きな目標。そんなK2 Picturesが思い描く映画制作の形やビジョンを形にした、ファンド組成について詳細を発表すべく、世界中の映画業界の関係者が多く集まるカンヌ国際映画祭が開催中であるフランス・カンヌの場で記者会見を行う。■岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、MAPPA、三池崇史らと映画製作が進行中日本映画の新しい生態系をつくるという、K2 Picturesが目指すこれからのビジョンに賛同し、ともに映画製作を進めていくクリエイターも合わせて発表。日本のみならず、特にアジアでの人気が高く、欧米、中国での映画製作の場を広げている岩井俊二、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭・パルムドールを受賞し、本年のカンヌ国際映画祭では審査員を務める是枝裕和。毎年のように新作を発表し、最新作『碁盤斬り』は先日イタリアで開催されたウディネ・ファーイースト映画祭で批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞を受賞した白石和彌、監督2作目の『ゆれる』がカンヌ国際映画祭監督週間で正式出品され、その後もオリジナル作品を中心に精力的に作品制作を続けている西川美和。「呪術廻戦」「チェンソーマン」など海外でも人気の高いアニメーション制作を行う株式会社MAPPA、その新作は常に海外からも注目され、カンヌ国際映画祭をはじめ幾度となく様々な映画祭に招待されている三池崇史など、日本はもちろんのこと、海外でも活躍の場を広げ続けている監督とK2 Picturesは世界市場を目指した映画製作を進めていく。■5月18日(土)フランス・カンヌにて、記者会見開催決定そんなK2 Picturesが思い描くビジョンやファンド組成について詳細を発表すべく、現地時間5月18日(土)に開催中のカンヌ国際映画祭メイン会場に程近いJWマリオット・カンヌにて、K2 Picturesが掲げるビジョンと共に今回立ち上げるファンドを世界に向けてプレゼンテーションをするため、記者会見を実施。『孤狼の血』シリーズや“村”シリーズ(『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』)、『初恋』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『THE FIRST SLAM DUNK』『キリエのうた』などを手がけてきたK2 Pictures代表取締役CEO・紀伊宗之、共に作品製作をしていくクリエイター・三池崇史、西川美和も登壇。さらに、監督デビューをする大型新人監督もこの会見で発表される。クリエイター陣よりコメント(五十音順)・岩井俊二紀伊宗之のやりたいことなら絶対に応援したい。それがこのプロジェクトに参加した僕の純粋なる動機だ。プロデューサーとしての彼は無類に頼もしい。彼にかかったら開かない鍵なんかないかのようだ。彼とする仕事は無類に楽しい。それは彼に人を信じる力があるからだと思う。いつの時代も破天荒な発明家が時代を塗り替えて行く。今回、彼は僕らのために新しい乗り物を作ってくれた。K2 Pictures。それは自動車のようでもあり、船のようでもある。飛行機にも潜水艦にもなり得る。山に登ればそれはピッケルとアイゼンに変身してくれる。そんな変幻自在、臨機応変なしなやかさがK2 Picturesの持ち味になることだろう。そんなチームだったらフィルムメーカーだって本気で頑張れる。僕も思いつく限りのアイディアを投じてこの恩に報いたい。どんな冒険が僕らを待ち受けているだろう。10年後、どんなチームに成長しているだろう。とにかく今から何もかもが待ち遠しくて仕方がない。・是枝裕和30年映画を作って来て感じていた既成の作り方への疑問や、違和感をどうしたら改善出来るか模索している途上で、紀伊さんたちの取り組みに出会いました。このチャレンジが成功して、映画界に良い風が吹き、新しい才能にチャンスが開かれる。そんな未来を実現しようとしている心意気に共感して、仲間に加えて頂きました。共闘を楽しみにしています。・白石和彌K2 Picturesの勇気ある船出に心から拍手を送ります。日本の映画界に革命を起こし、見えない壁を壊して下さい。今までの日本映画では実現不可能だった企画や、突出したユニークな才能が生まれることを期待しています。私も並走して世界を驚かせる映画を作りたい。よろしくお願いします。・西川美和日本の映画の世界でキャリアを重ねながら抱くようになったのは、なぜか自信や希望よりも行き止まりのロープにつんのめるような感覚でした。これ以上映画を撮るのはなんとなく怖いような気がしていました。それで「映画」から背を向けるように、従来の映画会社や出資者が決して歓迎しないような話を書いていたんです。すると紀伊さんという人が立ち上げたK2 Picturesが新しい投資で資金繰りしてそれを映画にする、と言ってくれた。本気だろうか、と思いました。しかも若い作り手の独創的な企画にもチャンスの扉を開いているという。安全牌で固める発想ではなく、新しい人やきわどいものに必要十分な資金と環境で機会を作ることを目指すK2 Picturesの挑戦には乗ってみる価値があると思いました。ある意味、K2 Picturesのファンドや新しい配給の仕組みは、危険な冒険にも思えます。実際、一筋縄ではいかないこともあるでしょう。でもそれが映画作りだし、どうせ映画を作るなら私は冒険をするチームと組みたい。それがこれから先に日本で映画を作っていく人たちの、新しい活路になっていく可能性があるならば尚更です。・MAPPA「K2 Picturesの挑戦を応援したい」という想いで、このプロジェクトに参加させていただきました。私たちも、アニメーションスタジオとして何ができるのかを精一杯考えながら、映画製作のパートナーとして力を尽くしたいと考えております。・三池崇史『K2 Pictures』。そして紀伊という怪しげな男について紀伊=誠実な破壊者。私はこう見ている。とてもパワフルだ。そして、そのエネルギーの源は、優しさだと思っている。「もっと面白い映画を創って、もっと幸せになろうよ」紀伊さんの笑顔に、そんなシンプルなメッセージを感じる。だから私は『K2 Pictures』を信じている。(シネマカフェ編集部)
2024年05月10日手塚治虫の作品「ミッドナイト」を初実写化したショートフィルムが公開。監督は三池崇史が務めた。本作は全編iPhone 15 Proで撮影されている。舞台は夜の東京。もぐりのタクシードライバー「ミッドナイト」は、若い女性トラック運転手「カエデ」と出会う。カエデがとある事情で命を狙われていることを知ったミッドナイトは、「第5の車輪」を持つ改造タクシーで彼女の逃亡に手を貸すことに…。ネオン煌く東京で繰り広げられる一夜限りのカーチェイスをiPhone 15 Proのカメラが捉えていく。本作は、iPhoneのみを使って写真や映像を撮影するキャンペーン「iPhoneで撮影 ー Shot on iPhone 」の一環として制作されたもので、全編iPhone 15 Proを使って撮影した19分のショートフィルム。“マンガの神様”手塚治虫の隠れた名作「ミッドナイト」を実写化した。三池崇史が監督を務め、主演の賀来賢人をはじめ、小澤征悦、加藤小夏ら実力派の俳優陣が揃った。また、Apple TVでは、「ミッドナイト」のショートフィルムと「ミッドナイトの舞台裏」を無料で配信。撮影の舞台裏動画では、iPhone 15 Pro Maxを使って、人物から人物へフォーカスを自動で切り替えたり、離れた場所からでも迫真のクローズアップをしたり、手持ちでカメラが揺れても映像はなめらかになったり、わずかな光でも際立つディテールを映し出したり、ぶれを自動で補正していつも安定した映像にするなど、様々な機能が紹介されている。また、三池監督が手掛けたほかの様々な作品も紹介し、「巨匠」と呼ばれる三池監督の世界観を存分に楽しむことができる。Appleワールドワイドプロダクトマーケティング担当副社長ボブ・ボーチャーズはこの作品について「iPhone 15 Proのビデオ撮影機能は、プロのカメラシステムと比べても別格です。初心者でもiPhoneを手に取れば、直感的に使うことができ、素晴らしい映像を撮影することができます。本作品『ミッドナイト』は、三池崇史監督のような一流のクリエイターが、iPhoneにインスパイアされ、誰もがポケットに入れて持ち歩くデバイスで、力強いストーリーを伝えられること実証しています」とコメント。三池監督は手塚作品をiPhoneだけで実写化するという挑戦について、「先生の作品を『iPhoneだけで実写化する』という大冒険、とても幸せに思っています」と語り、また「映画のカメラじゃできないようなことを可能にする力を、iPhoneは持っている」とそのポテンシャルを高く評価した。三池崇史監督コメント手塚先生は、エンターテインメントを志す者にとって神のような存在です。先生の作品を「iPhoneだけで実写化する」という大冒険、とても幸せに思っています。企画をいただいた時、「iPhoneだけで映画が出来るのだろうか?」という不安もありましたが、その機能をテストする中で不安は消し飛ばされ、撮影が始まる頃には「iPhoneだからこそ生み出せる映画になる」と確信していました。撮影が始まるとスタッフ全員がiPhoneの表現力に魅了され、クリエイターとして楽しく充実した時間を楽しみました。そして、映画のカメラじゃできないようなことを可能にする力を、iPhoneは持っていると感じました。皆さんもiPhoneの機能をフルに引き出して、日常をクリエイティブな世界にして下さい。アクションモードは、躍動する者の表情を的確に捉え、心を映し出すモードです。例えば、カエデが父親の不吉な知らせを聞いて駆け付けるというシーン。激走する少女。その全力で走る姿にiPhoneは彼女の「驚きと不安」、「嘘であってほしい」という感情を映し出しました。通常のスタビライザーの機能を超えた優れた表現力です。しかも画質の劣化も感じさせない。魔法のようなモードです。シネマティックモードは、ルックを映画的にする機能なのですが、それよりも撮影後にフォーカスを調整できる機能に感動しました。撮影後に自分の好きな所に、好きなタイミングでピントを合わせることができる。このような通常の撮影機材では不可能な機能がどんどん追加され、映画人の常識を打ち破ってくれることを期待しています。多くの人にとってiPhoneはいつでもどこでも一緒にいる存在、だから、日常生活の中の何気ないことでも、今にしか撮れない奇跡的な瞬間を記録することができるわけですよね。それはきっとすごく価値のあることだと思うし、そういういつでも撮れるカメラって他にないじゃないですか、そこが一番iPhoneらしいと思います。(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」や「九尾狐伝」シリーズなどで絶大な人気を誇るイ・ドンウクと、三池崇史監督の「コネクト」に出演したキム・ヘジュンが共演するクライムスリラー「殺し屋たちの店」がディズニープラス スターにて1月17日(水)より独占配信開始。日本語版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。唯一の保護者だった叔父ジンマンが残した“危険な遺産”である、殺し屋御用達の兵器販売店を譲り受けた大学生の主人公チョ・ジアン。謎の殺し屋たちから自らの命と店を守るため、サバイバルバトルを繰り広げる、スリリングなクライムスリラー。大学に入学したばかりのチョン・ジアンは、警察から叔父ジンマンが自殺したとの知らせを受ける。両親が亡くなってからはジアンにとって親のような存在だった叔父は、静かで謎めいた存在ではあったが、自殺を図るような人物ではなかった。葬儀を終えた後、突然叔父の携帯に超高額振込の連絡が入る。不信に思ったジアンは叔父が新しく立ち上げたというウェブサイトにアクセスするが、それは表向きのオンラインショップで、幼なじみのジョンミンの力を借りてソースコードを辿っていくと、違法サイト“マーダーヘルプ”を発見することに。そこには大量の武器が売られていた。危険を察知したジアンはオンラインショップを閉店しようとするが、「次はお前だ、ジアン」というメッセージが届く…。すると、悲しみに浸る間もなく、ジアンは謎の殺し屋集団から命を狙われ始め、周囲で轟く銃声や、飛び交う殺人ドローンが彼女を襲うことに。叔父が住んでいた家に監禁状態となったジアンは、彼女の命を脅かす存在から身を隠して過ごすことになるが、幼少期に叔父から受けていた訓練を思い出し、生き残るために困難と立ち向かう。叔父の隠された過去とは?残されたジアンは、果たして彼らを相手に“危険な遺産”と自分の命を守り抜けるのか――?大学生チョン・ジアン役を演じるのは、「コネクト」や「キングダム」などで存在感を発揮してきた実力派キム・ヘジュン。また、ジアンの叔父チョン・ジンマン役に俳優業はもちろん、モデル・MCなど、韓国のみならず世界で絶大な人気を誇るイ・ドンウク。「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」で切ない恋心を抱く死神役を好演し、視聴者を虜にしたが、今回は冷静沈着で謎めいたキャラクターに挑戦する。脚本は、「時間が止まるその時」を手掛けたチ・ホジン、そして映画『ドアロック』のイ・グォンが脚本と監督を務める。この度解禁されたポスタービジュアルは、怪しげなアイテムが陳列された棚を背景に、銃を構えたジアンと姪を守るように立つ叔父ジンマンが映り戦闘モード全開。また、緊迫感あふれる予告編は、冒頭でジンマンの遺影が映し出され、喪服姿のジアンがその写真を見つめる衝撃的なシーンから幕開け。時間は遡り、何もない荒地でジンマンはジアンに銃を渡してみせ、彼女への訓練を始めている。「弱い者がほえる。強いものはほえない」というジンマンの言葉が響く中、謎のスナイパーや殺し屋が次々とジアンを追い詰めていく。そして、携帯に届いた“残高187億ウォン”という口座に残された莫大な金額を示す数字、銃が売り出されたオンラインサイトが映し出され、ジンマンが運営していた武器の販売サイトの秘密に迫る重要なシーンも!銃撃戦、爆破シーンなどが次々と繰り広げられる中、「すべての選択には責任が伴う」「お前の選択に任せる」というジンマンの言葉、そして最後にはジアンの怒りがあふれるその眼差しから、彼女が立ち向かう困難が尋常ではないものであることが垣間見える映像となっている。「殺し屋たちの店」は1月17日(水)より毎週水曜日2話ずつディズニープラス スターにて独占配信開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月10日映画『怪物の木こり』クリスマス直前! 公開後舞台挨拶が13日に都内で行われ、亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督が登場した。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○■映画『怪物の木こり』イベントに登場した菜々緒美谷間とスレンダーボディが際立つ真っ赤なドレスで観客を魅了した菜々緒。「三池監督とまた一緒にやるならどんな役柄がいいか」という質問を受けて、「以前スタジオで、『三池さんが隣で撮影しているよ』と言われてご挨拶に行った時に、美少女戦士みたいな作品撮ってませんでした?」と尋ねる。ガールズ×戦士シリーズを手がけていた三池監督が「3歳〜6歳の女の子向けのテレビ番組やってたんです。それが本当の……(自分の作風)」と答えると、菜々緒は「私はけっこう衝撃だったんですよ。『あ、こういうのも撮られるんだ』と。じゃあ私も次もしかしたら」と期待。「この前、吉岡(里帆)さんのラジオにさせていただいた時に『きゅるきゅるな役もやってもらいたい』と。今までそんな役やったことないし、ちょっとタッグを組んで、私にきゅるきゅるな役を演じさせてほしい」と希望していた。
2023年12月13日映画『怪物の木こり』クリスマス直前! 公開後舞台挨拶が13日に都内で行われ、亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督が登場した。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○■映画『怪物の木こり』イベントに登場した亀梨和也「三池監督作品にまた出演するとしたらどんな役がいいか」という質問に、亀梨は「僕、ちょうど京都の太秦で撮影をしてるんですけれど、スタッフの方たちが三池さんの話をしてくださって、『監督からご飯屋さんを聞いた方がいい』いみたいな話をしていただいたりするんですよ。なのでぜひそういう時代もの」と希望する。「僕も(今の撮影が)初めてなので、今回しっかりと馴染んで呼んでもらえるようになったらいいな」と期待した。三池監督は「俺は個人的にはお二人で、是枝(裕和)監督が撮るような……」と言い出し、「カンヌ行ってレッドカーペット歩いて」と会場を笑わせる。亀梨も「カンヌはぜひ」と言いつつ、「ワンシーンだけで呼ばれると一緒に行けないから」と心配する。三池監督から「ワンシーンじゃ来ないって!」とつっこまれると、「僕、全然オッケーですよ。契約も色々変わると思うので。僕が判断できるものも増えるかもしれませんので」と今後の変化も仄めかした。また「クリスマスの過ごし方は?」という質問に、菜々緒が「私はあったかいところに逃げたいなと思ってます」と答えると、亀梨は「海外? すごいのよ。いつでも夏だから! 海とビーチと温泉を求めてる」と、菜々緒がInstagramで撮るポーズを真似するなど、楽しそうな様子を見せる。菜々緒は「亀梨さんが見ていると思って、いい写真をアップできるように頑張りたいと思います」と苦笑していた。2023年を振り返ると、亀梨は「今年は本当に急に様々な顔を持ちました。まだ発表になっていないものを含めて、映像作品だけでも4作品撮影しましたし、この映画のプロモーション公開もあったり、KAT-TUNのライブ活動があったり、Instagramを始めたり、YouTubeを始めたり。あと『Inside 23』というプロジェクトも立ち上げて、制作としても全部自分で動いたりするので、これにはこれぐらいのお金がかかって、どれぐらいの人数が必要で、この日の撮影はお弁当が何個必要で、と本当に色々な顔を持ち合わせております」と明かす。「サポートしてもらいながらやってはいるんですけど、『お弁当をどのくらいの値段にしましょうか?』という相談で、『これぐらいの方がみんな喜ぶんじゃない?』とか、そんなことをやってます」と会場を驚かた。今作への出演で「テレビももちろん素晴らしいんですけど、改めて時間を作って劇場に足を運んでくださる、その全部の時間も含めて、本当にやっぱ素晴らしいエンターテイメント」と映画への熱い言葉も。「映画を頑張りたい」と決意を新たにしていた。
2023年12月13日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(公開中)のオフィシャルインタビューが8日、公開された。映画の公開を記念し、サイコパス監修を務めた中野信子氏と三池崇史監督のスペシャル対談が実現し、オフィシャルインタビューが届いた。中野氏は脳や心理学をテーマに研究を行い、著書『サイコパス』を出版するなど、脳科学研究の第一人者としても知られる。サイコパスの定義とは、共感性を持たず、自他問わず痛みに対する感受性が低いことだという。登場人物全員がサイコパスという衝撃の本作をどのように観たのか、キャラクター設定から、映画のために用意された原作とは異なる衝撃のラストシーンまで、ネタバレギリギリで映画の見どころを三池監督と語った。さらに、二宮(亀梨和也)が自身の感情に揺さぶられる表情を切り取ったカットや、中野が一押しのキャラクターとしてピックアップした戸城嵐子(菜々緒)、二宮の婚約者の映美(吉岡里帆)が不安げな表情を浮かべるカット、剣持(中村獅童)、乾(渋川清彦)ら、中野氏と三池監督が見どころなどを存分に語った個性豊かなキャラクターたちの新たな場面写真も一挙公開された。○■中野信子×三池崇史監督 対談インタビュー>・様々なパターンのサイコパスが登場しますが、それぞれを差別化しキャラクターを作り上げる上で、特にこだわった点などはありますか?三池:二宮を演じた亀梨くんは、僕が思う俳優という範疇ではサイコパスに近い人(笑)。人に危害を加えたりはしないけど、結局本当の自分を一瞬も見せないで生き続けてきた人間で、何となくですが多分彼自身がもう虚像に乗っ取られているんじゃないかって。まあ乗っ取られるわけはないんだけど、でもどこかで本人も意識しないうちにそういう所があって、本当の自分は彼と本当に近くにいる人だけで……でもその人たちにも見せていないかもしれないですけどね。(中村)獅童さんも歌舞伎という世界と映画俳優という、アイドルとは違うけれども同じく“虚像”を演じているわけですよね。その事に真っ直ぐな人達だから、読んだ(台本の)感覚や役の受け取り方というのは僕らと微妙に違うと思うんですよ。それを出来るだけ壊さないようにして、それぞれの個性をそのままにどう読んで、どう演じるかを基本自分で考えていってもらった上で作ったという感じですね。中野:これまでのサイコパスの映画として作られてきたのは、ステレオタイプで“スーパーダークヒーロー”のようなサイコパス像というのがあったと思うんです。でも本作では、サイコパシーが高くても人間で、それぞれキャラクター付けがあって「こういうところが逸脱するタイプ」、「こういうところは危機管理出来るタイプ」という描き分けがあったと思います。そこに面白みがありますし、サイコパスがどこか遠い怖い存在というよりも、人間としてこういう人がいますというリアリティを見て感じることができると思います。三池:映画の中のサイコパスは大体が犯罪を犯しますが、犯罪を犯さないサイコパスもいるだろうし、“人を殺して暴力的だ”という意味とは限らない。サイコパスは、知能が高くて社会的にあるレベルの地位に居て、みんな非常に優秀じゃないですか。だからもっと身近にいる感じが出せればなと思いました。僕らの日常の中にもいるんだ、ということを言葉ではない方法で観る人に身近に感じてもらい、特別な映画ではない、と受け取ってもらうことが必要だというのは思っていたんです。中野:例えば、乾刑事(渋川)は職務に忠実である立派な職業人ですが、それが行き過ぎてしまう所に実はこの人の本性が表れている。一見普通に見える人でもどこか普通ではない描き方で、とても魅力的に描かれていますよね。菜々緒さんが演じている戸城も、自分のことを普通だと思っているものの、職業倫理としては許されない事を躊躇なくやってみせたりするシーンもあり、とても面白く見どころではあったと思います。・戸城が特にお気に入りのキャラクターですか?中野:他が派手なのでもしかしたら暴走してるようには見えないかもしれないですけど、暴走しているシーンが挟まれていて、とても面白かったですね。菜々緒さんはクールビューティで、この人どっちなのかなって感じさせる表情を上手にされているように感じました。完全に“正義”という描き方じゃないのが凄く良いなと。戸城というキャラクターはプロファイラーで、私の仕事に一番近い感じでもあるのでついつい彼女の視点を気にして見てしまう部分はありましたね。三池:例えば、刑事と一言で言っても、一人一人がなぜ刑事になって何をしようとしているのかという理由は皆バラバラですよね。戸城の場合はものすごく勉強をしているのですが、頑張ってこられたのは、やはり子供の頃のトラウマの影響。自身の兄の敵だった「共感能力を持たない人間」、「暴力的な人間」はとにかく許さないという個人の強い怒りみたいなものがあって、そこに取り憑かれている感じが菜々緒さんは自然に出ていましたね。・吉岡さん演じる映美がある行動を起こすことで、原作とは異なるラストが描かれます。三池:どうやってこの物語を終わらせるかと考えた時に、この物語をしっかりと完結させたかったので、そのために最後にほんの少し、二宮には罪滅ぼしをしてもらいました。これは普通に言うと悲劇ですが、二宮にとってはこれ以上の状況は無かったんじゃないかなと思っています。・本作の見所について中野:冒頭のシーンからサイコパスらしい姿を亀梨さんは演じていますが、最後のシーンでどう変容するのかというのを対比で見ていくと面白いかもしれませんね。苦闘の後が見られるんじゃないでしょうか。最初のサイコパスらしさは非常に良いシーンでしたね。三池:「何で泣いてるの?」って言いますからね。泣くだろう普通!(笑)中野:分かっていて聞いている風な演じ方に、サイコパスみが強く感じられてとても良かったですね。・サイコパスをテーマにした作品が近年多く世に出ていますが、人々が魅了される理由はなんだとお考えですか。中野:多くの人が自分とは関わりのない所にサイコパスがいると、とても魅力を感じる一つの理由として、自分に出来ない事をやってのけるからという点があります。痛みを感じにくいとか、困難に勇敢に挑むとか、そういったものに憧れを感じてそういうものを見たいのだと思います。要するに、自分もサイコパスになりたいんですね。人ができないことをやれる自分でありたい、恐れ知らずの自分でありたい、人から恐れられて何か支配性を身につけている一角の人物として見られたいというような欲求が、サイコパスへの憧れとして機能している感じがあります。一定数の観客は、自分がそうでありたいと感情移入して見ているというのはあるのかなと思います。三池:僕もそう思いますね。サイコパスに対して一番魅力感じるのは、やっぱり映画の中で描かれているサイコパスは自分らしく正直に生きている。僕らは生きていくために色々自分にブレーキをかけているけど、そのストレスが映画の中の彼らを見ると発散されるんじゃないかという気はします。要は、映画は大衆文化なので、多くの人の中に潜んでいる本音。それを隠して、闇の中で恋人と一緒に映画を見るわけですよね(笑)中野:より本音が言いづらい世の中だから、より刺激を求めて映画館に行く。それもあるかもしれないです。【編集部MEMO】映画『怪物の木こり』(12月1日公開)は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年12月08日三池崇史監督映画『怪物の木こり』より、亀梨和也と染谷将太が演じる、狂気のサイコパスと真性のサイコパスの2ショット場面写真が公開された。いよいよ公開を明日に控えた本作は、第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した小説の実写映画化。登場人物が全員サイコパスというぶっ飛んだ設定でありながら、キャスト一同が「人の温もりってなんだろうな、とすごく考えさせられる」、「こんな感じになるの!?と鳥肌でした」、「何度も何度も裏切られる」、「まさかの感動が来る。サイコパスに泣かされるとは」と口を揃えてその驚愕の結末に自信を覗かせる、まさに先読み不可能なストーリーとなっている超刺激サスペンス。今回公開された場面写真には、亀梨さんが演じる目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわない“狂気のサイコパス”弁護士・二宮彰と、その協力者である染谷さん演じるサイコパス外科医・杉谷九朗が登場。3ピースのスーツに身を包む弁護士と、白衣を着こなした医者という、それぞれの表の顔を持ち、一見スマートでスタイリッシュな印象を世間に与える2人だが、裏の顔を突き合わせるシーンでの2人が魅せる独特のバディ感は、どこか不気味で新鮮な、ひと時も目の離せない魅力が漂っている。三池組常連の染谷さんについて亀梨さんは、「現場にも、風の如くといいますか、ふわっと居るんですよ。そして、『切り替え!』ということが無くそのまま本番もその流れで撮影に臨まれていたんです。自然体で、流れの中で『お芝居するぞ!』とか『魅せなきゃ!』ということもなく、表現出来る、魅了出来る。人にある種“掴ませない”、でもすごいものを残して帰られいていました」とコメント。また、染谷さんの撮影日数は、実質2日間ほどしかなかったそうだが、「なのにとても存在感があってすごかったです。この才能はずるい」と絶賛。一方の染谷さんは「亀梨さんはすごくリラックスして現場にいらっしゃるんですが、一方でずっと集中もしているんです。常にアイドリング状態というか、一緒に演じていてすごく心地よかったですね」とふり返る。「僕は裏の二宮しか見ていなかったので、表向きの弁護士としての表情や、外の人と接している二宮を撮影中は見たことがなかったんです。それを完成した本編で初めて見て、その見事な多面性に驚きました。『裏の二宮が怖いな』とずっと現場で思っていたんですが、あの爽やかな、人を優しく包み込むような表の顔の二宮を見た時に『うわ、すごいな』と、思わず劇場で鳥肌が立ちました」と刺激を受けたそう。今回の場面写真の一枚にもある、杉谷が働く病院の中庭でのバスケットボールのゴールを前にしたとあるシーンでは、亀梨さんの身体能力にも驚愕したそうで、「かっこいいなと思いました。すごいです!」と注目ポイントのひとつとしてアピールした。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月30日三池崇史監督が、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の大ヒット祈願イベントに亀梨和也(KAT-TUN)、菜々緒とともに登壇した。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○■三池崇史監督、亀梨和也ファンからの空気「ひしひしと感じる」「監督は立場上、いないといけないですけど、あまりコメントも長く話すとお2人の時間がなくなってしまいますから」と控えめな発言で笑わせた三池監督。舞台挨拶でもそういった空気を感じるそうで「ファンの人から『このおじさん話長いな』と思われているなと、ひしひしと感じるんです」と明かしていた。今作で亀梨と初タッグを組んだことについて聞かれると「スーパースターとは縁が遠い……どちらかというとアウトサイダーが多いので、自分もがんばってきたなという思いです」と話し、笑いを誘う。改めて「今回の役がすごいぴったり。サイコパスといっても1人の人間で、そういう多面性を持っているという点では、アイドルというもう1人の自分を25年作り上げてきた人間だからこそ、僕らとは違う台本の見え方をしている」と亀梨を絶賛した。一方、過去に三池作品への出演経験もある菜々緒についても「いつも出ていただくときは、コスチュームがすごい露出度。ただ、今回は刑事ということでスーツでシンプルなんですがやはり美しい。女優としてそこに立っている姿に、『この人やっぱり本物なんだな』と感じました」と称賛の言葉を送っていた。また、「今作での収穫」について聞かれた亀梨は「三池監督との出会い」と回答。「ご縁をいただけたということに感謝しています。今回も菜々緒さんなどこれまで監督の作品に何作も出られている方とご一緒させていただいたんですが、僕も今後呼んでいただけるように、いつでも露出できるようにしっかりケアしていきたい(笑)」と菜々緒の露出度高め衣装に絡めて話した。
2023年11月22日KAT-TUNの亀梨和也が、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の大ヒット祈願イベントに菜々緒、三池崇史監督とともに登壇。自身の願い事を明かした。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○■亀梨和也、『怪物の木こり』大ヒット祈願イベントに登場公開を控え、プロモーション活動を精力的に行ってきた亀梨は「映画をご覧いただいている方たちから、本当にいい言葉をたくさんいただいていて、自信につながります。僕自身も改めてこの作品の持つメッセージの力強さというのを非常に感じているので、早くお客様の方に届いてほしいなと思います」と確かな手応えを語った。また、明日23日が勤労感謝の日ということにちなみ、「感謝したいこと」についてトークが進むと、亀梨は「日々感謝で何をやるにも1人じゃ成立しないことだらけ」と回答。「たくさんの方に協力していただきながら、支えてもらっていることで自分自身の活動が成立しています。この作品でもスタッフの皆さんの思い、温もりの中で過ごさせていただいています」と周囲への感謝を口にした。イベント中盤には、自身の願いを絵馬風パネルに書いて発表するコーナーも実施。亀梨は「映画『怪物の木こり』大ヒットでたくさんの方と結ばれますように」と発表。「この映画も“人と人との繋がり”は大きなテーマでもありますし、僕自身もこれまで結ばれてきたもの、今後結んでいくものについて非常に考えている今日この頃。この“繋がり”“結びつき”“結ばれ方”というものが、僕の人生において大きな分岐点に来ている」と語った。
2023年11月22日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)のスペシャルインタビュー動画とメイキングスチールが7日、公開された。今回公開されたのは、亀梨と三池崇史監督が撮影を振り返る特別対談とメイキング映像を交えたスペシャルインタビュー動画。現場では「自分の感性の赴くままに自由に演じてほしい」とだけ伝えたという三池監督だが、その理由を「(亀梨さんは)僕の印象としては独特の孤独感を持っている人。僕にとっては二宮という役のイメージは亀梨さん本人そのものなので、出来るだけ自然に、心が揺れないで人を殺していく。それだけでいいのかなと。(二宮役に)ぴったり」と語っている。撮影現場での亀梨自身についても「すごく普通の人間の感覚も当然持っていて、なおかつ周りのスタッフに対して“この映画を一緒に作っているんだ”ということを、ポーズではなく自然に感じているんだろうな(という人)。初めて仕事をしたんだけど、昔から知っている仲間と仕事をしている感じがしました」と座長としての在り方を絶賛した。一方の亀梨は、俳優の自主性を重んじた三池の撮影スタイルや完成した作品に全く違和感のようなものが無く受け入れられたといい、「ふわっと魔法にかけてもらえたような時間でした」と振り返る。さらに「監督がスタートの段階で、大きく、チーム全体としてこの作品を包んでくださっていたので、すごくスムーズに飛び込むことができました」と、現場の雰囲気の良さが垣間見えるコメントで、サイコパス役の誕生秘話を明かしている。解禁された特別動画ではその他、車が山道を転がっていくド派手なアクションシーンのメイキングを興奮気味に振り返る様子も収められた。【編集部MEMO】映画『怪物の木こり』(12月1日公開)は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月07日「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」で上映された映画『怪物の木こり』から、主演の亀梨和也と監督の三池崇史がスペインに上陸。映画祭を楽しむ2人のスチールが公開された。現地時間の10月13日、オービタ部門のクロージング作品として上映された本作のプレミアイベントには、約1,200人の観客が集まり、大熱狂。亀梨さんと三池監督は、レッドカーペットを歩いた。「スペインに着いた当日のホテルのロビーや取材の合間でも、温かく出迎えてくれている感じがして、三池監督の作品を愛してやまない方たちの熱量の高さはもちろんですが、自分のことを知って来てくれる方たちもいてくださって、すごくありがたいですね」と確かな手応えを感じていた様子。その夜に控えるワールドプレミアを前に、取材の合間を縫って亀梨さんと三池監督はシッチェスの街中を訪れ、スペインの空気を存分に堪能、そして映画祭オフィシャルフォトコール&記者会見にも参加した。12日、ホテルを出て、映画祭の会場ともほど近い旧市街や海岸沿いを散策。過ごしやすい気候に恵まれ、雲一つない空と海、絶好の環境の中で迎える映画祭に2人のテンションも自然と上昇し、今回が人生初のスペインとなった亀梨さんは、「僕はバルセロナに到着して、衣装がロストバゲージになるというところからはじまりまして(笑)」と到着早々に起こったまさかのトラブルを告白。またこの日の取材では、街を歩きながら「どこを見ても絵になりますね。ワクワクします!」と終始笑顔だった。そして翌日のワールドプレミアを前に、映画祭主催のフォトコールと記者会見に臨んだ2人。ロストバゲージとなった衣装が無事見つかり、亀梨さんはフォトコールと記者会見にはそれぞれ事前に準備した衣装で、ワールドプレミアにはスペインで用意した衣装で参加。フォトコールは海をバックにした絶好のロケーションで写真撮影が行われ、撮影後にはサインや記念撮影を求める現地の映画ファンが殺到。2人とも終始笑顔で応じ、ファンとの交流を楽しんだ。その後の記者会見では、「初めての三池監督との仕事はいかがでしたか」という記者からの問いに、「今回の作品にはもちろん血もたくさん出てきますし、壮絶な現場になるのかなと思いきや、非常に穏やかな現場でした。笑顔が素敵な監督でいらして、現場は作風とはまったく逆で、非常に楽しく過ごさせていただきました。作品についても、絵の強さはもちろんのこと、人間ドラマがしっかりと描かれていて僕も大好きな映画の1本になりました。次回またご一緒させていただける機会があるのであれば、さらに激しい、このシッチェスの皆さんが好きなものを存分に詰め込んだ作品でまた戻ってこられたら光栄です」と亀梨さん。続いて、「サイコパス役をどのように自分の中に注入していったか」という、役へのアプローチ方法についての質問には、「派手にサイコパスというころを意識しないということを心がけていました」とした上で、「二宮というキャラクターの変化という点では、目の使い方、首の動かし方、目線の送り方というのは、僕なりに細かくこだわって演じました」とこだわりを明かした。夕刻より行われたワールドプレミアでは、血しぶきの出る描写や衝撃的なシーンでは拍手や歓声が何度も起こるなど、観客は熱狂。上映後、三池監督は思わず「血に飢えているんですかね。スペインの人って(笑)」と笑い、亀梨さんも「皆さんから満足だというようなリアクションがいただけたので、すごく安心しましたね」と安堵の表情を見せた。なお本作は、「第36回東京国際映画祭」ガラ・セレクション部門(Gala Selection)での特別招待上映も決定している。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月19日「このミステリーがすごい!」大賞受賞小説を三池崇史監督が映画化した『怪物の木こり』が、スペインで開催された「第5回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」にてワールドプレミア上映。現地時間10月13日19時より、サスペンス・アクションなどの作品がセレクトされるÒRBITA(オービタ)部門を締め括るクロージングイベントが開催され、主演の亀梨和也と三池監督が登場した。シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭は、ベルギー・ブリュッセル、ポルトガル・ポルトと並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭の1つとして知られ、毎年10月に開催を続け、今回で56回目の開催となる歴史ある映画祭。過去には『十三人の刺客』がヴェネチア国際映画祭、『一命』『藁の楯 わらのたて』『無限の住人』がカンヌ国際映画祭に出品されるなど世界にその名を轟かせる三池監督の最新作というだけあり、本作上映のチケットは事前の発売後、即完売。会場には1,200人の観客が集結した。三池監督「映画ファンが集まる映画祭だからハードルは高い」ワールドプレミア前には現地メディアによるフォトセッションと記者会見に臨んだ亀梨さんと三池監督。取材前にはシッチェスの街並みを散策するなど、街の空気を感じた亀梨さん。「この『怪物の木こり』という作品と三池監督にせっかく連れてきていただいた舞台なので、しっかりとたくさんの方たちの印象に残れるように過ごしていきたいです」と意気込みを語った。その後、レッドカーペットには、亀梨さんは光沢のある鮮やかな黒いスーツで三池監督とともに登場。拍手と歓声を受けながら、「日本は12月1日に公開なので、ひと足先にワールドプレミアという形で、初めて関係者以外の方たち、それも世界の方のリアクションを感じられるというのは本当に貴重ですね。ドキドキしますし、ちょっとそわそわもします」とコメント。三池監督も「映画ファンが集まる映画祭だからハードルは高いんですけど、でもエンターテイメントですから。みんな『これはどういうもんだ』っていう点数つけに来てるわけじゃないので。どうやってこの映画を見て楽しもうかという、そういう人たちなので、きっとそういう人たちに楽しんでもらえる映画だと思います」と、久々のシッチェスの地を噛みしめるように、映画祭の魅力を語った。その後、亀梨さんと三池監督は上映前のステージに大歓声を受けながら登壇。スペイン語で自己紹介した亀梨さんは「今回三池監督と共に、『怪物の木こり』という作品でこのシッチェス映画祭に来られたこと、本当に光栄に思っています」と満員の会場を見渡し、喜びを噛みしめた様子。三池監督も「シッチェスでは毎年のように僕の映画を上映していただいて本当に感謝しています。自分の最新作をここでワールドプレミア、世界で一番最初にシッチェスの観客の皆さんに観てもらえることを本当に幸せに感じています」と感謝を込めて挨拶した。上映が始まると、血しぶきが飛ぶシーンでは歓声があがるなど、世界最大のファンタスティック映画祭にふさわしい盛り上がり。終了後は拍手喝采となった。観客と一緒に本編を鑑賞していた亀梨さんと三池監督は、上映終了後、「すごく緊張しましたね。上映中に一つ一つリアクションがあり、この作品は物語の展開をしっかり集中して観ていただくことによって、さらに楽しめる作品だと思うので、みなさん本当に集中して観てくださっていたのかなと思います」と興奮冷めやらぬなかコメント。さらに上映中の観客のリアクションに対して亀梨さんは「最後の方は本当にネタバレなので言えないですけれど、一番最後、この物語がずっと積んできたもののクライマックスのようなところは、ぶわっと沸いてくれていたので。あそこは鳥肌が立ちました」と感無量。三池監督も「シッチェスのお客さんってお祭りみたいに、ストーリーとかそんなことよりも楽しめるところでワイワイやるっていう感じなんだけれど、今回は真剣に見ていて。こんなにスペインの人も真剣に映画を見てくれるんだっていう感じがあって(笑)。最後に起こった拍手も、楽しんだというより、いい物語を観た、いい映画を観たっていう、あったかい拍手で。普段とは違うリアクションだったんですよね」と確かな手応えを感じていた。ワールドプレミア後には、本作を鑑賞した批評家や観客から「三池崇史は『怪物の木こり』で私たちに新しいスリラーを見せてくれる」「最高のスリラー!テンポもよくあらゆるタイプの観客に強くお勧めします!」「機敏な脚本のひねりでサイコパスを探求しており、全編を通じて私たちを魅了します」といった絶賛の声が早くもXに溢れている。なお、本作は10月下旬、東京国際映画祭「ガラ・セレクション部門(Gala Selection)」での特別招待上映にてジャパンプレミアが開催される。『怪物の木こり』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月16日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の場面写真が11日、公開された。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○亀梨和也について三池崇史監督、菜々緒、吉岡里帆がコメントこの度公開されたのは、亀梨が演じる二宮彰の二面性が垣間見えるカットや、恋人の映美とにこやかにすごすカットなど新たな場面写真。金を基調とした仕事道具が整然と置かれ、綺麗に整理された重厚感あふれるデスクに座る弁護士然とした”表の顔”と、ラフな服装で何かを睨みつけるようだが、前髪がかかり表情が読み取れない”裏の顔”が切り取られ、連続猟奇殺人事件の捜査の過程で二宮と知り合った戸城は、次第に二宮に”何か”を感じ取り始める。今作のメガホンを取った三池崇史監督は「二宮役は演じる本人の中にも二面性が求められるが、彼はいくつもの顔を持っています。経験豊富なアーティストであり、俳優であり、そしてイメージを売るアイドルという仕事をしていて、外に出れば街を歩いていても買い物をしていても“亀梨くん”でいないといけない。実際にそうやって生きてきた彼の強さが、今回の役柄に自然に発揮されている」と、二宮という役と亀梨の親和性を語る。そして警視庁のプロファイラーとして事件を追う戸城嵐子を演じた菜々緒は、亀梨と度々の共演となるが、本作の撮影では初日から”ゾクゾクしたものを感じた”という。「亀梨さん(演じる二宮)のサイコパスな雰囲気が私の中でのイメージにぴったりハマって鳥肌が立つような感覚がしたのを覚えていて、『亀梨さんとこういう風にお芝居が出来て嬉しいな』と思いながらクランクインの撮影を終えました」とスタートを振り返る。一方で「お話しさせていただくとチャーミングでかわいらしい一面もある」という印象も持つといい、「そのような人柄を知っているからこそ、安心してお芝居でぶつかっていける、安心して委ねられる、という部分もありました。今回このような作品で、お芝居でぶつかっていける、サイコパスの役が亀梨さんで本当に良かったなと思います」と、亀梨の人柄にも芝居にも絶対的な信頼を寄せている。戸城と同じく二宮を取り巻くキャラクターの1人で、二宮の本性を知らずに彼を愛する婚約者・荷見映美を演じた吉岡里帆も「亀梨さんは本当に難しい役をされていたと思います。ただ、亀梨さんが座長であったおかげで和やかな現場でした。いつもフラットにコミュニケーションを取ってくださっていたので、楽しい会話をしながら、変に肩に力を入れすぎずに正しい場所に集中して力を入れていくことができました。そういう現場になったのは亀梨さんが座長だったからこそだと感じています」と現場での亀梨の存在感を絶賛している。(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月11日三池崇史監督×主演・亀梨和也(KAT-TUN)のタッグで贈る超刺激サスペンス『怪物の木こり』の主題歌を「SEKAI NO OWARI」が担当することが決定。本予告映像&本ビジュアルも完成した。「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」のÒRBITA(オービタ)部門とFocus Asia部門の2部門で出品され、「第36回東京国際映画祭」では「ガラ・セレクション部門(Gala Selection)」での特別招待上映も決定し、世界で注目の作品となっている本作。今回、「SEKAI NO OWARI」が本作のために手掛けたのは、独特の旋律とあくの強いワードが印象的な書き下ろし新曲「深海魚」。「化け物になれ」「生きるために」「暗闇で灯すんだ」と、本作のストーリーとシンクロするかのような意味深な歌詞が印象的だ。楽曲について亀梨さんは「初めて聴いた時、怪しさ満点で、この映画の複雑さとリンクしているような印象を受けました。この楽曲が映画と合わさるとどのようになるのか、とても楽しみです」とコメントを寄せ、三池監督も「天才だね。物語や登場人物の心と共鳴し増幅、心地よく深海へと導いてくれた」と絶賛している。本予告編では、助けを求める男性に「大丈夫?」と声を掛けながらも、男性の首をかっ切るという、冒頭から主人公・二宮のサイコパスな人物像が露わに。そして二宮の前に現れたのは、不気味な顔と獣のような容姿をしたシリアルキラー「怪物の木こり」。突如、襲われた二宮は、「絶対に殺してやる」と強い怒りをぶつける。また、絵本の怪物のマスクを被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件を追う心理捜査官・戸城嵐子(菜々緒)を中心に、警視庁の刑事たちも本格的に捜査へと乗り出していく。また、婚約者・荷見映美(吉岡里帆)、協力者であり死を弄ぶサイコパス外科医・杉谷九朗(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者である剣持武士(中村獅童)、刑事・乾登人(渋川清彦)など、様々な人物が複雑に絡み合い、物語は予想外の展開へと進んでいく。ラストには、二宮が映美の首元にナイフを突き付ける衝撃のシーンも見られる。なお、10月6日(金)よりムビチケカードが上映予定劇場にて発売(※一部除く)。Loppiでは、@Loppi限定〈マルチポーチ〉付ムビチケコンビニ券も取扱いも決定し、10月13日(金)10時以降に詳細が発表される。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月29日「このミス大賞」受賞作を映画化した『怪物の木こり』より場面写真が解禁。さらにシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭への出品も決定した。鬼才・三池崇史監督が亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆らを迎えて贈る本作は、凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件の犯人と狂気のサイコパス弁護士、そして警察が三つ巴の攻防を繰り広げる、先読み不可能な“超刺激”サスペンス。三池監督作品初参加で主演を務めた亀梨さんは「非常に難しいなと思いましたが、すごく良い意味でやりがいがありました。非常に特殊で、序盤から中盤に向けてのストーリーの構築や、”サイコパス”という変わった設定の部分が大きい一方、本質的な人間の心の動きも丁寧に描かれていたので、そこは大切に演じきりたいなと思いました」と語る。事件の真相を追う刑事でありながら自身もどこか怪しげで独特のオーラを纏う戸城嵐子を演じた菜々緒さんは「怒涛の展開の連続で、あっという間に読み終わってしまいました。嵐子自身がサイコパスな一面を見せるような描かれ方がされている部分もあり、そういったところをどのように演じていくかを考えながら、台本を読ませていただきました」とふり返っている。その本性を知らずに二宮に優しく寄り添う婚約者、映美を演じた吉岡さんは「主人公があまり見たことのないタイプのキャラクターですごく面白いなと思いましたし、同時に常に切なさが同居しているように感じました。”怪物”と一言で言ってしまうと恐ろしくて怖いものというイメージがありますが、怪物の悲しさみたいなものがこの台本の魅力だなと感じました」と役柄同様に二宮のキャラクターに寄り添うようにコメント。三池監督作品には度々出演している染谷さんも「ドキドキしました。ミステリー要素が強く、どうなっていくのか?犯人は一体誰なんだ?何が起きているんだ?と、どんどん読み進めていってしまいました。」と本作のストーリー展開には衝撃を隠し切れない様子だった。この度解禁された場面写真は6点。血を流しながら深刻な表情を浮かべる“サイコパス弁護士・二宮”や事件の真相を追いかける刑事・戸城、物憂げな表情を浮かべる映美など、個性豊かなキャラクターたちが切り取られている。中には二宮が戸城の眉間にナイフを突きつけるシーンや、遠くに佇む不気味な“怪物の木こり”の姿を捉えた一枚も。そしてこの度、本作が、第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭で、世界中から選りすぐりのスリラー・サスペンス・アクションなどの作品がセレクトされるÒRBITA(オービタ)部門と、アジアの新作のショーケースであるFocus Asia部門、2部門で出品されることが決定。ÒRBITA部門ではクロージング作品としての上映を予定している。三池監督作品としては観客賞、最優秀美術賞を受賞した『十三人の刺客』(10)以来、13年ぶりの受賞の可能性に期待が高まる。また今回、主演の亀梨さんと三池監督がスペインへ渡航、本映画祭のレッドカーペット&プレミア上映に参加することも決定。スペインの観客の前での登壇に向け、亀梨さんと三池監督からコメントが到着した。亀梨和也 コメント『怪物の木こり』という作品を通して三池監督と繋がれた事。そしてこの作品と共に海を渡れる事。非常に光栄です。国を超えて沢山の方々に楽しんで頂ける事を願っています。初スペイン、初シッチェス映画祭。自分の細胞レベルでしっかり感じて来たいと思います。三池崇史監督 コメント欧州のファンタ野郎が大集合な歴史ある映画祭。シッチェス万歳!ビーチに美食と亀梨和也。『怪物の木こり』と共に最高の時を過ごせそうだ。『怪物の木こり』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月21日『クローズZERO』シリーズや『十三人の刺客』などジャンルを問わず精力的に映像制作を続ける映画監督・三池崇史によるショート動画コンテスト「26秒のカーニバル」の開催が決定した。本コンテストは、プロアマ問わずすべての映像表現者を対象としており、自身が撮影した26秒間のショート動画を応募することが可能。コンテストの企画テーマは“26秒で奇跡を起こし、人生を豊かにしよう”で、各開催回ごとに厳選したテーマで募集する。すべての作品は三池自身が審査し、選ばれた10作品以上にはそれぞれ賞金10万円が授与される。また、受賞作品は公式ウェブサイト上で1年間掲載され、三池からのメッセージも添えられる。近年、映像技術の進歩でだれでも簡単に映像を作ることができるようになったが、一方で映像制作の本質が軽視される懸念も生じている。また、ショート動画アプリの登場により、再生回数の追求が一部で盛んになっている現象を目の当たりにしてきたという三池監督。そんな中、映像の品質や、視聴者に対する意識、制作に関わる仲間への感謝の気持ち、自分の作品で稼ぐという経験など、映像制作の本質について再考する機会を提供したいという想いが今回の取り組みにつながったという。第一回目は、“フルスイング!”をテーマに2023年8月1日から9月30日に募集し、審査発表は10月下旬を予定している。なお、本コンテスト開催決定に寄せられた三池崇史監督からのメッセージと募集概要は以下の通り。【三池崇史監督からのメッセージ】26秒で人生を変えることができるのか?その答えを求めて、この企画を立ち上げました。26秒の映画祭です。『レザボア・ドッグス』を撮ったタランティーノのように。それを目撃した観客のように。映画は、創る者、観る者の人生を変えてきた。ならば、あなたにも出来るかも知れない。しかも、それを26秒でやってのける圧倒的な才能に出会いたい。「なぜ26秒?」経済的リスクと労力を最低限に抑えて、自分の明日を次のステージに進めていただきたい、と思ったからです。素敵じゃないですか、たった26秒で人生を変えることができるなんて。「そんな奇跡が起こるものか」と笑うなかれ。馬鹿げた夢をみる勇気。そして動き出す元気。楽しみながら夢をみる。そんなチャレンジこそが、今を生きる私たちに必要なのではないでしょうか。さて、夢のカーニバルの始まりです。皆さんの26秒をお待ちしています。映画監督三池崇史【募集概要】■応募対象者:プロアマ問わずすべての映像表現者※各開催回で、1人あたり1応募のみ(複数応募は不可)■応募方法ステップ1ショート動画の撮影ステップ2自分自身のYouTubeに限定公開でアップロードステップ3応募フォームに、限定公開したYouTube URLなどを記載し申込み※応募フォームは 公式サイト() より■応募動画作品時間:26秒以内企画テーマ:“26秒で奇跡を起こし、人生を豊かにしよう”※ 各開催回ごとに厳選したテーマで募集■注意事項動画は未公開であること(選考後は自身による他媒体への利用可)他人の権利を侵害していないこと撮影方法や編集有無などは自由■受賞対象数:10本以上賞金:受賞作品1本あたり10万円副賞:当ウェブサイト上に、受賞作品と受賞者情報の掲載(1年間のみ)■選考の流れ【第一回開催】テーマ:フルスイング!募集期間:2023年8月1日~9月30日 23:59審査:10月審査発表:10月下旬【第二回開催】テーマ:(未定、10月中に関連サイトとSNSにて告知します。)募集期間:2023年10月1日~11月30日 23:59審査:12月審査発表:12月下旬※審査過程は非公開とさせていただきます。受賞候補者には事務局から応募者への問い合わせがある場合がございます。
2023年08月01日