ジョン ローレンス サリバン 2021年秋冬コレクション - 身体を守る衣服、様々な“防”の追求
スポーツウェアやワークウェアの“プロテクト”ディテールも
さらに、チェスターコートやテーラードジャケットには、アイスホッケーのキーパーウェアから着想を得たキルティングパッドをオン。同様のキルティング地を採用したパンツは、脚の中心を走るように上下通じたジップを走らせ、複数のポケットをあしらうなどアクティブな佇まいに仕上げている。
また、日射病などを防ぐ女性用ゴルフウェアのネックゲーターから派生させたマスク付きカットソーや、工事現場で働く作業員の鉄板入りシューズからイメージを膨らませた金属のシューアクセサリーなども登場。
前身頃にレイヤーを施したパンツやスカートは、防護の役割を果たす「チャップス」をイメージ。スラックスの上から重ねたスカートはハイウエスト仕様で腰から膝周りまでを覆い、ミニスカートの上からカバーする「チャップス」は用途に応じて前を開閉できる仕様になっている。ひざ上まで脚をカバーするサイハイブーツもまた、防護の意味合いで用いられた。身体にフィットしたジャストなシルエット
シルエットは、身体を“プロテクト”するのに適したジャストなフィット感がメインとなっている。ハイウエストのセンタープレスパンツやスカートには、陸上競技などのスポーツウェアを彷彿させるタイトなタンクトップをコーディネート。