ドキュメンタリー映画『パヴァロッティ 太陽のテノール』“神の声”を持つテノール歌手の生涯
U2のボノなど23人へのインタビュー映像
23人のインタビュー映像にも注目。彼らの告白が、生きることのすべてを全力で愛した男の輝かしい日々を浮き彫りにする。たとえばU2のボーカリスト・ボノは、パヴァロッティのアーティストとしての信念を証言。マネージャーやエージェントはショービジネスの裏側を明かし、前妻、最後の妻、3人の娘たち、そして愛人は欠点が同時に魅力だったという彼の素顔を告白する。
“人類史上最高の歌声”を映画館で体感
ハイCと呼ばれる高音を軽々と出す並外れた音域と、力強く芳醇な声量による“人類史上最高の歌声”を、最新技術でスクリーンに蘇らせたのは、アカデミー賞に3度輝いた実績を持つ録音技師クリストファー・ジェンキンズ。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などでも活躍した彼が、ロンドンのアビー・ロード・スタジオで、臨場感あふれる音体験をもたらすドルビーアトモスの多次元音響技術とパヴァロッティの歌声の輝きを結合させた。鑑賞者は映画館に居ながら、同じ部屋の中で生の歌を聴いたときに体で感じる力強さや鋭さを味わうことができる。
【詳細】
ドキュメンタリー映画『パヴァロッティ 太陽のテノール』
公開時期:2020年
出演:ルチアーノ・パヴァロッティ、ボノ、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ
監督:ロン・ハワード
字幕翻訳:古田由紀子
字幕監修:堀内修
<劇中に登場するパヴァロッティ歌唱楽曲>
プッチーニ「ラ・ボエーム」