2021年3月17日 15:40
ルイ・ヴィトン 2021年秋冬ウィメンズコレクション - “黄金時代”のロマンを辿って、普遍性と神秘
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、2021-22年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。
美の哲学が花開いた“黄金時代”に思いを馳せて
フランス・パリのルーヴル美術館内、ミケランジェロ・ギャラリーとギャラリー・ダリュを舞台に展開された今季のルイ・ヴィトン。文明の本質が築かれた黄金時代にまで遡り、古代ギリシャ・ローマ世界のイメージをクリエーションに投影した。美の哲学が花開いた不朽の時代へと思いを馳せ、ロマンあふれる壮大な叙事詩を紐解いていく。
フォルナセッティとコラボレーション
鍵を握るのは、イタリアのアーティスト、ピエロ・フォルナセッティのアートワーク。1940年にフォルナセッティが設立した「フォルナセッティ・アトリエ」とコラボレーションし、古代のイメージを掻き立てる繊細な彫刻を描いた絵画をウェアに落とし込んでいる。
ルイ・ヴィトンのウィメンズ アーティスティック・ディレクターであるニコラ・ジェスキエールは、コラボレーションのために13,000点におよぶ「フォルナセッティ・アトリエ」のアーカイヴからフォルナセッティ特有のテーマ、アートワークをセレクト。古典主義を探求し、美的なイマジネーションを駆使して描き出されたフォルナセッティのアートワークは、現代や未来とも呼応する普遍的なクリエイティビティと神秘的な感覚を呼び起こす。