2020年2月23日 07:30
ジル サンダー 2020-21年秋冬コレクション - ピュアな美しさの探求
足元に向かって流れるように広がっていくフレアワンピースには、かぎ編みニットを採用し、ふんわりと柔らかなラインを生み出している。
袖を通す人がいて初めて輝く服
ルーシー&ルークメイヤーが追及しているシルエットとは、洋服に袖を通す人がいて初めて完成するもの。どんな人が纏ってもその人の美しさを引き立ててくれるものであり、それでいて心地よく着られるコンフォートなものだ。今シーズンのショー演出は、そんな哲学を伝えるために人の“静と動”にフォーカスした。モデルたちはランウェイを歩き終えると順々に中央に設置された椅子に腰かけていく。人が歩く時、立つ時、そして座った時...あらゆる姿勢であっても、美しく見えることをゲストに証明してみせた。
フリンジや大ぶりジュエリーでアクセント
ピュアでミニマルな印象にアクセントを加えているのが、繊細なフリンジのアクセサリーや、貝殻やベルなどをモチーフにした大ぶりのメタリックジュエリー。より一層エレガントになったイブニングドレスなどとマッチするようにと、レザーのクラッチバッグやハイヒールのスリングバッグシューズなども提案されている。
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