2020年2月23日 15:55
グッチ 2020-21年秋冬ウィメンズコレクション - 愛すべき儀式
ゲストは彼らと同じ場所に立ち、ショー直前の様子を目にすることができるのだ。
ショーがスタートすると会場中央にメリーゴーランドのように回転するフィッティングルームが登場。ローブを纏ったモデルとスタッフが、ゲストの前で“生着替え”を披露する。
折衷主義的なエレガンス
モデルたちに次々と着せられていくウェアは、チェック柄ジャケット&パンツのセットアップやラッフルをたっぷりと重ねたロングドレスなどクラシカルなスタイルがベース。上品な光沢のあるサテンやベロア、レースなどの素材遣いも相まってエレガントな印象を受ける。
ただしミケーレの折衷主義は健在で、ロマンティックなチュールスカートにハードなハーネスをスタイリングしたり、チャイナボタンをあしらったコートにフォークロア調のフラワープリントスカートを合わせたりして、ミックスアンドマッチを楽しんでいる。またひよこを散りばめたセットアップや丸襟のワンピースなど、既に発表されているメンズコレクションと同様に子供服から着想を得たピースも顔を出した。バッグ&シューズはよりクラシックに
バッグ&シューズもクラシカルなレザーアイテムが主流。
ミニサイズのワンハンドルバッグや、ボースビットをあしらったバッグ「グッチ 1955 ホースビット」