くらし情報『写真家・杉本博司の「飄々表具」展が京都・細見美術館で、自身の写真などを掛軸“表具”で展示』

2020年3月7日 18:25

写真家・杉本博司の「飄々表具」展が京都・細見美術館で、自身の写真などを掛軸“表具”で展示

写真家・杉本博司の「飄々表具」展が京都・細見美術館で、自身の写真などを掛軸“表具”で展示

展覧会「飄々表具─杉本博司の表具表現世界─」が、京都の細見美術館にて開催。臨時休館に伴い休止していたが、2020年5月26日(火)から再開し、会期を延長して9月6日(日)まで開催する。

杉本博司が見せる“表具”の世界
《ジオラマ》《劇場》《海景》といった写真シリーズで知られる現代美術作家・杉本博司。その活動は写真だけにとどまらず、建築や庭園、古今東西の古美術の蒐集など多岐にわたる。

「飄々表具─杉本博司の表具表現世界─」は、京都市京セラ美術館オープンに伴う連動企画。杉本の視点から、“表具”をテーマとした展示を行う。

表具とは、布や紙、織物の骨董“古裂(こぎれ)”などを用いて作品を掛軸などに仕立てることだ。表具は美術品を保護し、引き立てるのみならず、古裂それ自体も鑑賞されるものとして愛好されてきた。
杉本は古裂を用いて自身の作品や蒐集品を表具に仕立てており、これらは「杉本表具」と呼ばれている。

写真や蒐集品を「杉本表具」として展示
そうした表具を取りあげる本展は、全2部での構成。第一部では、《華厳滝図》をはじめとする自身の写真を、掛軸や屏風、額といったさまざまなフレームで飾った作品を展示する。

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